【圧倒的な明るさ】Dangbei Marsプロジェクターのレビュー!Netflix、PrimeVideo搭載!

今回は高輝度レーザー搭載のハイスペックプロジェクターDangbei Marsのレビューを書きたいと思います。Dangbei Marsは、2100ISOルーメンの高輝度、最先端ALPD、HDR10、Dolby Audio、さらにNetflixやAmazon Prime Videoを標準で搭載したハイスペックなホームプロジェクターとなっています。
Dangbei Marsの通常販売価格は149,800円とホームプロジェクターとしてはかなり高額な部類に入ります。Dangbei Marsにはさらに高級な4K UHD対応の最上位モデルも販売されています。今回は4K対応ではないFullHDのモデルのレビューとなります。
ルーメンの種類について
ANSIルーメン、ISOルーメン、およびルーメンは、光の明るさを表す単位ですが、それぞれの違いは次のようになります。それぞれ計測方法が異なっており、単純に数値を比較することは難しいものとなっています。
これらのルーメンの単位は、光の明るさを測定するための重要な指標であり、異なる用途に応じて異なる測定方法や標準が定義されています。最近の傾向としてはルーメン数を客観的に表すためにANSIルーメンを扱うメーカーが多くなっています。Dangbei Marsの表記はなぜかISOルーメンで、Dangbei Mars 4K ProはANSIルーメンで表記しているので、単純に比較できず分かりにくくなっていますね。
ルーメン(Lumen)
ルーメンは、国際単位系(SI)における光束(luminous flux)の単位で、光源から放射される光の総量を表します。ルーメンは、人間の目に対して可視光のエネルギーをどれだけ感じるかを表すため、光の明るさを示す重要な指標です。一般的な白熱電球の場合、通常はルーメン数が明示されます。
ANSIルーメン(ANSI Lumen)
ANSIルーメンは、プロジェクターの明るさを測定する際に使用される単位です。米国の規格機関であるアメリカ国立規格協会(ANSI)によって標準化されています。プロジェクターの場合、ANSIルーメンは、画像を投影する能力や画面上での明るさを表します。ANSIルーメンは、プロジェクターの性能を比較するために使用されます。通常のルーメンに比べて数値は低くなります。
ISOルーメン(ISO Lumen)
ISOルーメンは、国際標準化機構(ISO)によって標準化されたルーメンの測定方法を指します。特定の光源や照明器具の明るさを測定する際に使用されます。ISOルーメンは、光源の色温度、指向性、および光の分布によって異なる値を示すことがあります。
Dangbei Marsプロジェクターのクーポン
Dangbei Mars ホームプロジェクター 高輝度 2100ISO ルーメン フルHD 1080通常販売価格:149,800円 クーポン:20000円オフ 割引価格:129,800円
現在Dangbei Marsの20000円オフクーポンがAmazonページ内で配布されています。20000円引きされることで129,800円となっています。ちなみにDangbei Mars 4K Proの方は29000円オフのクーポンが出ています。
Dangbei Marsプロジェクターのレビュー

公式Netflix見られない問題解決
電源を入れるとすぐにNetflixにアクセスし、お気に入りのコンテンツの世界を楽しむことができます。 ボタン1つで「Netflix」、「Amazon Prime Video」、「YouTube」3つの主要動画サービスへアクセスすることが可能です。小さいながらもパワーを持ったミニシアターで、場所問わずに映画やテレビ番組などの膨大なコレクションを、スムーズなストリーミングと直感的なユーザーインターフェイスでお楽しみください。
昼夜問わず場所選ばず鮮明さ
照明を消さなくても明るく使える、驚くほど高輝度投影することができます。2100ISOルーメンの明るさにより、日没前の明るさや照明をつけたままで見ることができます。30,000時間の光源寿命で完璧な明るさを得ることができ、卓越したAI明るさ調整機能により、常に環境に合わせて明るさを得ることができます。HDR10に対応するため、市販のプロジェクターより2倍を誇る精細さ、原画に忠実な色を再現できます。独自の「Dangbei AI Realistic Pro 画像エンジン」がリアルタイムで画質を最適化し、最大200インチで息を呑むような画像の美しさを提供します。
ありがちな設定の煩わさから解放
4種類のインテリジェントな自動調整機能がこの一台に詰め込まれています。シームレスなオートフォーカス&上下左右45度自動台形補正機能により、鮮明できっちりとした画像を瞬時に映し出します。わざわざ居住空間を整理する必要もありません。インテリジェント・スクリーン・フィットと障害物回避機能は、投影面上のあらゆる障害物を認識し、壁面のスイッチや壁の絵、壁のコーナーまでを自動で回避し、すぐに完全でフィットした画像を実現します。
映画館のようなDolbyAudioサウンド
10Wのデュアルスピーカーを搭載し、DolbyAudio & DTS-HD Master Audioに対応しています。お気に入りの映画やショーが、驚くほどクリアに蘇ります。先進的なサウンドシステムが、まるで映画の中に入り込んだかのような感覚を味わせてくれます。26デシベル以下まで抑えた動作音によって没入感のある視聴体験を提供します。
仕様
- ディスプレイ技術
- DLP(デジタルライティングプロセッシング)
- 輝度
- 2100 ISO ルーメン
- ディスプレイ搭載チップ
- 0.47 DMD
- 光源レーザ
- ALPDレーザー技術
- 光源寿命
- 30000時間
- 解像度
- 1080P FHD (1920 x 1080)
- 対応形式
- HDR10, HLG
- スマートアイプロテクション
- あり
- スローレシオ
- 1.27:1(スクリーン横サイズ /投写距離)
- 画像サイズ
- 60~180インチ
- オートフォーカス
- あり、ToF(Time-of-Flight) + カメラオートフォーカス
- 自動台形補正機能
- あり、6方面
- スマートスクリーンフィット
- あり
- スマート障害物回避
- あり
- 投影方式
- 前面/背面/前壁/後壁
- スピーカー
- 10W x2
- ドルビーデジタル
- AC-3、5.1 チャンネルサラウンドサウンド
- OS
- Linux
- コンテンツ
- Netflix、YouTube 、プライムビデオなどの公認ライセンス
- 入力
- USB2.0 x 2、HDMI x 2、電源入力 x 1、LAN x 1
- 出力
- S/PDIF 出力端子 x 1
- Wi-Fi
- 2.4/5GHz デュアルバンド、 802.11a/b/g/n/ac 対応
- Bluetooth
- Bluetooth 5.0/BLE
- 電源プラグ
- 180W (18V/10A)
- サイズ
- 24.5 x 20.8 x 17.3cm(9.68 x 8.22 x 6.81 インチ)
- 重量
- 4.53kg (10 lbs)
箱

箱は黒を基調とした高級感のあるデザインになっています。

箱をあけると厳重に梱包材に包まれています。

プロジェクターを取り出した下側にはアダプタなどが入っていました。
内容物

内容物は以下のとおりです。
- Marsプロジェクター
- 電源アダプター
- ACケーブル
- リモコン
- ワッシャー
- クロス
- 取扱説明書
説明書

説明書と保証書です。説明書は、複数言語対応でちゃんと日本語でも書かれていました。
電源ケーブル

電源ケーブルは3ピンケーブルを採用しています。

ACアダプターに電源ケーブルを接続した状態です。ACアダプターは結構大きめでスマホくらいあります。
クロス

本体やレンズなどを拭くためのクロスです。ブランドロゴも入っています。
リモコン

リモコンはシンプルなボタン構成になっています。NETFLIXやAmazon Prime Video、Youtubeなどのワンボタンですぐに飛べるように専用のボタンが用意されています。電池は単4電池が2本で動作するようになっています。
Mars プロジェクター

プロジェクター本体です。黒を基調としたシックなデザインで、光沢があり高級感があります。

正面からの画像です。本体の左側にはセンサー類、右には投影用のレンズ、右下にはDangbelのロゴが入っています。

レンズ部分です。

横側です。横側はメッシュ構造になっています。プロジェクター本谷は10Wスピーカーが2つ搭載しています。

背面には端子類が用意されています。左からUSBx2、HDMI/ARC、HDMI、S/PDIF、LAN、電源のDC端子となっています。

裏面です。裏面には三脚などに固定できるように1/4ネジの穴が用意されています。他にも認証マーク類が記載されています。技適マークもしっかり取得されています。

上部には電源ボタンがついています。電源ボタンは電源が入ると白く光ります。

斜め後ろからの画像です。
実際に起動してみた(セットアップ編)

起動すると英語でセットアップの画面が表示されます。リモコンのペアリング方法が表示されています。

その後、言語で日本語を選択することができます。これ以降は日本語で設定することができます。

投影モードは4つから選ぶことができます。机の上で使うモードや天井から吊るすモードなどを選択できます。

初期画面でNetflixの設定もできます。

全部の設定が終わるとホーム画面です。ホーム画面にはNETFLIXやAmazon Prime Video、Youtubeなどがあります。その他にもOpen Browser、Bletooth Speaker、Miracast、HomeShare、App Storeなどが用意されています。
このように標準でアプリが入っているのは良いですね。安いプロジェクターなどは外部接続するFireTV Stickなどの機器が必要になりますが、Dangbei Marsではこのプロジェクター単体でそれらのことができます。つまりDangbei Marsを電源ケーブルでつなぐだけで様々なエンタメコンテンツにアクセスできるのでとても簡単です。
Prime Video

Prime Videoを起動してみました。サインインすればいつものPrime Videoを楽しむことができます。
明るい状態と暗い状態の比較

昼間でカーテンを開けて光が入る明るい部屋の状態で推しの子を再生してみました。光が入る状態でもしっかり映像が投影されています。さすが2100 ISOルーメンといったところでしょう。このレベルの明るさがあれば光が入る部屋でも問題なくプロジェクターが使えそうです。

部屋を真っ暗にした状態で撮影してみました。この状態であれば、明るい状態では薄かった部分もはっきりくっきり見えます。映画館のような大画面を高画質で楽しめます。

明るい状態で撮影。明るい状態だと黒っぽい色は見にくく分かりにくくなってしまいます。明るい状態でも白い部分は比較的見やすいです。

暗い状態で撮影。暗い状態であれば黒っぽい色もしっかり映されています。

明るい状態で撮影。

暗い状態で撮影。

明るい状態で撮影。

暗い状態で撮影。
Netrange

Netrangeというアプリストアが入っています。このアプリストアで色々なアプリをダウンロードして入れることができます。
Miracast

Miracastは、Miracastの機能を使ってスマホの画面などをプロジェクターに投影することができます。

試しにAbemaを投影してみました。

横画面で表示すればMiracastでAbemaでウマ娘を普通に再生して楽しむことができました。
ブラウザ

Open Browserを使ってプロジェクター上でGoogle検索もできます。検索のための文字入力がリモコンで行わないといけないので少し大変ですが、使うことは可能です、

試しにShopDDを表示してみました。普通に表示することができました。
Youtube

Youtubeもそのまま見ることができます。
Bluetoothスピーカー

Bluetoothスピーカー機能も搭載しています。スマホで連携することでBluetoothスピーカーとして使用可能です。

曲名やアーティスト名なども表示されます。
その他の画像

Amazon Prime Videoでドラゴンボールの映画が追加れていたので試しにプロジェクターで投影してみました。大迫力の大画面できれいに投影できるので、ちょっとだけ試すつもりが最後まで見てしまいました。



自動台形補正と障害物回避

Dangbei Marsには自動台形補正機能と自動的に障害物を回避する機能が搭載されています。検証のためこのようにプロジェクターの壁の端に角度を変えてみました。角度を変更すると台形補正用の模様が表示されます。

すると自動的に障害物を避けつつ自動台形補正を行って、見やすい角度で投影してくれます。このように台形補正によってサイズが自動補正されます。障害物回避も行われて壁に収まる形に自動的に変化しました。

その後このように綺麗に表示されます。安いプロジェクターでは台形補正は手動で調節する必要があり、設定に時間がかかったりしますが、Dangbei Marsならそのような手間が一切かかりません。すべて自動で最高の状態で表示してくれます。
自動台形補正とオートフォーカス検証動画
自動台形補正とオートフォーカス検証動画を撮影してみました。自動台形補正の動作がどのような感じなのか映像を見てもらえればすぐに分かると思います。
オートフォーカス

Dangbei Marsにはオートフォーカスの機能がついていて、自動的にピント調節を行なってくれます。安いプロジェクターだと自分でレンズを回してピント調節などを行ったりしますが、Dangbei Marsではそのような手間は不要で、設置して電源をつけるだけで自動的に最適なピントにオートフォーカスしてくれます。
プロジェクターの位置を前後させてもすぐにオートフォーカス機能が動いて、模様が表示されて自動調節されます。

このように自動的にピントを調節して、最適化された映像を投影してくれます。
インテリジェント インクルージョン

その他にもインテリジェント インクルージョンという機能があり、プロジェクタースクリーンのサイズに合わせてプロジェクタースクリーン内に自動的にサイズ調節して投影してくれます。プロジェクタースクリーンを使っている人には使っている人にはかなりありがたい機能です。
10Wデュアルスピーカー

Dolby Audioに対応した10Wデュアルスピーカーについてですが、音質については十分なクオリティと音質を持っています。安いプロジェクターのスピーカーだと、せっかくの大画面でも音がしょぼくて残念なことがありますが、Dangbei Marsのスピーカーはパワフルで音質も良いので、映像に負けない力強い音を出してくれます。
映画館でもそうですが、プロジェクターにおいては映像と共に音はとても大事な要素なのですが、このDangbei Marsなら両方とも満足のいく品質となっています。
今回の個人的感想&まとめ
今回はDangbei Mars Pro 4K UHD プロジェクターのレビューでした。過去に3万円程度の比較的安いプロジェクターについてはレビューを書きましたが、Dangbei Marsのような高級プロジェクターについては初めてだったのですが、その圧倒的な性能に驚かされました。高いだけあってやはりその辺の安いプロジェクターとは全然違いますね。
2100 ISOルーメンという明るさで、昼間で明るい部屋に投影してもしっかり使えるレベルの明るさがありました。やはり高級なプロジェクターはパワーが違いますね。明るい部屋でも問題なく使えるレベルの明るさがありました。もちろん暗い状態でもくっきりとはっきりときれいに映像が見えるのでとても良いです。
オートフォーカス機能がありピント調節なども自動で行われ。手動で微調節する必要ないというのがありがたいですね。安いプロジェクターは自分でピント調節などを行うのですが、Dangbei Marsではそれが完全に不要です。Dangbei Marsの位置を前後させると自動的にピント調節機能が働いて最適な状態になっています。
安いプロジェクターでは端のピントが合っていなかったり、レンズの品質が悪かったりで映りが微妙な箇所があったりするんですが、Dangbei Marsでは細部までしっかりきれいな映像を映し出すことができていました。やはりDangbei Marsは品質が高いので、そういう点も安心して映像を楽しむことができます。
Dangbei Marsですが、家庭用のプロジェクターとしては15万というのはかなり高額な部類に入ると思います。ですが、品質はとても高いですし、高級感もあり、所持している満足感はかなり高いです。これで満足できない人は更に上位のDangbei Mars 4K Proを購入したほうが良いですね!
Dangbei Marsプロジェクターの評価
- 総合評価
- 4.5
- おすすめ
- 5
- デザイン
- 5
- 価格
- 3
- 性能
- 5
- 2100 ISOルーメンで昼でも使える圧倒的な明るさ
- 自動台形補正とオートフォーカスで簡単に自動設定
- 高音質な10Wデュアルスピーカー搭載
- Netflix、Prime Video、Youtubeなど標準搭載
ぜひプロジェクターを探している人はDangbei Marsを購入してみてはいかがでしょうか? Dangbei Marsプロジェクターを購入する!