最薄部3mmの超薄型Ultrabook PCのASUS ZENBOOK UX21Eを買ってみた!

今回紹介するのは、ASUSの超薄型Ultrabook PC「ASUS ZENBOOK UX21E」です。最薄部3mmで最厚部でも17mmという薄さを誇るUltrabookです。もちろんただ薄いだけではありません。重さも1.1kgと軽量設計な上に、なんとCPUがIntel Core i7搭載という見た目に似合わず思いのほかスペックも高い仕様となっています。
購入したのはコジマYahoo!店で、価格は65000円でした。まあ、それに加えてYahoo!ポイントが10%ついたので、実質的には6万円をきった形になります。私が購入したのはSSDが64GBモデルですが、現在AmazonでUX21EのSSD128GBモデルが68,752円で販売されているので、今買うなら128GBモデルをお勧めします。
ASUS ZENBOOK UX21Eのおススメポイント!

最薄部3mmで最厚部でも17mmという薄さを誇るUltrabookのASUS ZENBOOK UX21Eのおススメポイントは、以下の4つです。これ以外にもありますが、大まかに説明するとこんな感じになります。
薄い

とにかく薄い!最薄部3mmで最厚部でも17mmという薄さ。
Intel Core i7

Intel Core i7搭載でかつSSDなので、非常に高速に動作します。
速い

電源ボタンを押してから18秒でWindows7が起動します。
Zenbookは現状唯一SATA3に対応しているUltrabookなので、他のUltrabookと比べてもSSDの速度は圧倒的に速いです。
安い

他のUltrabookに比べて圧倒的に安い。
・ASUS UX21Eシリーズ 11.6型液晶 SSD128GB シルバー UX21E-KX128 ・ASUS UX21Eシリーズ 11.6型液晶 SSD64GB シルバー UX21E-KX064 ・ASUS UX31Eシリーズ 13.3型液晶 SSD128GB シルバー UX31E-RY128 ・TOSHIBA dynabook 13.3型液晶 SSD128GB dynabook R631/28EZENBOOK UX21Eとdynabook R631で悩んだ結果、最終的に価格で決めました。対抗馬のdynabook R631はi5 SSD128GB Office付きで約10万円程、ZENBOOK UX21Eはi7 SSD 64GBで約65,000円程。Officeを楽天で別途購入しても+12,900円で77,900円ということを考えれば、Zenbookの方が断然安い。もちろんSSD 128GBモデルでも+5000円程度で買える。
ASUS ZENBOOK UX21Eのレビュー!

ASUS ZENBOOK UX21Eは薄くてお洒落な高級感のあるメタリックな質感のボディで持ち運び便利。外見だけでなく、機能・性能面も充実。
仕様
- CPU
- インテル Core i7-2677M プロセッサー 超低電圧版
- OS
- WindowsR 7 Home Premium 64ビット 正規版 (Service Pack 1 適用済み)
- サイズ
- 幅299mm x 奥行き196.8mm x 高さ3~17mm
- メモリ
- 4GB
- 液晶
- 11.6型ワイドTFTカラー液晶 (LEDバックライト)
- 解像度
- 1,366×768 ドット (WXGA)
- インターフェース
- USB3.0×1、USB2.0×1、mini VGA× 1、マイクロHDMI(タイプD)出力×1、ヘッドホン出力×1
- 記憶装置
- 約64GB SATA SSD
- Bluetooth
- Bluetooth 4.0
- バッテリー駆動時間
- 約5.5時間
- マイク
- デジタルマイク内蔵
- Webカメラ
- 30万画素Webカメラ内蔵
箱

箱は非常にシンプル。なんというか主張がない。

箱を開けると、「ん?」となった。驚くことに箱の中から箱が出てきた。外の箱はなんだったんだろうと思ったが、衝撃吸収に2重にしているのかもしれない。箱の材質やデザインは黒を貴重としているためか、以前購入したIntuos4の箱に似ている。

箱を開けると結構ぎゅうぎゅうに詰まっていた。
箱の中身

- PC本体
- ACアダプター
- PCケース
- ケーブルタイ
- VGA変換アダプタ
- LAN-USB変換アダプタ
- 説明書
本体

本体はシルバーを貴重としたデザイン。メタリックなイメージの通りなのか、薄さの割りに重く感じる。本体重量は1.1kgとノートPCの中では軽い部類なはずなのにそう感じた。

裏面は滑り止めが付いているだけで、それ以外は何もない。

右サイドには、miniHDMIとUSB3.0、AC電源用の穴がある。

左サイドには、イヤホンジャック、USB2.0とVGA用のポートがある。VGAは変換アダプタを使うことで使用することができる。

横から撮った画像。とにかく薄い。後ほど薄さの比較について記述します。

液晶は11.6型グレア液晶、解像度は1,366×768ドット。少々小さい気もするが、持ち運びを考慮するならこのぐらいがベストだろう。

内側もシルバーで統一されている。キーボードのキー間隔があいている。

タッチパッドは結構広めに設計されている。

Intel入ってます。Core i7ですが、Core i7-2677Mプロセッサー 超低電圧版なので2コア4スレッドで定格1.8GHz、ターボブーストで2.9GHzで動作します。ベンチマーク的には、以前メインのデスクトップで使っていたIntel Core2 Quad Q6700 2.66GHzと同じくらいの性能らしい。なんと恐ろしい。

キーボードもシルバーを貴重としたデザイン。

キーは本当に薄い。キーボードは薄いのが好きな私でもちょっと押しにくい気がしました。まあ、こういうのは慣れなんでしょうけど・・・。

電源ボタンの配置はもっとどうにかならなかったのか?と思う場所に設置されている。backspaceを押すときに間違えて押してしまいそう。
付属品

AC電源アダプターの画像。ノートPCは、持ち運びを考える上で本体の大きさ以外にもACアダプタにも気をつける必要がある訳ですが、これは思いのほか小さいのでその心配はいりませんね。コードも一般的なACアダプタと比べて細いです。

AC電源のコードをまとめるようにケーブルタイが付いている。

これは変換アダプタ用のケース。VGA変換アダプタとLAN-USB変換アダプタが入っている。

LAN-USB変換アダプタ。zenbookはLANポートが用意されていないため、基本的に無線LAN使用が前提だが、USBにこの変換アダプタをさすことで有線LANも使用可能である。

VGA変換アダプタ。左サイドにあるポートにさすことでVGA出力が可能となる。

PC本体のケース。ノートPCを買った際にケースが純正でついてきてくれるのは正直うれしいですね。社外品だとまた出費が増えますし、サイズが微妙だったり色々ありますからね。

このようにすっぽり入ります。
薄さ比較

Zenbookとdynabook SS RX1との薄さの比較を行った結果です。これを見るとdynabook RX1はZenbookの2倍くらいの厚みがあるように見えます。dynabook RX1も4年前に発売された当初は世界最薄、世界最軽量、長時間バッテリ駆動という謳い文句で販売されており、購入時はその薄さに驚いたものだが、今現在となってはとてつもなく厚く感じる。技術の進歩とは恐ろしいものだと痛感する事例ですね。
dynabook SS RX1公式ページ http://dynabook.com/pc/catalog/ss/080122rx/index_j.htmベンチマーク

SSDのベンチマークを計測してみました。思っていた以上に速い・・・。SATA3のおかげか結構いい数値がでました。

Windowsのエクスペリエンスインデックスの値も結構いい数値が出ています。ノートPCでこんだけでれば十分どころか上出来でしょう。最低がグラフィックスの5.6ですが、グラボなしでこれはすごい。CPU内臓のIntel HD Graphics 3000はかなりがんばっていると思いますね。
今回の個人的感想&まとめ
今回購入したZenbook UX21Eですが、かなりよかったですね。薄い、軽い、速い、安いと良いところが多いです。正直Windows7の起動が18秒で起動するとは思ってもいませんでした。買う前まではモバイルi7をなめていましたが、想像以上にスペックが高いノートPCでした。
買うときには、UX21E、UX31E、dynabook R631とで結構悩みました。UX21Eの画面サイズの大きいUX31Eにしようかと思ったのですが、持ち運び重視でUX21Eに。dynabook R631とUX31Eの方はSDカードリーダーが付いているのですが、サイズと重さが上がってしまうのは良くない。価格も上がりますしね。
正直128GBにしておけば良かった気がする。容量的には64GBでも、OSなどでそこそこの容量が初期から使われているので、空容量が25GB程度と心もとない。dynabook R631とUX31EならSDカードをさせば少し容量を増やせるのですけどね・・・。microSDと小型リーダーで誤魔化すしかないか。
DVDドライブが付いていませんが、そんなにしょっちゅうDVDを使う訳ではないので、BUFFALO Boostケーブル搭載 ポータブルDVDドライブ ブラック DVSM-PC58U2V-BKなどの外付けDVDドライブを購入すれば問題ないです。値段も3000円以下で買えますしね。問題点は少しありますが、ある程度のことは工夫すればなんとかなりそうですし、総合的に考えればかなりいい買い物だったと思います。
ASUS ZENBOOK UX21Eの評価
- 総合評価
- 5
- おすすめ
- 5
- デザイン
- 5
- 価格
- 5
- 性能
- 5
おススメなので興味のある人はぜひ購入してみてはいかがでしょうか? ASUS UX21Eシリーズ 11.6型液晶 SSD128GB シルバー UX21E-KX128 ASUS UX21Eシリーズ 11.6型液晶 SSD64GB シルバー UX21E-KX064
軽いのはいいけど持ち運ぶのを前提としたPCでcorei7って何がしたいのかよくわからない
薄さがウルトラブックって名乗れる条件の一つみたいだけどウルトラブックって名前で売るなら高くなるし
もう少し厚くてもバッテリーが増加でもキーの押しやすさを高めてウルトラブックって名乗らないPCの方が安くて実用的だと思う
これすげーな、超薄い!
こんな薄いのに数年前のデスクトップより速いとか最近のノートPCは化け物だな・・・。自分も欲しい。
単にPCを常時持ち歩きたい人には良いかもね。
でもスペックの割に画面が小さいから結局使い勝手微妙そう。
個人的には出力端子も…
MBAとの比較があるとよかったかも
ACアダプタがメガネケーブルではなくコンパクトなのがイイ!これをするかしないかで、製品の使い勝手に対する真摯さが伺える。
・・・・ところでバッテリーの持ちはどうなんでしょう?
交換はできないですよね?