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PHILIPS(フィリップス) のヘッドフォン SHL9600を使ってみた!

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前回のPHILIPS SHE9551に引き続き、第3弾はSHL9600というヘッドフォンをフィリップス様から提供していただいたので、そのレビューを書きたいと思います。ちなみにPHILIPSについて知らない人のために説明をしておくと、2009年4月よりヘッドフォン・インナーイヤフォンの日本市場へ本格参入しており、価格以上の高音質ということでiPodユーザーを中心に好評を得ているらしいです。

現在フィリップスでは、原音力体感キャンペーンという購入した対象ヘッドフォンの音に満足できなかった場合に、全額返金するというキャンペーンを行っております。この辺りから感じ取れる通りかなり自社製品の音質に自信を持っているといったところでしょうか。

PHILIPS(フィリップス) SHL9600のレビュー


今回頂いたPHILIPS SHL9600は定価5,980円ですが、Amazonなどでは4,700円程度で販売されています。前回同様にイヤホンの価格帯としては下の上くらいの価格分類に当たります。商品紹介には「40mmの大型スピーカードライバーによって力強さとひずみのない音質を実現」となっていたので期待しております。

今回のレビューでは音より製品自体のレビューを中心に書きたいと思います。私もイヤホンは上は5万のイヤホンから下は2000円台のものまで沢山持っておりますが、ヘッドフォンに関しては最高でも2万程度のものしか持っていないため、レビューを書くにはイヤホンと違いちょっと知識不足の感が否めません。それに加え、音に関しては聞く人によって感じ方が違うのは当たり前で、人のレビューほど当てにならないものはないのは当然です。そのため、今回は音に関しては少なめでヘッドフォン自体のレビューを書きたいと思います。

それでは早速レビューの方に入りたいと思います。


箱の外装


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まずは外装からレビューを書きたいと思います。外装はごく普通です。今回は今までのイヤホンの箱と違って非常に開封しやすくなっていました。

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前回までは全部のイヤホンがプラスチックから外しにくい仕様だったのですが、ヘッドフォンで大きいという事もあり、簡単に外すことができました。


箱の中身


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箱の中身は以下の通りです。

・ヘッドフォン
・延長ケーブル1.8m
・標準プラグ⇔ステレオミニジャック 変換アダプタ


ヘッドフォン本体


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ヘッドフォン本体の画像。全体的に黒と灰色を基調としたデザインです。非常に軽量な設計になっています。

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ヘッドフォンを正面から見た画像。頭の上の部分にもクッションがついているので頭が痛くなりにくい設計になっています。

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ヘッドフォンの横部分には「PHILIPS」の文字と製品名である「SHL9600」が記されている。

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イヤーパッドの部分の質感はちょっと固めです。4.0mmの大型スピーカードライバー搭載している割には軽量設計です。

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ケーブルの途中には音量を調節できる部分がついている。

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ヘッドフォンは折りたたむことが可能となっている。

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二重折りたたみ式なのでヘッドフォンを自由に携帯することができます。

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折りたたんだ状態で上から撮った画像。

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持ち運び用にさらに折りたたんだ状態。この状態が最も小さく、持ち運びに便利な状態です。

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iPod touchを置いての比較。かなりコンパクトに折りたためている事が分かります。

付属品


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付属品は延長ケーブルと標準プラグ⇔ステレオミニジャック 変換アダプタがついています。延長ケーブルは1.8mで本体のケーブルは1.2mあるので最高3mまでケーブルの長さを伸ばすことができます。


使用感について


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今回視聴に当たってKENWOOD HD30B9とSanDisk sansa e280(Rockbox搭載)を使用しました。音源のコーデックについてはKENWOOD HD30B9はKENWOOD Losslessで、SanDisk sansa e280はFLACを用いました。iPod touch、iPod nanoとgigabeat S30、gigabeat Tは電池切れのため今回は割愛します。

ヘッドフォンの装着感はまあまあな感じです。眼鏡をかけている人は長時間つけているとちょっと厳しいかもしれない。音漏れに関しては、ほとんどありませんでした。また、外の音は入りにくい感じです。イヤーパッドに関しては少し硬めですが、全体的な質感としてはなかなか良いです。

音の傾向としては低音強めの印象を受けました。さすが40mm径のドライバーを搭載しているだけのことはあると思います。しかしながら、高音域に関してはこの価格帯相応の音といった感じ。音源によってはシャリつく傾向もあり、音の鮮やかさがないように感じました。中域はぼちぼちでていますが、全体的には音の解像度が少したりないといった印象です。

PHILIPS(フィリップス) SHL9600の最終評価


SHL9600は結構期待していた通り低音が強めのヘッドフォンですが、思っていた以上にコストパフォーマンスは高めといった感じ。音漏れが少ないのも評価が高いです。音は高音がちょっとあれな印象だが、低音は結構いい感じで出ている。音の出力のバランスとしては少し悪いように感じましたが、低音好きの人にはかなり良いのかもしれないです。音の立体感がもう少しよければもっと良かったと思います。

デザインも質感も思っていたよりも良かったですし、なによりヘッドフォンにしてはコンパクトに折りたたむことができ、持ち運びに向いたヘッドフォンだと思います。私は持ち運びの面を考えてイヤホン派なのですが、このヘッドフォンだったらコンパクトなので外に持っていくのもありかなと思います。ヘッドフォンは大きくて持ち運ぶのを躊躇っていた人にはぜひお勧めしたい一品です。

音質:★★★
高音:★★
低音:★★★★
品質:★★★
外見:★★★★

コンパクトなヘッドフォンが欲しいと思った方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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    パソコンやスマホなどのガジェットに興味があり、大学で情報工学の勉強してシステムエンジニアに。ブログ歴は15年以上。ITの専門的な知識はそこそこあり、国家資格の情報処理技術者試験のスキルレベル4「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などを取得。

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    COMMENT TO THIS ENTRY

    162げと

    7358

    発売日からずっと使ってるけど
    イヤホンパッドの部分が割れてくるは
    L部分が音量調整によって聞こえなくなるとかあって、そろそろ変えようかと思ってます

    7359

    Download Status : Completionって文法的に合ってるの?

    7362

    私もSHL9600を持っていますが結構いいヘッドホンですよね。
    値段の割には低音で良い音を出してくれますし。

    7363

    ↑×2
    別におかしくはないと思うが

    7364

    Shop DDのデザインに酷似したサイトを見つけたんですが・・・。↓

    http://www.plusr.co.jp/index.html

    7369