VMware Playerに「Windows 8 Consumer Preview」をインストールしよう!

本日公開されたWindows 8のConsumer Preview版は登録なども必要なく誰でも無料でダウンロードして試すことができます。そこで今回紹介するのは時期windows OSであるWindows 8のConsumer PreviewをVMware Player上にインストールする方法です。Developer Previewの時と異なり、標準で日本語に対応しております。
しかしながら、実機に導入するのはリスキーですし色々と面倒なので、今回はVMware Player上に仮想環境で導入してみたいと思います。Windows 8を試してみたい方はぜひこの方法で導入することをお勧めします。
システム要件

Windows 8 Consumer Preview は、Windows Vista と Windows 7 が動作するのと同じハードウェアで問題なく動作します。
プロセッサ: 1 GHz 以上
RAM: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
HDDの空き領域: 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット)
グラフィックカード: Microsoft DirectX 9 以上のグラフィックス デバイス
特定の機能を使用するための追加要件:
タッチを使う場合は、マルチタッチに対応しているタブレットまたはモニター
Windows Store にアクセスし、アプリをダウンロードして実行する場合は、アクティブなインターネット接続と 1024 x 768 以上の画面解像度。
アプリをスナップする場合は、1366 x 768 以上の画面解像度
VMware Playerに「Windows 8 Consumer Preview」を入れる方法!

1 Windows 8 Consumer Preview ISO formatsからWindows 8 Consumer Preview 64-bit Japanese (x64)をダウンロードして、プロダクトキーをコピーします。

2 VMware Playerを起動し、「新規仮想マシンの作成」を選択します。VMware Playerをインストールしていない人は以下の記事を参考にVMware Playerを導入してください。
→仮想マシンを実行できるフリーソフト「VMware Player」を使おう!

3 インストーラディスクイメージファイルに先ほどダウンロードしたisoファイルを選択します。

4 Microsoft Windowsにチェックを入れて、バージョンは「Windows 7 x64」を選択します。

5 ここの項目は空白で「次へ」を押します。

6 「はい」を押して次へ進みます。

7 仮想マシン名を入力して、仮想マシンを置く場所を決定します。その後、「次へ」をクリックします。

8 仮想マシンのディスクの最大サイズを指定して、「次へ」を押します。

9 「ハードウェアをカスタマイズ」をクリックします。

10 続いて仮想マシンの設定ですが、Windows8は64bitの場合は2GB以上がシステム要件になっているので、2GB以上に設定します。今回はメモリがたくさん搭載しているマシンなので仮想マシンには4GBに設定しました。

11 続いてプロセッサコアの割り振りを行います。4コアに設定しておけば十分です。その後「閉じる」を押します。

12 「完了」をクリックします。

13 これでWindows 8のインストールが開始されます。

14 「セットアップを始めています」と表示されるのでちょっと待ちます。しばらくすると「無人応答ファイルから <ProductKey> 設定を読み取れません。」と表示されるので、上にある「仮想マシン」→「パワー」→「パワーオフ」を押して一旦Windows8を閉じます。
※「無人応答ファイルから

15 Windows 8 CPの「仮想マシン設定の編集」を押します。

16 ハードウェアのフロッピーを選択して「削除」を押します。

21 「OK」を押して閉じます。その後、Windows 8 CPを再度起動します。

22 日本語が指定されているので、そのまま「次へ」を押します。

23 「今すぐインストール」をクリックしてインストールを開始します。

24 先ほどWindows8 ISOファイルをダウンロードした際にコピーしておいたプロダクトキーを入力します。

25 「同意します」にチェックを入れて「Next」を押します。

26 「カスタム設定」を選択します。

27 「ドライブ0の割り当てられていない領域」を選択して「次へ」を押します。

28 インストールが終わるまでしばらく待ちます。

29 この画面が出ると自動的に再起動します。

30 「デバイスの準備中」と表示されるのでしばらく待ちます。

31 インストール終了後はパソコンの設定を行います。まずはパソコンの名前を入力します。

32 「簡単設定を使う」を押します。

33 Microsoft LiveIDのメールアドレスを入力します。

34 パスワードを入力して「次へ」をクリックします。

35 「アカウントを作成しています」と表示されるのでしばらく待ちます。

36 あと少しらしいです。

37 これでインストール完了です。
続いて「VMware Tools」を導入します。「VMware Tools」を導入することで仮想マシンとメインマシンとの移動、ファイルの転送が容易になったり、画面サイズの変更ができるようになるなど非常に便利になるので真っ先に導入しましょう。
「VMware Tools」の導入方法!

1 「ツールのインストール」が下に表示されるのでクリックして起動します。

2 右上に「DVDドライブ(D:)VMware Tools」と表示されるのでクリックします。

3 「setup64.exeの実行」をクリックして起動します。

4 「VMware Tools」のインストールが始まるので「次へ」をクリックします。

5 「標準」を選択して「次へ」を押します。

6 「インストール」を押します。

7 インストールが終了するまでしばらく待ちます。

8 これで「VMware Tools」のインストールは終了です。
「Windows 8 Consumer Preview」のレビュー

これが起動時のログイン画面です。

起動するとMetro Styleになります。これがWindow8ではデフォルト状態です。

「デスクトップ」をクリックするとWindow7でおなじみのデスクトップ画面が表示されます。Developer PreviewではWindows 7と同じような背景でしたが、Consumer Previewからは魚が表示されて水槽のようなデザインになりました。

新しくなったエクスプローラーのUIです。Developer PreviewではWordやExcelのようなリボンが標準搭載されてごちゃごちゃしていましたが、Consumer Previewではよりすっきりしたデザインになりました。

スタートボタンの代わりのように新しく右側にコントロール画面が追加されました。

設定にあるシャットダウンからPCを落とすことができます。

今まであまり変化のなかったタスクマネージャーですが、Windows8から大きくデザインに変化が加わりました。今までより、今風のデザインでシンプルな表示になり見やすくなりました。

アプリの表示画面もシンプルです。

Windows8からは標準でInternet Explore10が搭載されています。IE10ではCSSドラえもんが正しく表示できます。IEもやっとまともに表示されるようになり、製作者としてはうれしい限りです。
VMware関連記事では以下の記事もあるので興味のある人はぜひご覧ください。
→Windows7の「Windows XP Mode」をVMware Playerで使おう!
今回の個人的感想
ついにWindows 8のConsumer Preview版が公開されました!VMへのインストール時間は20分程度と思った以上に高速で、実機ならそれ以上に早いのではないかと思われます。それにしてもDeveloper Previewと比べてConsumer Previewは色々と変化がありましたねー。
背景画像も魚で水槽のようなデザインになり、いろいろとすっきりしたレイアウトに変更されていますね。ただ、Developer Previewであった機能がなぜかConsumer Previewではなくなっている気がしました。まあ機能性かもしれませんが。。。
windows8をちょっと使ってみた感想としては、前回も言いましたがタッチパネルじゃないのでMetro Styleの良さが全く伝わってこないというところでしょうかね。タッチパネル端末では良いのかも知れないが、デスクトップではMetroはむしろ使い勝手が悪い気がする。まあ、新しいもの好きとしては色々面白いので、もっと弄って遊んでみたいと思います。
それにしてもスクリーンショットの数が多すぎてやばい苦労しましたね・・・。
苦労したのに突っ込むのもあれですが
メモリの設定の文章が2回出てきてますよ
スクリーンショットの番号もおかしいですしw
枚数が多かったせいで色々とおかしなことになっていたようです。
早速メモリの部分と番号の修正をいたしました。
ご報告ありがとうございました!
うまく導入できました。ありがとう。
このページを参考に、無事、インストールできました!
本当にありがとうございます。
xp modeは存在するのでしょうか?
Google先生に導かれてこちらを訪れました。
手取足取りの解説,ありがとうございました。
おかげさまでVMwarePlayerでのWin8インストール無事完了です。
いろんな意味でWindows8はショック。
今までのユーザは最初はかなり戸惑いそうですね。
WindowsアプリケーションやWebアプリ開発のUI設計&デザインに関わる仕事をしているので,この変化は影響大です。
でも楽しみでもありますねー
はじめまして
ウィンドウズ8とは 関係がないのですが、 画像をクリックすると原寸?されるプラグインみたいなのは 何を使っていますか?
出来たら 教えてください!
はじめまして。大変分かりやすかったです!
が、スクリーンショットの23の後で「DVDドライバーの読み込み」が出てきて「デバイスドライバーが見つかりませんでした」で終わってしまいました・・・
はじめまして。大変分かりやすかったです!
が、スクリーンショットの23の後で「DVDドライバーの読み込み」が出てきて「デバイスドライバーが見つかりませんでした」で終わってしまいました・・・
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大変わかりやすかったので、
苦労することなく、インストールすることができました。
ありがとうございました。
Windows8 Release Previewでも同様の手順でインストールできました!ありがとうございました。