CORONA ウインドエアコン CW-1622Rのレビュー!工事不要で簡単取付!

今回は工事不要で簡単取り付けが可能な窓用エアコンであるCORONA ウインドエアコン ReLaLa CW-1622Rのレビューを書きたいと思います。窓用のエアコンは工事不要で取付可能なので、今エアコン工事待ちですぐに取り付けができない場合でもウィンドエアコンなら買って自分で取り付けることができます。
CORONA ウインドエアコン CW-1622Rの価格についてですが、Amazonで35,000円で販売されています。自分で取り付け可能で別途工事費がかからないので、これ以上の費用がかかりません。
旧式CW-1621の違いや型番の違いについて
CW-1622Rシリーズ | CW-1621シリーズ | |
---|---|---|
冷媒 | R32 | R410A |
消費電力 | 550/635W | 545/625W |
期間消費電力 | 350/400kWh | 364/416kWh |
CORONAのウインドエアコンはずっとマイナーチェンジで進化していなかったようですが、今年のモデルから大きな変化がありました。旧式のCW-1621と新型のCW-1622Rの違いですが、冷媒がR32という環境にやさしいものに変わりました。これは一般的な室外機付きのエアコンなどで採用されているものです。
また、これにより消費電力も少し下がっています。ただし、年間の電気代の差で見ても500円程度の違いなので、そこまで大きな差はないようです。
CW-FA1622R | CW-F1622R | CW-1622R | |
---|---|---|---|
10年脱臭フィルター | ○ | ○ | ✕ |
マイナスイオン | ○ | ✕ | ✕ |
換気機能 | ○ | ✕ | ✕ |
ちなみにCW-F1622は10年交換不要脱臭フィルターがついている上位モデルとなります。CW-FA1622Rはさらにマイナスイオン機能と換気機能、10年交換不要脱臭フィルターがついている最上位モデルとなります。それ以外の機能は共通で搭載されています。
CW-FA1622R、CW-F1622R、CW-1622Rはで4~6畳対応 1.4kW(50Hz)、4.5~7畳 1.6kW(60Hz)の冷房能力です。CW-FA1822、CW-F1822、CW-1822は少し能力が高くなっており、4.5~7畳 1.6kW(50Hz)、5~8畳対応 1.8kW(60Hz)となっています。価格差は8000円程度あるのですが高出力が良いならCW-FA1822Rシリーズがおすすめです。
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CORONAウインドエアコン CW-1622Rのレビュー

簡単設置
窓に取り付けられるおてがるエアコン。室外機が必要ないので、壁穴をあけるなどの工事が不要で窓さえあれば簡単に設置することができます。今日買って、すぐに快適な環境が手に入ります。
冷房運転
20~30℃の間で設定できる冷房運転で、風量は自動/強風/弱風/微風の順番でその日の気温や体調に合わせて設定できます。コンパクトながらしっかりお部屋を冷やします。
低振動設計
コンプレッサーのスムーズな回転により運転中の騒音を大幅に抑えました。図書館なみの運転音なので、就寝時にも音を気にせずお使いいただけます。また、運転停止時の"ガタン"というコンプレッサーの停止音もCORONA独自の制御「ゆっくり停止機能」で和らげます。
簡単液晶リモコン
シンプル操作のリモコン付き。使いやすいボタン配置に見やすい液晶表示で、どんな年代の方でも簡単に操作いただけます。リモコンは本体に収納できるので、オフシーズンなどリモコンの紛失防止につながります。
仕様
- モデル名
- CW-1622R-WR
- サイズ
- 33.5×24×75cm
- 重量
- 21kg
- 取り付け可能窓サイズ
- 高さ77~140cm (開き幅47cm以上必要)
- 対応畳数
- 4~7畳
- 冷房能力(50/60Hz)
- 1.4/1.6kW
- 消費電力(50/60Hz)
- 545/625W
- 期間消費電力量(50/60Hz)
- 364/416kWh
- 保証期間
- 冷媒回路=5年、その他=1年
箱

思っていた以上に箱はかなり大きい箱で届きました。今までネット通販で買った中では洗濯機に次ぐ大きさでした。

箱には特徴が書かれていました。
- ドレン水もしっかり除菌
- 内部乾燥モード
- 静かに運転停止
- 洗えるオープンパネル

上はこのような感じです。

箱を上に引き抜くとこのような感じになっています。下側が発泡スチロールでダンボールを上に引っ張るとそのまま引き抜けるようになっているのがありがたいです。重いものを上に引き上げる必要がないので助かります。

エアコンと枠が入っています。
付属品

付属品は以下の通りです。
- リモコン
- 単4電池(Panasonic製)
- 取扱説明書、取り付け説明書
- ネジ
- 鍵セット
- 粘着テープ
- 窓パッキン
- パテ
- 補助金具
リモコン

窓用エアコンにもしっかりリモコンが付属しています。温度設定や風量設定はリモコンを使って行えます。デザイン自体は普通のCORONAの室外機付きのエアコンのリモコンとほぼ同じです。
窓フレーム

窓フレームです。アルミ製で軽くて丈夫な感じです。

下側には取り付け用のネジがついています。

反対側にはスポンジが付いています。

上側です。上側には蛇腹になっており、長さを伸ばすことができます。

上側の固定ネジは2箇所についています。

内側にはスポンジ素材がついています。

両端にはパッキンが付いています。柔らかい素材で隙間を埋めてくれます。

窓を閉められないようにロックできる機構です。
エアコン本体

エアコン本体です。白を基調とした縦型のエアコンとなっています。

右下には電源ボタンがついています。

裏面はこの様になっています。

中にはこのような感じでヒートシンクがびっしり付いています。
実際に取り付けてみた

この出窓に取り付けることにしました。サッシの内側の高さが83cmだったので、ウインドエアコンの最小取り付けサイズ77cmよりも少し大きいくらいでした。

フレームを窓に取り付けました。取り付けは3つのネジで固定するだけなので簡単でした。

ちなみにサッシの立ち上がりが1cm以上ない場合はこのような補助金具を使う必要があります。これを上下ネジで固定して使います。私の家の窓は立ち上がりが1cmあったので、補助金具を使う必要なく取付可能でした。

フレームにエアコンを取り付けました。エアコン本体は20kg以上あるので持ち上げるのはちょっと大変でした。エアコンはフレームにちゃんと押し込めば自動的にロックが掛かる仕様になっているので、あとはネジで固定すれば完了でした。
出窓の奥行きは約30cmだったので、エアコンを取り付けた際にほぼすっきり収まる形にできました。エアコン本体の奥行きは24cmとのことですが、窓フレームなどを合わせると約30cm弱くらい飛び出すものと認識していたほうが良いと思います。

エアコンの前のパネルは外すことが可能で、フィルターを掃除することが可能です。
ウインドエアコンは冷えるのか?

巷ではウインドエアコンはパワー不足とかあまり冷えないという話もちょいちょい聞きますが、今回実際に使ってみた感じ普通に冷えます。もちろん室外機付きの普通のエアコンと比べるとパワー不足感は多少ありますが、ウィンドエアコンを設置した前後では部屋の環境は雲泥の差と言えるくらい変わりました。
私のデスクトップPCは使っているとそれだけで部屋があたたまるレベルなのですが、それを使っていながらも部屋の温度は外と比べてだいぶ低くなったので大満足です。部屋全体を冷やすのには少し時間がかかるということをちゃんと分かっていれば全然ありですね。
30分のスピード設置は本当に可能か?

30分のスピード設置に関しては正直難しいと思います。事前に設置方法を把握していたり、以前に設置したことのある人ならば可能かもしれませんが、何も知らずに説明書を読みながらやっていたら結構時間がかかってしまいました。私の場合は少なくとも1時間以上はかかったと思います。
ウインドエアコンは箱の状態だと27kgなので結構重いです。ウインドエアコン単体でも20kg以上あるので、窓の位置が高かったりすると女の人1人だと結構きついと思われます。できれば2人居たほうが取付時も安心だと思います。

窓の高さが85cm以下の場合は蛇腹になっているパーツをカットする必要がありました。高さによって山の数を指定してカットします。ネジで外して簡単に取り外せはするのですが、これはちょっと手間でした。

基本的には窓やサッシを傷つけたり、加工する必要はなく、付属のフレームはネジで挟んで固定するタイプとなっています。ただし例外もあって、サッシの立ち上がりが1cm以上ない場合は補助金具をネジで取り付けて固定する必要があります。この点については事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
除湿のドレン水が出ない仕様!
エアコンを使っていて気になるのが除湿した際の水です。このコロナのウインドエアコンはドレン水が出ないノンドレン機構という仕組みになっています。エアコン内部でドレン水を乾燥させて外に放出するので、排水用のホースを用意する必要がありません。
ドレン水も乾燥されずに放置されると最近が繁殖する可能性がありますが、コロナのウインドエアコンには銅イオンを使って最近の繁殖を抑えることができるようになっています。
防犯について

ウインドエアコンを設置すると窓を開けっ放しにしないといけないように思われる方もいるかもしれません。しかし、ウインドエアコンを設置しても窓は閉めることができます。そのため出かけるときや使わないときは窓を閉めておく事ができるので安心です。
ちなみにウインドエアコンに標準で付属されている防犯用の窓固定パーツは窓側にネジで穴を開ける必要があるのですが、Amazonで300円くらいで売っている戸じまりくんなどの窓固定用器具を使えば窓に穴を開けることなく利用可能です。こっちの方が賃貸で窓に穴を開けられない人などでも安心して使えます。価格も安くて気軽に買えるのでおすすめです。
今回の個人的感想&まとめ
今回はCORONAのウインドエアコン CW-1622Rのレビューを書きました。工事不要で買ってすぐに取り付けられるのが良いですね。今は繁忙期なので普通の室外機ありのエアコンを購入すると取付工事までに3週間程度かかったりするので、ウインドエアコンという選択肢もありだと思います。別途工事費用がかからないのとすぐに取り付けできるのが最大のメリットです。
ウインドエアコンは、普通の室外機ありのエアコンに比べると冷えにくいという噂は聞いていたのですが、実際に使ってみた感じでは全然問題ありませんでした。6畳の部屋に取り付けましたが、普通に十分なくらい冷えました。
冷やす速度については、やはり普通のエアコンに比べると少しパワー不足感は否めませんが、普通に使っている上ではそこまで気になりませんでした。20~30分くらいすればかなり部屋が冷えて居るのを実感できたので、個人的には問題ないという感じでした。
今回CORONAのウインドエアコン CW-1622Rを購入して大満足でした。取り付けが簡単で、しっかり部屋も冷えましたし、今年の夏には大活躍をしてくれそうです。唯一、動作音に関しては少し気になりましたが、音よりも部屋が冷えてくれる方がありがたいのでこれくらいの問題は許容範囲でした。ウインドエアコンを探している人にはCORONA CW-1622Rはかなりおすすめです!
CORONA ウインドエアコン CW-1622Rの評価
- 総合評価
- 4.4
- おすすめ
- 4.5
- デザイン
- 5
- 価格
- 4
- 性能
- 4
- 工事不要で自分で取り付けが可能なエアコン
- 窓用なので、室外機が不要
- エアコン専用のコンセントが不要
- 音が結構大きめなので寝室だと気になる可能性も
ぜひウインドエアコンに興味のある人はCORONA CW-1622Rを購入してみてはいかがでしょうか? CORONA ReLaLa CW-1622Rウインドエアコンを購入する!