日本未発売のコスパ最高Android Oneスマホの「Xiaomi Mi A1」のレビュー!

前々から気になっていたAndroid Oneを入手したのでレビューを書きたいと思います。ちなみに今回のAndroid Oneスマホは日本では未発売でコスパ最強の「Xiaomi Mi A1」です。Xiaomiは前々から気になっているメーカーです。Mi A1の販売価格はなんと19563円と2万円を切る破格で、コスパもものすごい良い端末です。
ちなみにAndroid OneというのはGoogleが展開するAndroidブランドで、常に最新のアップデートを提供してGoogle体験を中心に設計されたシンプルで使いやすいAndroid端末の事です。毎月のセキュリティアップデートとOSアップグレードが提供され、最新のテクノロジーを最新のセキュリティ対策がされた状態で使うことができます。
Android One Xiaomi Mi A1のレビュー!

仕様
- Display
- 5.5 inch, 1920 x 1080 Pixel LTPS FHD screen, 450nit brightness, 403 PPI
- CPU
- Snapdragon 625 2.0GHz Octa Core
- System
- Android One
- RAM + ROM
- 4GB RAM + 32GB ROM
- Camera
- 5.0MP front camera + 12.0MP + 12.0MP back cameras
- Sensor
- Accelerometer, Ambient Light Sensor, E-Compass, Gyroscope, Hall Sensor, Infrared Radiation, Proximity Sensor, Touch Sensor
- SIM Card
- dual SIM dual standby. Nano SIM + Nano SIM
- Feature
- GPSA / GPS / GLONASS / BEIDOU
- Bluetooth
- 4.2
- Battery
- 3080mAh
- Network
- 2G
- GSM 850/900/1800/1900MHz
- 3G
- WCDMA B1/B2/B5/B8
- 4G
- FDD-LTE B1/B3/B4/B5/B7/B8/B20 TDD-LTE B38/B40
箱

箱はよくあるシンプルなデザインです。

android one Mi A1と書かれています。ちなみにGlobal Versionです。

裏面のが増です。簡単な仕様が書かれています。Dual Camera、Pure Android、Snapdragon 625、5.5 Full HD Displayとなっています。

Dual SIM ,dual standbyです。こちらにはSpecial Edition Redとなっています。

カバーをスライドさせるとmiのロゴがデザインされています。

横にはMi A1の銀箔押しがされています。

開けた状態です。

中の箱です。

下側にはSIMピンがついています。
内容物

- スマホ本体
- ACアダプター
- USB Type-C
- 説明書
- 保護フィルム
ACアダプター

ACアダプターはヨーロッパ仕様なので、残念ながら使うことはできません。
USBケーブル

USBケーブルは白で、現在主流になりつつあるUSB Type-Cです。
説明書

説明書です。

説明自体は非常に簡易なもので、ボタンやSIMトレイの説明などがされています。
保護フィルム

純正の保護フィルムがついています。
本体

本体は画面が黒でサイドが赤のデザインになっています。

最初からついているフィルムにはボタンの説明が描かれています。

横からの画像です。

下側の画像です。スピーカーとUSB端子、マイク、3.5mmイヤホンジャックがついています。

上側の画像です。

裏面の画像です。裏面は赤で特徴的です。

Zenfone3と厚さを比較してみました。Mi A1の方が少しだけ薄いようです。

立てた状態の画像です。

正面の画像です。

ボリュームと電源ボタンがついています。

横からの画像です。

裏面です。赤が特徴的です。

カメラです。デュアルカメラとなっています。

指紋センサーもついています。

カメラは少しだけ出っ張っています。

miとandroidoneが刻印されています。

上にはIRブラスター(赤外線通信)がついています。

標準で付いてくる保護フィルムです。ここで保護フィルムを貼りました。純正なのでサイズはぴったりです。

電源を入れるとandroidoneと表示されます。

ちゃんと日本語が選択できます。

起動した状態です。

フロントカメラとスピーカー、光度センサーです。

横からの画像です。

ボタンの構成は左から履歴、ホーム、戻るです。

しばらくするとボタンのライトは消えます。
SIMピン

SIMピンです。

SIMスロットを開けた状態です。

DSDS端末なのでnanoSIMが2枚刺さります。

排他ではありますが、microSDカードも入ります。

nanoSIMを2枚挿せばアンテナが2本立ちます。
Android 8.0

Androidバージョンは8に対応しています。
標準のアプリ

初期に入っているアプリはこんな感じです。必要最低限でゴミは入っていません。ちなみにGoogle日本語入力とAntutuベンチマークは追加したものです。
Miリモート

唯一GoogleじゃないアプリのMiリモートが入っています。これはIRブラスター(赤外線通信)を利用した赤外線リモコンアプリです。
Mi A1はここ最近の国内のスマホでは京セラしか搭載してないIRブラスターを搭載してます。この機能を使うことで部屋にある様々な家電を操作することが可能です。テレビはもちろんブルーレイプレーヤー、エアコン、扇風機まで様々な赤外線リモコンを搭載した家電をスマホから操作できるようにできます。

というわけでさっそくテレビで使えるか試してみました。ブランドを選択します。

テレビの電源をONにします。

ボタンを押してテレビが反応するかチェックしていきます。

反応したらそのまま登録する方式です。

ホームにアイコンを追加することができます。

リモコン画面です。余分なボタンというところを押すと、あまり使わなそうなボタンとかもありました。

チャンネルで切り替えも可能です。普通にチャンネルも変えられました。ただ、HDMIの入力切替とかは用意されているのですが、BSと地上波の切り替えボタンとかがなかったのがちょっと不便でした。
デュアルカメラ

デュアルカメラで風景を撮影してみました。デュアルカメラの構成は広角レンズ(12MP sensor with 26mm f/2.2 lens and 1.25μm pixels)と望遠レンズ(12MP sensor with 50mm f/2.6 lens and 1μm pixels)でかなりきれいに撮れます。普通に撮っただけなんですが、きれいに撮れるのはありがたいです。
またカメラには光学2倍を搭載しているため、通常のデジタルズームとは異なり画質を落とさずに少しだけズームが可能になっています。
クリックで元画像を表示(ファイルサイズが大きいので注意) https://file.blog.fc2.com/shopdd/art/1356/android_one_mi_a1_100.jpg
ブログにアップする際に画像ファイルは再圧縮されてしまうので、元画像も見れるように用意しました。画質が気になる方は元画像を御覧ください。ただし、ファイルサイズが1つあたり10MB近くと大きいので注意が必要です。

クリックで元画像を表示(ファイルサイズが大きいので注意)
https://file.blog.fc2.com/shopdd/art/1356/android_one_mi_a1_105.jpg
クリックで元画像を表示(ファイルサイズが大きいので注意)
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クリックで元画像を表示(ファイルサイズが大きいので注意)
https://file.blog.fc2.com/shopdd/art/1356/android_one_mi_a1_103.jpg
広角と望遠の組み合わによって、一眼レフカメラのような背景にボケのある画像も撮ることができます。これがスマホで撮れるのはいいですね。
クリックで元画像を表示(ファイルサイズが大きいので注意)
https://file.blog.fc2.com/shopdd/art/1356/android_one_mi_a1_107.jpg
クリックで元画像を表示(ファイルサイズが大きいので注意)
https://file.blog.fc2.com/shopdd/art/1356/android_one_mi_a1_108.jpg
カメラアプリは色々な機能があります。標準で美顔なども搭載しています。美顔には性別、年齢を表示してくれるおもしろい機能もついていました。

ディアルカメラの透かし文字をオンにすると左下に表示されます。これはどういう時に使うのかよく分かりませんが・・・。ちなみに室内の接写でもかなりきれいに撮影できます。
カメラを使っていて思ったことは、横で撮ろうとすると指が入りやすいという点です。私は基本的に横で撮りたい派なのですが、結構注意しないと指が入ってしまいました。これは今まで私が使っていた端末より明らかに外寄りにカメラが配置されているのが原因でした。縦で撮る分には全く問題はありませんが、少し気になりました。
デュアルカメラの性能についてはかなり満足でした。スマホで一眼レフのようなボケのある画像が撮れたのはうれしいですね。カメラも思っていた以上にきれいに撮れましたし、この価格でこれだけのカメラ性能がついているのは十分すごいことだと思います。
ベンチマーク

Antutuベンチマークの結果です。77568と十分な性能ですね。
CPUはSnapdragon625ということでミドルレンジですが、普段遣いには十分すぎる性能です。普通のゲームくらいなら全くストレス無く動くレベルです。3Dバリバリのゲームで最高画質でプレイしたいとかそういうハードな用途でなければ、十分期待に答えてくれる性能を有しています。
バッテリー

バッテリーに関しては何もしなければ1日で8%くらいの消費でした。ちなみに最初に急降下しているのは画面を明るくした状態でカメラで撮影を3時間くらい行ったので下がっています。
充電に関しては1時間で12%から81%へ回復したので、充電速度も十分な速さでした。
ライバル端末
Mi A1 | P10 Lite | |
---|---|---|
CPU | Snapdragon625 2.0GHz Octa Core | Kirin658 Octa Core(2.1GHz x4 + 1.7GHz x4) |
メモリ | RAM:4GB/ROM32GB | RAM:3GB/ROM32GB |
液晶 | 5.5インチ | 5.2インチ |
カメラ | 1200万画素(デュアルカメラ) | 1200万画素(シングルカメラ) |
バッテリー | 3080mAh | 3000mAh |
サイズ/重さ | 155.4mm x 75.8mm x 7.3mm / 165g | 146.5mm×72mm×7.2mm / 146g |
対応バンド | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA B1/B2/B5/B8 4G: FDD-LTE B1/B3/B4/B5/B7/B8/B20 TDD-LTE B38/B40 | 2G GSM :850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA B1/B5/B6/B8/B19 4G: FDD-LTE : B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26 TDD-LTE B41 |
DSDS | 4G+3Gで可能 | 4G+2Gのため日本国内では不可 |
USB | USB Type-c | microUSB |
ちなみにMi A1の最近のライバル機となるのはHUAWEI P10 liteでしょうね。AmazonではMi A1よりも5000円ほど高い24400円で販売されています。
端末を比較してみるとHUAWEI P10 liteはCPUがSnapdragonではなくKirinですし、メモリも3GB、カメラもシングル、液晶も5.2インチと小さいため、スペック的にはMi A1が圧勝です。ソフトウェア面でも、Googleが最新のアップデートを提供してくれることを考慮してもMi A1の方が圧倒的に良いです。ただし、Mi A1は対応バンド的にau VoLTE SIMは対応していません。ドコモやソフトバンクには対応していますがauのSIMを使う人には向きません。
これだけ性能が上回っていてなおかつHUAWEI P10 liteよりも価格が安いというのが驚異的です。HUAWEI P10 liteはネットではコスパ最強とよく言われていますが、Mi A1の方が色々な面で優れていると言えるでしょう。
Android OneをGearBestで入手しよう

日本未発売のAndroid OneスマホのXiaomi Mi A1を購入するなら先日記事を書いたGearBestがおすすめです。4月20日現在価格は19563円で海外からの輸入なのに送料はかかりません。到着まで多少時間がかかりますが、それでもこの価格でこの性能は破格とも言えます。この性能で2万円を切る価格なんて安すぎます。
GearBest.comを使って海外からスマホやガジェットなどを安く買い物をする方法!GearBest.comを使ってスマホなどを輸入する方法については上記記事を参照してください。実際に私がGearBestで購入した手順を詳しく説明しているので、そのとおりにやれば誰でも簡単に購入できます。しかも海外からの輸入なのに、GearBest.comなら送料がかからないというのがありがたいですね。
今回の個人的感想&まとめ
Android Oneを初めて使ってみたんですが、Mi A1はかなり良かったです。個人的な意見ですが、Androidにメーカーオリジナル機能はつけなくていい派なので、このようにシンプルでメーカーのゴミアプリなどが入っていない素のAndroidが欲しい人にはおすすめできる端末です。
スペック自体はミドルレンジなので、私の持っている端末だとmoto Z PlayやZenFone3と同じCPUのSnapdragon 625です。ただ、Mi A1はメモリが4GBと他の2つと比較しても1GB多いですし、価格も1万円くらい安く、非常にコストパフォーマンスが良いと思います。価格が安くてもカメラはしっかりデュアルカメラを搭載していますし、カメラの性能は期待していた以上でした。
価格が安いから品質が良くないということはないですし、デザインもかっこいいです。今回のカラーはレッドですが、黒と赤は相性が良いですね。個人的にはかなり気に入っています。あとなにげに嬉しかったのが、保護フィルムが純正でついてきてくれるのは良かったです。自分はケースはつけない派ですが保護フィルムだけはつけているので、保護フィルムを追加で購入しないで済むのありがたいです。こういう地味な心配りは評価できます。
使っていて気になった点は背面が滑りやすいという所ですね。ちゃんと持っていないと落としてしまいそうな感じがしました。あと戻るボタンが右側についているのがいつも使ってる端末と逆で使いにくく感じました。これは慣れの問題だとは思いますが、個人的にはAndroid全体で統一して欲しい部分でもありますね。
Android OneはGoogleから最新のアップデートが提供されるのは良いですよね。この辺りはNexusと一緒でありがたいです。Androidはメーカーによってセキュリティアップデートが遅かったり、そもそも提供されないということすらあるので、この辺りはセキュリティ的にはかなり深刻な問題だと思っています。Android Oneならきちんと最新のアップデートが提供されることが保証されていますし、安心して使うことができるのでおすすめです。正直これだけの性能が2万ちょっとで手に入るというのは驚きです。コスパの良いスマホでは今これが1番のおすすめと言えるでしょう!
Xiaomi Android Oneスマホ Mi A1の評価
- 総合評価
- 4.4
- おすすめ
- 5
- デザイン
- 4
- 価格
- 4.5
- 性能
- 4
- コスパに優れたAndroid
- 値段の割に品質は良い
- Android Oneなので最新アップデートが来る
- 輸入しないといけないので届くまで時間がかかる
アップデートもしっかりされてコスパの良いAndroidを探している人はぜひAndroid One Mi A1をGearBest購入してみてはいかがでしょうか? XIAOMI Mi A1 4G Phablet Global Versionを購入する!
技適違反ですよね?