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OSの再インストール時のアクティベーションを省略!

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Windows XPでは「プロダクトアクティベーション」という認証があります。これはソフトの不正コピーを防止するために30日以内にマイクロソフトの認証を受けないと継続利用できない仕組みです。通常はOSの再インストール時にもアクティベーションが作動します。
このアクティベーションにはいくつかパターンがあります。

Aパターン そもそもアクティベーションを要求されない場合。
Bパターン アクティベーションを要求されるがインターネットを通じたアクティベートで問題なく終了する場合。
 ちなみにアクティベートの要求では3つのパターンがある。
 B-0パターン  30日以内のアクティベーションを要求。
 B-1パターン  3日以内のアクティベーションを要求。
 B-2パターン  ただちにアクティベートを行うことを要求。

インターネットや電話で認証は受けられますが、システムの調子が悪くなりOSを再インストールしただけでも、再度アクティベーションを受けなくてはならない場合があります。既にアクティベーションが済んでいる場合でBパターンの時、次の方法でそれを省略できる方法があります。

その省略の方法を紹介します。まずは、システムをインストールしたドライブの、\Windows\System32フォルダにある「wpa.dbl」というファイルをバックアップします。OSを再インストール後、同じ場所にある「wpa.dbl」ファイルを、バックアップしたファイルで上書き保存すればOKです。

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ただし、PCのハードウエア構成が変わった場合は、再度アクティベーションが必要になります。

今回の個人的感想




OSのアクティベーションはMicrosoftがWindowsを不正利用されないために用意したものではありますが、正規版を購入しているユーザーにもこういった不便を強いるのはやめてほしいですね。不正利用は良くないことですが、その対策によって正規ユーザーが電話したり面倒な手順を踏まなければならないのはおかしな話です。

このあたりはもう少しどうにかいい方法があれば良いのですけどね。

パソコンやスマホなどのガジェットに興味があり、大学で情報工学の勉強してシステムエンジニアに。ブログ歴は15年以上。ITの専門的な知識はそこそこあり、国家資格の情報処理技術者試験のスキルレベル4「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などを取得。

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