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PHILIPS(フィリップス) のヘッドフォン SHL8800を使ってみた!

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今回はフィリップス ヘッドフォンマラソン 2010という企画で、PHILIPS様からSHL8800というヘッドフォンを提供していただいたので、そのレビューを書きたいと思います。今まで5つほどPHILIPS製のイヤホンやヘッドフォンなどをレビューしてきましたが、今回はその続編という形になります。

現在PHILIPSでは、50周年の感謝の気持ちをこめて5月1日~6月19日の50日間で50個のイヤホンをプレゼントするというキャンペーンを実施しています。PHILIPS製のイヤホンが欲しい人はぜひ50周年キャンペーンサイトから応募してみてはいかがでしょうか?

PHILIPS(フィリップス) SHL8800のレビュー


今回頂いたPHILIPS SHL8800は定価5,980円ですが、Amazonでは4,500円程度で販売されています。ヘッドフォンの価格帯としては下の中くらいの価格分類に当たります。商品紹介には「40mmの大型スピーカードライバーが再現する本格サウンド」となっていたので、結構期待しております。

今回のレビューでは音より製品自体のレビューを中心に書きたいと思います。私もイヤホンは上は5万のものから下は2000円台のものまで沢山持っておりますが、ヘッドフォンに関しては最高でも2万程度のものしか持っていないため、レビューを書くにはイヤホンと違い知識不足の感が否めません。それに加え、音に関しては聞く人によって感じ方が違うのは当たり前で、人のレビューほど当てにならないものはないのは当然です。そのため、今回は音に関しては少なめでヘッドフォン自体のレビューを書きたいと思います。

それでは早速レビューの方に入りたいと思います。


箱の外装


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まずは外装からレビューを書きたいと思います。外装はごく普通です。今までのPHILIPS製品と同様に透明なプラスチックに入っています。

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表には「デザインで差をつける」というこのヘッドフォンの特徴を押し出していますね。

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開けてみた印象としては付属品が少ないせいなのか、そこはかとなくさびしい印象です。


箱の中身


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箱の中身は以下の通りです。

・ヘッドフォン
・イヤーパッド交換用デザイン


ヘッドフォン本体


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ヘッドフォン本体の画像。全体的に黒と灰色を基調としたデザインです。非常に軽量な設計になっています。

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ヘッドフォンを正面から見た画像。耳の部分には厚めのクッションがついているので耳が痛くなりにくい設計になっています。

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ヘッドフォンの横部分には「PHILIPS」の文字が記されています。

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イヤーパッドの部分の質感はちょっと柔らかめです。4.0mmの大型スピーカードライバー搭載している割には軽量設計です。

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イヤーパッドを横から見た画像。質感は以前のSHL9600と比較すると安っぽい印象。

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当然のことながら頭の大きさに合わせて調節が可能です。

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上の部分にも厚めのクッションがついている。以前のSHL9600と比較してもクッション部分が大きくなってやわらかくなっています。

SHL9600との比較


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以前紹介したSHL9600との比較です。大きさはほとんど一緒です。

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今回のSHL8800は折りたたみができないので、SHL9600と比較すると持ち運び性については雲泥の差があるといえます。

付属品


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付属品は4種類の交換用のデザインです。

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このヘッドフォンの一番のポイントはデザインを変えることができる点です。イヤーパッドの外部は取り外すことが可能でそこにすきなデザインを入れて自分だけのヘッドフォンにすることができます。もちろん、付属品以外にも自分で印刷したものを入れることも可能です。

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付属のデザインを入れたヘッドフォンの画像。

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何も入れていない状態の画像。

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付属品のサンプルデザイン1!

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付属品のサンプルデザイン2!


使用感について


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今回視聴に当たってKENWOOD HD30B9とSanDisk sansa e280(Rockbox搭載)を使用しました。音源のコーデックについてはKENWOOD HD30B9はKENWOOD Losslessで、SanDisk sansa e280はFLACを用いました。iPod touch、iPod nanoとgigabeat S30、gigabeat Tは電池切れのため今回は割愛します。

ヘッドフォンの装着感はそれなりな感じですが、私の場合は1時間くらい聞いているとちょっと耳が痛くなりました。眼鏡をかけている人は長時間つけているとちょっと厳しいかもしれないです。音漏れに関しては、大音量にして聞かない限りほとんどありませんでした。ちなみに外の音は入りにくい感じです。イヤーパッドに関しては少し柔らかめですが、以前のSHL9600と比較するとちょっとクッションがしょぼくなっているような気がしました。

音の傾向としてはまたまた低音強めの印象を受けました。さすが40mm径のドライバーを搭載しているだけのことはあると思います。しかしながら、低音が強すぎて曲によってはひどくバランスが悪く感じることもあり。また、低音の主張が激しい代わりに高音域が少し出ていない印象を受けました。シャリつくことはありませんが、ものすごくいいとはいい難いところです。むしろ低音域が少ない曲調の方がバランスよく音が出ている様に思います。中域はぼちぼちでていますが、総合的には好みが分かれて人を選びそうなヘッドフォンと言えそうです。

PHILIPS(フィリップス) SHL8800の最終評価


SHL8800は予想通り低音が強めのヘッドフォンですが、私にはあまり合いませんでしたがコストパフォーマンスは高めといった感じ。低音好きの人にはかなり良いのかもしれないです。この価格帯ではなかなかの音質だと思います。あと、音漏れが少ないのも評価が高いです。

デザインについては、質感は安っぽい印象だが非常にシンプルで面白い商品だと素直に思います。自分で作成したものを内蔵してオリジナルのヘッドフォンにするというコンセプトはユニークですし、そういった新しい試みについては評価できます。アニメ関連のデザインを作って痛いヘッドフォンをつくったりしたらそれはそれで面白そうな感じがしますね(使うかどうかは別として・・・)。

ただし、同じヘッドバンド型でもSHL9600と比較するとコンパクトに折りたたむことができないため、持ち運び性については他のヘッドフォンと同様ですね。総合的に考えると低音好きでデザインを変えて楽しむという点に着目しているならば、買ってみると面白いヘッドフォンかもしれません。私は同程度の価格ならばSHL9600の方をおススメしますけどね。

音質:★★★☆☆
高音:★★☆☆☆
低音:★★★★☆
品質:★★★☆☆
外見:★★★☆☆
着け心地:★★★★☆

コンパクトなヘッドフォンが欲しいと思った方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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    パソコンやスマホなどのガジェットに興味があり、大学で情報工学の勉強してシステムエンジニアに。ブログ歴は15年以上。ITの専門的な知識はそこそこあり、国家資格の情報処理技術者試験のスキルレベル4「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などを取得。

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    COMMENT TO THIS ENTRY

    1げとおおおおおおお

    8022

    オヤイデのPCOCC-Aにリケーブルすると、どうなるかな?

    8029

    フィリップスは技術があるんだから一回高級機を作ればいいのに
    未だにポータブルCDプレイヤーたまに使ってる

    8035

    初めて拝見させてもらいました^^色々参考になりました!

    8042

    最近になって見始めたのですが・・・;

    あのー 管理人様のメインで使用しているヘッドフォンの商品名を教えて頂けませんか?  

    8043

    ネタギアにアクセス出来ないんですが…

    8050