IPX8の本体防水アクションカメラAKASO Brave7のレビュー!

今回は以前紹介したAKASO BRAVE7 LEの上位機種であるアクションカメラのAKASO BRAVE7について紹介したいと思います。AKASO BRAVE7は6軸手ぶれ補正(EIS 2.0)で4K 30FPS動画撮影が可能で、IPX8の本体防水へパワーアップしているほか、今までなかった外部マイク端子も搭載されています。
価格は16,980円前後ですが、しっかりとした防水でなおかつデュアルスクリーン搭載で非常にクオリティの高いアクションカメラとなっています。
アクションカメラAKASO Brave7 LEのレビュー
IPX7防水でコスパの良いアクションカメラAKASO Brave 7 LE!アクションカメラのAKASO Brave7 LEのレビューについては以前記事を書いています。もしこちらの記事にも興味のある人AKASO BRAVE7のレビューを見る前にご覧ください。
アクションカメラAKASO Brave7のレビュー

本機防水できる全天候型
AKASO BRAVE 7 LE アクションカメラは全天候型であり、多様な撮影シーンに適用、ビデオ記録の体験をもっと簡単で便利に楽しめます。また、IPX7防水設計は、普通なアクションカムと違って、雨、雪、シュノーケリングなどの使用シンで水の浸入を心配する必要はありません。そして、ダイビング機能を搭載、防水ケースを装着すると、水中カメラとして40Mまでの防水は可能である。
デュアルカラーディスプレイ
アクションカム使用者今までのニーズを満たすため、革新的なデュアルカラースクリーンのデザインを採用され、高感度の2インチのバックタッチスクリーンと明るいフロントスクリーンの間で自由に変更できます。高画質のビデオを撮れるのはもちろん、自撮り視角の便利さもぜひ楽しんでください。
超広角レンズ4K録画と20MP写真
自転車やバイクの走行風景、ダイビングやスキーなどのスポーツプレーヤー視点など、臨場感あふれる4k映像を記録には最適なアクションカメラ(ウェアラブルカメラ)です。また、170°広角レンズと画角が調整できるズーム機能がついており、さらに撮影の幅は広がります。目で観た風景や素晴らしい瞬間を2000万画素の写真でも記録できます。
進化版EIS2.0手ぶれ補正付き
信頼性高いCPU配置と6軸ジャイロを内蔵され、動きが激しいシーンでも映像のぶれをかなり減らし、滑らかな動画を撮れます。登山、水泳、サーフィン、ダイビングなどの楽しい記憶をもっとはっきり記録できます、思い切り動く、良い録画はBrave 7 LEに任せる。
1350mAhの長時間撮影、Wi-Fi共有
Gopro Hero 8のオリジナルな電池(1220mAh)より高い容量、4K/30fpsの撮影モードにすると、約180minの撮影時間を維持することができます。セットには2つのバッテリを付属して、バッテリーが電量不足で切れることを心配する必要が全然なく、長時間の撮影を快適にすることができます。
箱

パッケージは黒を貴重としたデザインで、上部が透明になっており、アクションカメラ本体が見えるデザインになっています。パッケージもかなりこだわった印象があります。

箱の裏面です。内容物が図とともに描かれています。かなり親切なデザインになっていますね。

横には簡単なAKASO Brave7の機能説明があります。

箱を開けるには下のこの部分から開けることとができます。

箱を下からスライドさせるとこのような感じで中の箱が出てきます。箱の中にはアクションカメラの取り外し方が描かれています。
内容物

内容物は以下のとおりです。
- アクションカメラBRAVE7
- カメラフレーム
- リモコン
- バッテリーx2
- 充電器
- マウント
- ヘルメットマウント
- ハンドルマウント
- レンズ拭き
- Zipタイ
- ストラップ
- USB Type-Cケーブル
- 接着剤
- クイックガイド
クイックガイド

クイックガイドは簡単なイラストで描かれたものです。文字はないタイプでわかりやすくなっています。
リモコン

リモコンです。アクションカメラを遠隔操作で録画の開始などが行なえます。
バッテリー

バッテリーです。2個が標準でついてきます。バッテリーについては残念ながらAKASO BRAVE7 LEとの互換がありませんでした。モデル名は一緒っぽいのですが、なぜかバッテリーの大きさが違いました。
USB Type-C

充電台に使ったり、本体を充電したり、データ転送する際に使用するUSB Type-Cケーブルです。AKASO BRAVE7 LEはMicroUSBケーブルだったので、Brave7では進化していますね。
充電台

バッテリー充電台です。同時に2つのバッテリーを充電可能です。こちらのケーブルもUSB Type-Cを使用します。
フレーム

フレームを取り付けた状態の画像です。

上のストッパーを外すことで簡単にアクションカメラを取り出すことができます。横には穴が空いていますが、これはマイクのための穴です。

裏面です。保護フィルムが貼ってありました。

BRAVE7を取り外すとこんな感じです。
AKASO BRAVE7

AKASO BRAVE7本体です。BRAVE7 LEとは違いプラスチックが少し安っぽい印象を受けます。

正面からの画像です。正面にはフロントモニターとカメラそしてブランドロゴのAKASOが入っています。

左側の画像です。左側にはマイクと端子類がフタがされた状態でついています。

蓋を開けるとUSB Type-C端子とmicroSDカードスロットがあります。フタはロックされており、しっかり防水仕様で水が入りにくようになっています。

右側の画像です。右側には上下ボタンがついています。

背面の液晶です。右側には動作のLEDライトがついています。

下側をあけるとバッテリーが入っています。こちらもロック機能があり、水が入らないような仕組みになっています。

上部の画像です。上にはWi-Fiのアクセスランプと電源ボタンが付いています。

電源を入れるとこのような感じです。

正面のモニターに切り替えて使うことも可能です。フロントモニターがあるので自分が写っているかどうか確認しながら撮影できるので、自撮り撮影にも使えます。
AKASO BRAVE7の手ブレ補正について
AKASO BRAVE7はアクションカメラということで手ブレ補正機能EIS2.0がついています。この手ブレ補正効果がどれくらいあるのかについて検証するために、AKASO BRAVE7とスマホUmidigi Bisonを同じ器具に接続した状態で動画を撮影してみました。実際に動画を見てもらえば一目瞭然なのですが、Umidigi Bisonはブレブレなのに対して、AKASO BRAVE7はかなり手ブレが抑えられて、スムーズな動画になっています。AKASO BRAVE7の手ブレ補正効果はかなり高いことが分かります。
AKASO BRAVE7とBRAVE7 LEの比較

AKASO BRAVE7とBRAVE7 LEの比較ですが、デザインについてはBRAVE7 LEの方が洗練されててかっこいいのですが、性能についてはAKASO BRAVE7の方がかなり良いです。詳細については以下にまとめました。
IPX7防水でコスパの良いアクションカメラAKASO Brave 7 LE!アクションカメラAKASO Brave 7 LEのレビューの詳細は上記記事にまとめてあります。興味のある人はぜひこちらもご覧ください。
ファイル形式がMOVからMP4へ
保存されるファイル形式がMOVからMP4へ変更されたようです。コンテナの中身を確認してみましたが、BRAVE7ではH.265が使用されていますが、BRAVE7 LEではH.264だったので、これだけでかなりに画質に差が出てきてる気がします。H.265はH.264と比較してデータ圧縮率が約2倍に向上しており、またブロックノイズを除去する仕組みが強化されているため、映像の画質も向上しています。
仕様
- BRAVE7
- HEVC/H.265 30fps mp4v2 25Mbps
- BRAVE7 LE
- AVC/H.264 30fps Apple Quicktime 50Mbps
これで何が変わるかといえば、BRAVE7ではH.265で画質もあがっており、さらにファイルサイズが小さくなる点です。4K動画撮影で問題になるのは実は容量問題が多いです。4Kで撮影すると64GBでも2時間程度しか録画できないということが結構問題になります。長時間撮影しようと思うとmicroSDカード容量はかなり必要になってきます。これは4K動画のビットレートの高さによって動画容量が肥大化してしまうので、H.265が採用されたことで、容量を抑えつつ画質を高画質化できたのは大きな違いです。
画角も広い

撮影で比較してみた感じでは、BRAVE7とBRAVE7 LEではBRAVE7の方が少し画角も広がっているようでした。設定でアングルについては設定できますが、最大に広角にした際でもBRAVE7の方が画角が広いです。アクションカメラは広角で撮影できたほうが良いことも多いので、これはありがたい進化です。
フタが開けにくい問題
個人的にBRAVE7 LEの一番の欠点だったのがこのバッテリーのフタが開けにくい問題です。BRAVE7 LEはとにかくバッテリーのフタを一度閉めてしまうと開けるのが大変で、困っていました。BRAVE7 LEではバッテリーと同じ場所にmicroSDカードを入れる場所があるので、カードの入れ替えにも手こずります。しかし、BRAVE7ではこの問題は解決されており、簡単にバッテリー部分の開閉が可能になっています。
三脚1/4ネジ穴なし
BRAVE7ではBRAVE7 LEの時にあった三脚などに固定する際に使用する1/4ネジ穴がなくなっています。そのため本体単体では三脚などに固定することはできなくなりました。BRAVE7ではフレームを付けて、それに1/4ネジ穴のパーツを付けることで三脚などにも固定できます。しかし、これはフレームを持ち運ばなければ三脚に固定できなくなった、BRAVE7 LEでは気軽でできていたことができなくなったのは少し残念ではあります。
手ブレ補正
手ブレ補正の精度についてですが、両方ともにEIS2.0を採用しているためほぼ同等の手ブレ補正効果でした。ただ、同じ器具に固定して撮影した映像を比較すると、BRAVE7 LEでは一部飛んでカクついている部分がBRAVE7ではカクついていなかったりと、少しだけ差があるような感じもします。同じ手ブレ補正を使用しているので、これはコーデックの差なのかもしれません。
画質
画質については圧倒的にBRAVE7の方がきれいです。これは先ほど説明したコーデックの違いがあからさまに出ています。同じ映像を撮影してもBRAVE7の方がくっきりとした印象を受けます。BRAVE7 LEは映像が緑がかった感じで、少しぼやけた印象なので、好みが出そうです。
AKASO BRAVE7のスロー動画撮影
AKASO BRAVE7ではスロー動画も撮影できます。スローで撮影するとは普段とはまた違った印象になります。試しに水が流れる要するや水中をスローで撮影してみましたが、水しぶきの動きがゆっくりでいい感じの動画が撮れました。
AKASO Brave7のアクションカメラ比較レビュー動画
AKASO Brave7のアクションカメラ比較レビュー動画も作成しました!興味のある人はぜひこちらの動画も御覧ください。よろしければチャンネル登録・高評価を押していただければ大変喜びます!
今回の個人的感想&まとめ
今回はAKASO BRAVE7のレビューでした。AKASO BRAVE7 LEが15000円前後のアクションカメラとしては非常に良いアクションカメラだったのですが、BRAVE7も素晴らしい性能でした。BRAVE7はBRAVE7 LEの上位互換という感じですね。
デザインに関してはBRAVE7 LEの方が好みではありますが、映像の色合いなどはBRAVE7の方がきれいでした。BRAVE7で唯一残念だったのが本体に三脚などで使用される1/4ネジ穴がなくなったことです。あると便利だったのですが、BRAVE7では外部パーツで取り付ける形になりました。
BRAVE7を使っていて気になったのはこれくらいですね。それ以外の部分はBRAVE7 LEよりも完成度が高い製品となっています。特に画質面では大幅な向上をしていました。H.265の採用は画質的にもファイル容量的にもかなり大きい変化です。BRAVE7のくっきりとした映像を見てしまうとBRAVE7 LEには戻れないかなという感じです。
高クオリティで価格の安いアクションカメラをお探しの方にはAKASO BRAVE7がおすすめです、
AKASO Brave7 アクションカメラの評価
- 総合評価
- 4.4
- おすすめ
- 5
- デザイン
- 3
- 価格
- 4.5
- 性能
- 5
- IPX8の本体防水つきのアクションカメラ
- 外部マイク端子を新たに搭載
- H.265採用で高画質化とファイルサイズ削減
- 三脚の1/4ネジ穴がなくなった
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