AppleがiPhone5と新型iPod touch/nanoなどを発表!

アップルはスマートフォン「iPhone5」とポータブルプレーヤー「iPod」シリーズの新モデルを発表した。発表されたのはiPhone5、iPod touch、iPod nano、iPod shuffleの4シリーズ。iPhone5は9月21日より発売し、新型iPodシリーズは10月に発売される予定となっているが、9月14日よりオンラインストアApple Storeにて予約注文が可能となっている。
iPhone5の米国での販売価格は64Gバイトが399ドル、32Gバイトが299ドル、16Gバイトが199ドル。新型iPod touchの米国での販売価格は32GBモデルが299ドル、64GBモデルが399ドル、日本では32GBが24,800円、64GBが33,800円。新型iPod nanoの販売価格は12,800円となっている。
iPhone5は日本ではau、ソフトバンクが提供する。iPhone5は1136×640ドットのRetinaディスプレイを採用し、OSはiOS6が搭載される。また、高速通信のLTEにも対応、本体の薄型化と軽量化を約20%ほど実現している。この他にもiPhone5、新型iPodシリーズより新しいコネクタが採用されている。iPhone5以外にも、iPodも大幅にバージョンアップしている。
iPhone5

iPhone5ではiOS 6を搭載。新しいデザインで4インチのRetinaディスプレイを採用し、CPUは「A6」チップを用いており前モデルのA5チップよりも性能が2倍に向上している。iPhone 5では鮮烈な印象を与える1,136×640の解像度にするため、ピクセルの数が18パーセントも増え。彩度も以前より44パーセント向上した。通信面ではLTEに対応しており、高速通信を行うことが可能となっている。

サイズは高さ123.8mm×58.6mm×7.6mmで重量は112 g。厚さは7.6mmでiPhone 4Sよりも18%薄型化しており、重量も112gで20%の軽量化している。iPhone 5はわずか7.6ミリの薄さを実現するために、Micro-SIMより44パーセントも小さいNano-SIMカードを採用している。

Phone 5をより薄く、より軽くするために新しいLightningコネクタを採用。以前の30ピンコネクタよりはるかに耐久性があるほか、Lightningの特長としてリバーシブルを採用しており「差し込む方向を間違えた」ということが起きないようになっている。

iPhone 5の背面パネルは、Appleのノートブックに使われている素材と同じ酸化皮膜処理したアルミニウム6000シリーズで製作。ホワイト&シルバーモデルではセラミックガラス製の、ブラック&スレートモデルでは着色ガラス製のインレイがそれぞれ上部と下部に組み込まれている。

カメラは800万画素とiPhone4Sと同等であるが、新たにパノラマ撮影や動画撮影中の静止画撮影機能を搭載している。また、新たにインカメラは720pのHD動画撮影が可能となってる。

本体のボタンとコネクタの入出力の詳細。

iPhone5や新しいiPodシリーズには従来のイヤホンではなく、新しいApple EarPodsがついてる。従来の丸いイヤーバッドとは違い、耳にしっかり収まるだけでなく、耐久性も一段と良くなっているほか、音質面も向上している。音響室の役割を担うステム内の空気が、ベントから外に流れ出るので低音がさらに深く、よりに豊かに響くように設計されている。
iPod touch

新型iPod touchはこれまでで最も薄く、最も軽いを目指し設計されている。iPhone 5と同じくiOS6搭載でディスプレイは解像度1,136×640の4インチIPS液晶を採用し、CPUはiPhone4Sと同じA5を搭載。また、新たに音声アシスタント機能「Siri」も利用できるようになっている。iPhone5と同様に新しいLightningコネクタを採用している。容量は32GBと64GBの2種類。

iPod touchには500万画素のカメラとLEDフラッシュ搭載。写真以外にも手ぶれ補正機能つきの1080pのHDビデオが撮影可能。色はシルバー、ブラック、ブルー、イエロー、レッドの5種類で、サイズは123.4mm×58.6mm×6.1 mmで、重量は88gとなっている。

ワイヤレス通信についてはIEEE802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0に対応。

本体のボタンとコネクタの入出力の詳細。

iPod touchには、それぞれのボディの色にマッチしたiPod touch loopがついてくる。iPod touchをうっかり落とさないようにするためのアイテムとなっている。

新しいiPodシリーズには従来のイヤホンではなく、新しいApple EarPodsがついてる。従来の丸いイヤーバッドとは違い、耳にしっかり収まるだけでなく、耐久性も一段と良くなっているほか、音質面も向上している。音響室の役割を担うステム内の空気が、ベントから外に流れ出るので低音がさらに深く、よりに豊かに響くように設計されている。
iPod nano

新しい、iPod nanoは、5.4mmという薄さを誇り、これまでで最も薄いiPodとなっている。ディスプレイは2.5インチで解像度は240×432となる。また、Bluetooth4.0を搭載したことで、ワイヤレスで音楽を楽しむことが可能なほか、FMラジオを搭載している。容量は16GBのみとなっている。

色はシルバー、ブラック、ブルー、イエロー、レッド、パープル、グリーンの7種類で、サイズは76.5 mm×39.6 mm×5.4mmで、重量は31gとなっている。

新しいiPodシリーズには従来のイヤホンではなく、新しいApple EarPodsがついてる。従来の丸いイヤーバッドとは違い、耳にしっかり収まるだけでなく、耐久性も一段と良くなっているほか、音質面も向上している。音響室の役割を担うステム内の空気が、ベントから外に流れ出るので低音がさらに深く、よりに豊かに響くように設計されている。
iPod shuffle

今回の新しいiPod shuffleではiPod nanoとカラーバリエーションを同一のものにしている。新しいiPod shuffleでは、性能は以前と同様であるがカラーバリエーションを一新している。
今回の個人的感想&まとめ
ついに噂のiPhone5が発表されました。iPhone5についてはいろいろな噂がありましたが、iPhone4Sに比べてさらに薄く軽くなっているほか、CPUは以前の2倍の性能があり、4インチのRetinaディスプレイを搭載しているので大幅な性能アップと言えますね。4Sの3Gデータ通信が6時間から、iPhone5ではLTEデータも含め8時間と伸びてますし、バッテリー面の持ちは良くなってそうです。
それに加えてauのiPhone5はテザリング解禁だとか・・・。。auのLTE料金は今の料金に+525円で5980円になる見通しで、テザリングも可能にするそうですね。こりゃiPhoneでテザリングしたかった人は相当数auへの転入がありそうですし、そうなってくるとソフトバンクも対抗してきそうですねー。
個人的にはiPhone5よりもiPod touchの怒涛の性能アップが気になりました。第5世代ipod touchの性能がここまで上がっているとは、正直iPhone4を超えてる・・・。そこまでの性能がiPod touchに必要かどうかは疑問ですが、すばらしい性能を持っています。今回からiPod touchもIPS液晶になっているようですし、siriも追加されていますし、久しぶりにiPodが欲しくなりました。ちなみにiPod touchは8GBのモデルが廃止されたようで、最低価格が32GBの24,800円からとなっているようですね。
第7世代iPod nanoについては正直微妙ですね・・・。16GBで12800円と安いけど、性能的にはiPod touchに比べて微妙ですし、これならもうちょっと出してiPod touch買ったほうがいい気がします。まあ軽量さなどはiPod nanoに勝てないですけどね。ここは用途次第といったところでしょうか。
今回も新しいiPod Classicに期待していたのですが出ませんでしたねー。そろそろ240GBタイプが出てもいいと思うんですけどね。あとHDDじゃなくてフラッシュメモリを用いた大容量プレーヤーも出して欲しいですけど、やっぱり価格的に厳しいのでしょうかね=。