VMware Playerに「Windows 10 Technical Preview」をインストールしよう!

本日公開された次期WindowsOSとなるWindows 10 Technical Preview版はMicrosoft Liveアカウントを持っていれば誰でも無料でダウンロードして試すことができます。そこで今回紹介するのはWindows 10のTechnical PreviewをVMware Player上にインストールする方法です。
Windows 10 Technical Previewを試してみたい人も実機に導入するのはリスキーですし色々と面倒なので、今回はVMware Player上に仮想環境で導入してみたいと思います。Windows 10をすぐに試してみたい方はぜひこの方法で導入することをお勧めします。
PC に詳しいユーザーを対象としたプレビュー
Windows Technical Previewは、将来の Windowsをいち早く体験できる、ごく初期のプレビュー版です。これは開発中のバージョンでにあることにご注意ください。開発が進むにつれてビルドの信頼性、速度、互換性が向上し、さまざまな機能が使用可能になっていく予定です。Windows Insider Preview Program に登録すると、より頻繁に更新されるビルドを入手して、新機能を一番に試すことができます。
今回の場合はVMware Player上に仮想環境で導入するため、実機に導入するのと異なりリスクは少ないため、ある程度のパソコンの知識があれば導入して試すことが可能です。
システム要件

基本的に、Windows 8.1 を実行できる PC であれば、インストールを行うことはできます。対応状況がわからなくても心配はいりません。Windows がシステムをチェックして、プレビュー版をインストールできるかどうかを確かめてくれます。
CPU: 1 GHz 以上
メモリ: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
ハード ディスクの空き容量: 16 GB
グラフィックス カード: Microsoft DirectX 9 グラフィックス デバイス (WDDM ドライバー付き)
Microsoft アカウントとインターネット アクセス
Windows 10 Technical Previewのダウンロード

1 Windows Technical Previewのダウンロードページにアクセスして、「今すぐ開始」を押します。
Windows Technical Preview - Microsoft Windows
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview

2 「join now」を押します。

3 MicrosoftのLiveアカウントでログインします。

4 規約を読んで「I Accept」を押します。

5 「Install Technical Preview」を押します。

6 ダウンロードページに飛ばされます。

7 英語 64 ビット (x64)をダウンロードします。プロダクトキーがありますが、なぜか使用しなくてもインストールできました。プロダクトキーを求められた場合は以下のキーを入力してください。
プロダクト キー: NKJFK-GPHP7-G8C3J-P6JXR-HQRJR
VMware Playerに「Windows 10 Technical Preview」を入れる方法!

1 上記手順でWindows 10 Technical Previewのダウンロードします。

2 VMware Playerを起動し、「新規仮想マシンの作成」を選択します。VMware Playerをインストールしていない人は以下の記事を参考にVMware Playerを導入してください。
→仮想マシンを実行できるフリーソフト「VMware Player」を使おう!

3 インストーラディスクイメージファイルに先ほどダウンロードしたisoファイルを選択します。

4 Microsoft Windowsにチェックを入れて、バージョンは「Windows 8 x64」を選択します。

5 仮想マシン名を入力して、仮想マシンを置く場所を決定します。その後、「次へ」をクリックします。

6 仮想マシンのディスクの最大サイズを指定して、「次へ」を押します。

7 「ハードウェアをカスタマイズ」をクリックします。

8 続いて仮想マシンの設定ですが、Windows8は64bitの場合は2GB以上がシステム要件になっているので、2GB以上に設定します。今回はメモリがたくさん搭載しているマシンなので仮想マシンには4GBに設定しました。続いてプロセッサコアの割り振りを行います。4コアに設定しておけば十分です。その後「閉じる」を押します。

9 先ほど作成したWindwos 10 Technical Preview x64を起動します。

10 これでWindows 8のインストールが開始されます。

11 Input and currency formatにJapanese(Japan)を選択して「次へ」を押します。

12 「Now Install」をクリックしてインストールを開始します。

13 Setup is startingとなります。

14 「I accept the license terms」にチェックを入れて「Next」を押します。

15 「Custom:Install Windows only(advanced)」を選択します。

16 「Drive 0 Unallovated Space」を選択して「Next」を押します。

17 インストールが終わるまでしばらく待ちます。

18 「Getting ready」と表示されるのでしばらく待ちます。

19 インストール終了後はパソコンの設定を行います。「Use express setting」を押します。

20 アカウント名とパスワードを入力して「Next」をクリックします。

21 「I can't do this right now」を押します。

22 「Next」を押します。

23 「Next」を押します。

24 アカウントをセットアップしています。

25 セッティング中です。

26 新しいアプリをストアから手に入れられます。

27 これでインストール完了です。
続いて「VMware Tools」を導入します。「VMware Tools」を導入することで仮想マシンとメインマシンとの移動、ファイルの転送が容易になったり、画面サイズの変更ができるようになるなど非常に便利になるので真っ先に導入しましょう。
「VMware Tools」の導入方法!

1 VMwareの左上にある「Player」の管理からVMToolのインストールを押します。「ツールのインストール」が下に表示されるのでクリックして起動します。

2 右上に「DVDドライブ(D:)VMware Tools」と表示されるので「Run setup64.exe」をクリックします。

4 「VMware Tools」のインストールが始まるので「次へ」をクリックします。

5 「標準」を選択して「次へ」を押します。

6 「インストール」を押します。

7 インストールが終了するまでしばらく待ちます。

8 これで「VMware Tools」のインストールは終了です。

8 再起動を求まれるので「はい」を押します。

8 再起動しています。

8 再起動後はVMware Toolsが適用されているので、画面サイズの変更やコピー&ペースト、ファイルの移動などができるようになります。
「Windows 10 Technical Preview」のレビュー

8で省略されたWindowsボタンのスタートメニューが復活しています。

Windwosボタンにある電源からシャットダウンできます。

タスクマネージャーとエクスプローラーは8から変わっていません。

検索ボタンが設置されました。

今回の一番の大きな変化のカスタムデスクトップによるアプリをグループ化することができるようになりました。これによりデスクトップをより広く使うことができます。
今回の個人的感想
ついにWindows 10 Technical Preview版が公開されました!Windwos9になると思われていた名前がまさかのWindows10ということでMicrosoftのナンバリングは本当に統一性がないというか自由というか・・・。
VMへのインストール時間は10分程度とかなり高速でした。実機ならそれ以上に早いでしょうね。Windwos10の大きな変化としてはWindwos8で廃止されたWindwosボタンの復活です。Windwosボタンを押しても以前のようなメトロスタイルに飛ばされることがなくなりました。あとはカスタム デスクトップが追加されました。これにより複数のデスクトップを切り替えて表示することが可能になりました。より幅広くデスクトップを使用することができるため効率もアップしますね。Macにもこういう機能がついてますよね。
使ってみた感じではカスタムデスクトップによるアプリのグループ化とWindowsボタンによるスタートメニューの復活が大きな変化で、それ以外には特に8と同じような感じでしたね。まだ初期段階のプレビュー版なので今後に期待したいところです。
それにしても今回もスクリーンショットの数が多すぎて非常に苦労しました・・・。
>4 Microsoft Windowsにチェックを入れて、バージョンは「Windows 7 x64」を選択します。
Windows8 x64の間違いでは?
>>10431
これはWindows8が正しいです。早速記事を修正いたしました。ご報告ありがとうございました。
Getting readyとなったまま円がするグルグル回っているだけで変化がありません
30分ぐらいたつのですが終わりません。
こんなに時間がかかるのでしょうか。
メモリは4GB入れました
USB2.0環境でいれると、かなり時間がかかりました。
Windows 10 Technical Preview日本語版の1月のもの(ビルド9926)をいれたので、
もしかすると、もしかするとこちらのバージョンだと時間がかかるのかもしれません。
>10537
初期設定ではCPUが1コアになっています。
2コア以上にすればインストール出来るのでは。