またまたパソコンが壊れたお話。。。

今回は久しぶりにこっちのブログでひとりごとを書きたいと思います。特に内容のある話でもない割にはいつもの記事以上の文章の多さで、しかもおもしろい落ちとかも用意していないどころか、ものすごい現実を突きつけられただけなので、暇な人以外はスルーしてください。
私の自作パソコンはよく故障します。そのことについてはマジでパソコンが壊れました。。。などの記事をみれば分かると思いますが、一昨日も故障かと思われる事件が起こりました。記事でも書こうかと電源を付けると普段通りにファンが回りだし、起動すると思いきや突然電源が落ち、その後電源のオンオフを押しても一切電源がつかない。
昨日までちゃんと動いていたのになぜ動かない?
最初はどこかの配線でも外れてるのかな?などと考えつつ、PCケースを確認してもどこも異常がない。とりあえずコネクタというコネクタを接続し直したが動く気配がない。この時、前回の電源故障の事が記憶から呼び起こされ、また電源が故障したのかと安易に考えていた。
前回電源を注文してから届くまでにえらい時間がかかり、その間全くデスクトップが使えないという最悪の状況がまた続くのかと一気にテンションがガタ落ちしてしまったことは言うまでもない。三か月前に買い換えたばかりなのにまた電源が壊れたのか~と思いながらも、デスクトップパソコンは絶対必要なのでしぶしぶ電源を購入することした。
今回は急ぎの用もあったため安い電源で一時的に凌ごうと考え、とりあえずAmazonの当日お急ぎ便を使って安めの電源を注文した。午前3時に注文した電源がその日の夕方6時ごろに到着するという、お急ぎ便のすばらしさに改め感動しつつ、請求書に当日お急ぎ便500円の文字に驚いた。いつのまにか値上げされていたお急ぎ便だったが、注文したその当日にちゃんと届くんだから、多少の値上げはしょうがない。time is money 時は金なりで時間を金には替えられるだったら当然対価は支払われるべきである。こういう急いで商品がほしいときにはお急ぎ便は最強に便利だと考えながら、さっそく電源の交換に取り掛かった。
とりあえず電源が故障であることを確認したかったため、マザーボードのコネクタを接続して電源を入れてみた。結果としてはちゃんとマザーボードの電源がつくことが確認できた。そこでふと前の電源をつないでみたくなり、接続して電源ボタンを押すとなんと電源がつくではないか。
あれ?マザーボードの電源がつくぞ。。。
昨日は全く反応なかったのにと、不可思議な現象に疑問を抱きながらも、とりあえず故障じゃなかったということに安堵し、無駄に電源を買ってしまったことに対する空しさを感じていた。
とりあえず、取り外していた電源を元に戻して、何事もなかったようにPCを起動して記事でも書くかなと思い電源ボタンを押す。普通に電源がつきファンも回りだしたので、起動までしばらく待っていると、異変に気がついた。
あれ?ロゴ表示までいかない。。。
画面は一向に暗いままで、BIOSの起動はおろかロゴの表示すらしない。ちょっとまてwと意味が分からず軽く笑ってしまったが、とりあえず原因を究明することが先決なので、再びケースを開けて原因になりそうなところを調べてみた
が、どこも異常がない。
いや、起動しなんだからこの表現は間違っているが、異常らしい異常が見つからないのも事実である。再び電源も新しいものに交換してみたが起動しない。やはり電源が原因ではないようだ。メモリも差し替えてみたし、グラボも以前のものと交換してみたが動作しない。こうなってくるとCPUとマザーボードのどちらかが故障している以外は考えられない。CPUとマザーボードの交換になるとかなりの手間と出費になるため、一番壊れてほしくない部位なのだが、そうも言っていられない。
CPUの交換は自作PCをやったことある人なら分かると思うが、交換する際にはグリスを拭き取って新しいグリスを塗らないといけない。これは他のメモリやグラボと違って非常に面倒である。なにせ、シリコングリスをどこに置いたかわからないため、探すところからスタートしなければならない。
30分ほどでグリスを発見し、さっそくCPUの交換に取り掛かった。まず最初に馬鹿でかいヒートシンクを取り外さなければならない。取り外しはいつもより簡単にできたので、とりあえずCPUは以前使っていたintel Core2 Duo E6600に交換してみた。
普通に動かね。。。
この時点でマザーボードが原因であることが確定。三万円以上して買ったCPUが原因でなかったのはうれしいことであるが、同時に三万円近くして買ったマザーボードが原因であるという点には非常に残念である。先ほどの作業を巻き戻して、CPUをQ6700に交換し、再度グリスを塗る作業を行った。いつものことだが私のパソコンのCPUのヒートシンクは外すのは簡単だが取り付けが非常にしにくいのが嫌いで、今回もものすごい時間がかかってしまった。それと普段より力を入れすぎた気もした。
ヒートシンクの取り付け途中で接続部分が曲がってはいけない方向に曲がっていたことはなかったことにして忘れよう
なんだかんだでマザーボードが動かない原因であることが分かったのはいいが、それは新しいものに交換することを意味するわけで、それは非常に面倒なことであり、当然のことながら心も財布も痛む。そんなわけで落胆しながらも、ノートPCでどのマザーボードを買おうかと悩んでいると、ふとある事に気がついた。
もしかして、マザーボードのボタン電池じゃね?
PCを自作したことをある人なら分かると思うがマザーボードにはボタン電池がついている。このボタン電池はBIOSの内容を保持したり、システムの時計にも使われているものだ。故障の際には電源やグラボなどが即座に思いつくが、マザーボードのボタン電池には目が行っておらず完全に忘れていた。

マザーボードのボタン電池を取り外し、電池チェッカーで残量の計測をしてみるとLow Batteryとなっていた。以前購入しておいたボタン電池のCR-2032があることを思い出し、さっそく交換してみると

Windowsが起動した!
なんと起動しない原因は電源でもマザーボード本体でもCPUの故障でもなく、マザーボードボタン電池の電池切れが原因のようでした。壊れたどころか、ただの電池切れですよ。。。たしかに今まで2年ちょい間に一回もマザーボードのボタン電池を交換していなかったとはいえ、ボタン電池一つでひどい目に逢った。
今回の件で時間を浪費し苦労を強いられた上に、無駄な電源を買ってしまったことは悲しいが、とりあえず動いてよかった。まあ結果的にいい勉強になりましたよ。皆さんもマザーボードのボタン電池には注意しましょうね!
ウィルスとかじゃなくてよかったですね。
気をつけーます!
アドバイスあんざす
大変だったねw
確かにマザボのボタン電池は見落とししやすいですよね。
私もPCは自作派なのでこんどそのようなことがおこったら注意してみます!
自作したことないけど、よく気がついたって感じですね。
当方はついこの前に1年ちょいで電源500wが独特の基盤くさいのが部屋に充満してて焼けて亡くなりましたが、今回は何の兆候、前触れ無くでした。いやいや・・・
PC内部が熱すぎる。というのがあるんじゃないか?と思うんだよ。
まぁ、東南アジア系の安物の氾濫、そういった経緯での電池の品質、性能低下もあるんだろうけどね。
粗悪品でも気にせず使える環境もあるけどね。
品質の良いものでこそ使えてた、壊れずに済んでいた、しかし、粗悪品な素子を使ったのでその問題がバレてしまった、というのが、2000-2003年頃のマザーボードのコンデンサ不良の裏にあるような気がするわけさ。
初めてコメします。
いつも拝見してます^^
大変でしたね(汗
PCの自作はしないのですがいろいろといじるので、似たような症状がでた時には参考にさせていただきます。
マザーボードのボタン電池は交換したことがありますけど、
そのときの症状は、PCの時刻設定が電源を切るたびにリセットされてしまうというものでした。
コンセントを抜くとリセットされて、シャットダウンしても抜かなければリセットされなかったので、電池かな?と当たりを付けましたが、このケースとは結構違いますね。
パソコンは難しい・・・
マザーボード、故障してなくて良かったですね。
ボタン電池は普段は目立たないが、、、何年に一回はこのような感じで大暴れするから困ったもんですね^^;
でも結果的に無事でしたので一安心でした。
これからも拝見させていただきますので、よろしくお願いいたします。
二年ぐらいで電池切れする物なのか。
PCが故障したら真っ先に交換しようw
まあ、無事?でなによりです。
いつもブログ拝見させて頂いてます
マザボの電池ですかぁ…自分も以前似たような症状になって、どうせなら、と思ってPC一式取り替えた経験があるんですが、もしかしたらあれも電池だったのかもしれないですね
貴重な情報をどうもありがとうございます
10年ぐらい使ってるけど電池の交換なんかしたことないな
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いつも楽しく拝見させております。私も先週パソコンが壊れまして(笑)この記事のことを思い出し、ボタン電池を交換した所、復活しました。本当にありがとうございます。