LinuxをUSBブートできるMP3プレーヤーのwizpyを買ってみた!

今回紹介するのはTurbolinuxをUSBブートできるポータブルオーディオプレーヤーのwizpyです。wizpyはポータブルプレーヤーでLinux OSを持ち運ぶことができるという新しい可能性を秘めており、非常に面白い商品でしたが販売当初は定価が29800円とバカ高いためあまり売れず、価格を9800円に改定した後もそれほど売れていませんでした。今回amazonで破格で投げ売りされたことで私も一台購入してみました。
購入したのはAmazonで価格は4GBのメモリを搭載したプレーヤーとしてはかなり格安の3100円ということでしたし、メディアプレーヤー以外にもLinuxのUSBブートも使えるということもあり、見た瞬間すぐに購入してしまいました。まあ実際に購入したのは2月でしたけど。。。
wizpyの特徴
wizpyの簡単な説明としては、1.7インチの有機ELディスプレイと4Gバイトのフラッシュメモリ(内1.2GBはLinux領域)を搭載した携帯型デジタルオーディオプレーヤーで、パソコンに接続して起動時にブートデバイスとして指定することで、Linux(Turbolinux FUJIベース)としても利用できる。これにより接続するPCを問わず自分のPC環境をいつでも持ち運ぶことが可能。パソコンとの接続にはUSBを用いており、すべてのデータは本体の中に保存できるため接続したパソコンには記録は残らないようになっている。
PCと接続時はマスストレージ、USBオーディオ機器として認識される。
音楽再生(OGG,MP3,WMA)
音声録音(MP3)
FMラジオ
静止画表示(JPEG)
動画再生(XviD)
テキスト表示(.utfのみ。.txtは不可)
Turbolinuxにプリインストールされている主なアプリケーション
ウェブブラウザ(Firefox)
電子メールクライアント(Thunderbird)
オフィスソフト(OpenOffice.org)
日本語入力システム(ATOK)
Skype
音楽再生(Amarok)
画像ビューワー(showimg)
メディアプレーヤー(Turboメディアプレーヤー ※wmvの再生が可能)
RealPlayer
DVDリッピングツール(TurboRip)
PDFビューワー(Adobe Reader)
Adobe Flash
Java Runtime Environment
ricoh fonts
wizpyのレビュー
まずは箱から見てみましょう。

箱は透明なケースに入っています。今まで購入してきた他のプレーヤーの箱に比べると多少安っぽい感じがします。
箱の中身

続いて入っているものを簡単に紹介。
・wizpy本体
・ユーザーガイド
・wizpy OS起動CD
・USBケーブル
・イヤホン
・オーディオケーブル
・USBケーブル
・ストラップ
・保証書
本体

ボタン配置は普通のプレーヤーとはちょっと異なっています。

裏側にwizpyと書かれています。

下側にはマイクとUSBケーブルの差込口が付いています。

上側にはマイク端子とイヤホン端子があります。

USBケーブルを挿した画像。左側にはロックボタンとRESETボタンがあります。

音楽を再生中の画面。かなりシンプルな表示ですが、サウンドにあわせてゲージが動いたりします。

メニュー画面。音楽再生、ラジオ、録音、フォトブラウザ、ビデオ再生、録音、テキストなどがあります。音楽再生はOGG,MP3,WMA、動画再生はXviD再生可能。音声録音はMP3形式で静止画表示はJPEG。テキストは.utfのみで.txtは不可なのでちょっと不満ですね。
Turbolinux

wizpyを使ってEeePCでTurbolinuxを起動してみたいと思います。まずUSBを接続した状態でEeePCを起動します。

ユーザ名とパスワードを入力します。

これだけでTurbolinuxが起動します。

Turbolinuxのデスクトップ画面。
スキン

裏技としてはwizpy(ファームウェア)内の画面データを書き換えることでスキンを変えることができます。

wizpy@wikiにいろいろなスキンがあるのでいろいろ変えて楽しむことができます。時間があったらスキンの書き換え方の記事も書きたいですが需要なさそうだしどうしようかな・・・。
スキンの変更方法を記事にしました!スキンを変えたい方はぜひ試してみてください。
→WizpySkinUtyでwizpyのスキンを簡単に書き換える方法!
最終評価
結論としてはなかなかいいと思います。値段が3100円にしてはTurbolinuxとか面白いものもありますし、なんだかんだで4GBでこれだけの性能ならコストパフォーマンスは結構高いと思う。Turbolinuxに容量を持っていかれるのがちょっと難点だが、Turbolinuxがいらないならば削除して4GBという容量をフルに使うことも可能である。
音楽再生についてはMP3とWMA以外にもoggに対応しているし、動画再生はちょっと画面の大きさ的に問題があるが使えないこともないレベルである。ひとつ気になったのがTurbolinuxとしてではなく、USBフラッシュとして認識させたときにオーディオデバイスと認識して接続しているイヤホンから音が出るようになっている。この機能ははっきり言っていらないように感じました。
個人的にはスキンが変更できるのが面白くていいですね。自作できる能力のある人なら世界で一つだけのオリジナルのプレーヤーにすることができますしね。
おススメ:★★★
値段 :★★★★
性能 :★★★
価格が安いのでぜひ一つ購入してみては?
→Turbolinux wizpy 4GBを購入する
>ひとつ気になったのがTurbolinuxとしてではなく、USBフラッシュとして認識させたときにオーディオデバイスと認識して接続しているイヤホンから音が出るようになっている。この機能ははっきり言っていらないように感じました。
デバイスマネージャでUSBオーディオデバイスを無効にすると普通にPCから音がでるようになります。
skypとか出来たら面白いんですがねw
MP3プレーヤー持ってないしこの値段なら買ってみようかな
音良くなさそうだけど3000くらいなら欲しいな
amaoznになってますよ
ほしくなってきたから買おうとしたけど白以外は4000越え…
親から15000円支給されたけどかうのやめようかな…?
質問です
買ったあとのユーザー登録とかは
全部ただですか???
いや、MP3プレーヤーを持ってなかったので買いました。
黒が欲しかったのですが、無かったので白3400円で。
Turbolinuxも面白いと思ったのですが、
三度ほど、途中でフリーズされたため、削除して4GBで使用。
管理人様
スキンの書き換え方の記事希望します
機会がありましたら是非お願いいたします