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YouTube PremiumとYouTube Music Premiumの違いをまとめました!

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2018年11月からスタートしたYouTubeの新サービスのプラン「YouTube Premium」と「YouTube Music Premium」ですが、名前が似ててよくわかりにくかったので違いについて調べてまとめてみました。新しく「YouTube Premium」と「YouTube Music」が始まったけどよくわからないという人のための記事です。

調べてみるとまず「YouTube Music」という無料でも利用可能な新たな音楽サービスが始まったことで、それに付随する有料オプションとして「YouTube Music Premium」があり、さらに「YouTube Music Premium」を内包する形でさらにYouTubeの広告なし化やオフライン再生などの機能が追加された「YouTube Premium」が存在しています。

「YouTube Music」は誰でも無料で利用できるサービス!

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まず初めに説明しておかないといけないのは「YouTube Music」自体は無料のサービスで誰でも無料で利用することができます。「YouTube Music」のサービス内容としては、YouTubeで配信されている音楽PVなどに特化した動画配信サービスに加えて、「Google Play Music」のような音楽配信サービスも兼ね備えたYouTubeが作った新しい総合的な音楽配信サービスとなっています。広告が入ることで、通常は有料配信されている曲もかなりの曲数が提供されているので無料でも十分楽しむことができます。YouTubeで公開されているPV以外にも、音楽も一部は無料で楽しむことが可能となっています。

PCからの利用以外にもAndroid/iOSなどスマホ用アプリも用意されていて、様々な場所から音楽を楽しむことができる音楽ストリーミングサービスとなっています。

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無料でも使えますが、より良い機能や4000万曲以上の曲の聞き放題は有料オプションとなっています。有料オプションの「YouTube Premium」と「YouTube Music Premium」に入ることで、オフライン再生などの様々な機能も使うことが可能となります。この詳しい説明については後述。

有料オプション「YouTube Music Premium」とは?

YouTube Music Premium

「YouTube Music Premium」はYouTube Musicの有料オプションで月額980円で利用できます。このYouTube Music Premiumが何なのかというと、YouTube Musicで以下の機能が追加で利用できるようになります。

  • 広告無しでの音楽を再生
  • バックグラウンドで音楽を再生
  • オフラインで音楽を再生
  • 4000万曲以上聴き放題

YouTube Musicを無料で使う場合は上記機能が利用できませんが、有料オプションに入ることで、広告無しでの音楽を再生、バックグラウンドで音楽を再生、オフラインで音楽を再生、4000万曲以上の定額音楽配信などの恩恵を受けられるようになります。PC上では恩恵は少ないかもしれませんが、スマホでのバックグラウンド再生やオフラインでの音楽再生はかなりありがたいですね。また有料オプションで聞ける曲については主にGoogle Play Musicで聞ける4000万曲と同じようです。

Google Play Musicとの比較

Google Play Music

Googleが提供する音楽配信サービスの先行としては、2015年に日本でもスタートした「Google Play Music」があります。Google Play Musicもかなり優秀なサービスで、無料でもオンライン上に曲を保存してストリーミング再生することができるなど活用している方も多いことかと思います。私もGoogle Play Musicの有料会員登録しており今でも使っております。

Google Play Musicが日本でもスタート!3000万曲定額配信&5万曲オンライン保存可能! youtube_premium_006.png

Google Play MusicとYouTube Musicではどうサービスが異なるのかを比べてみると、主に配信している曲はほとんど同じですが、一部YouTube Musicにしか存在しない曲もありました。例えばLiaの鳥の詩はYouTube Misicでしか見つけられませんでした。

その他にもPVの再生ができる点なども考慮すると、配信されている曲に関してはYouTube Musicに軍配が上がります。では、Google Play Musicがサービスとして劣っているかと言われると、それはまた別の話です。YouTube Musicでは、配信されている曲を聞く形ですが、Google Play Musicでは自分の持っている曲を5万曲までアップロードして、定額配信曲と同じようにストリーミング再生が可能なので、曲を自分で持っていてそれを再生したいときにはGoogle Play Musicの方が良いと言えます。なので状況によって使い分けするのが良いと言えます。

Google_Play_Music_Desktop_Player_000.png クロスプラットフォームで使えるGoogle Play Music Desktop Player GPMDPが便利!

その他にもGoogle Play Music Desktop Playerというデスクトップ専用の再生ソフトもあったりするので、ブラウザで再生するのじゃ嫌という人にはGoogle Play Music Desktop Player GPMDPを使うのがおすすめです。

Google Play Music定額会員はYouTube Music Premiumをそのまま使えます!

Google & YouTube

驚くことにGoogle Play Music定額会員はYouTube Music Premiumに登録せずに機能をそのまま使うことができるのです。逆にYouTube Music Premiumに登録するとGoogle Play Musicで定額配信を使うことが可能になっています。YouTube Music PremiumとGoogle Play Musicの登録は相互互換があり、どちらか片方を登録すれば両方使えるようになるようになっているわけです。なので、両方登録する意味はありません。間違って両方で課金してしまうと料金が無駄になってしまうため注意が必要となります。

ちなみに私の場合は、ずっとGoogle Play Musicを利用していたので登録せずともYouTube Music Premiumを利用できる状態だったわけですね。

有料オプション「YouTube Premium」とは?

YouTube Premium

ここまでは「YouTube Music Premium」の説明でしたが、ここからは「YouTube Premium」のお話になります。YouTube PremiumはYouTube Music Premiumの上位プランとなり、月額1180円でYouTube Music Premiumの機能に加えてYouTubeで以下の追加機能が使えるようになります。

  • 広告なしで動画を再生
  • バックグラウンドで動画を再生
  • オフラインで動画を再生
  • YouTube Originals コンテンツを視聴可能

この中で一番ありがたいのは広告なしで動画再生ですね。お気に入りの動画を広告なしで楽しめます。 他のアプリを開いているときも、動画をバックグラウンドで再生できる他、データ容量不足の場合や、インターネット接続がないときに備えて動画をオフラインで一時保存できます。YouTubeがつくった新しい音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」も全機能を使うことができます。

YouTube Musicを実際に使ってみました!

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YouTube Musicを簡単に使う方法としては、まずは「使ってみる」からお気に入りのアーティストを選択するとそれに合わせておすすめのPVなどがレコメンドされるようになります。

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私も適当に手ェックを入れて使ってみました。

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個別に気になるアーティストをチャンネル登録もできます。

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あとはTopページにあるPVなどを再生するとこんな感じに再生することができます。音楽に特化したYouTubeという感じなので、今までYouTubeで音楽などを流していた人はこちらを利用したほうが便利ですね。これはPVの再生ページですが、普通の動画なし曲の場合はCDのジャケットが表示されます。

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基本的には気になるアーティストを検索して曲を再生して、リストに追加して自分の好きな曲だけをまとめて使っていく形になります。ライブラリに曲のリストが出てきます。

軽くPC版での使い方を紹介しましたが、こういうのは実際に使ってみたほうが早いです。ちなみにスマホアプリもあってYouTube MusicとGoogle Playで検索すると出てきます。

今回の個人的感想&まとめ

「YouTube Premium」と「YouTube Music Premium」の違いについてまとめた記事でした。名前が似ててわかりにくいのですが、調べてみると大きな柱となるサービスとしてYouTube Musicがあり、YouTube Musicを広告なしやオフラインで使える有料オプションとしてYouTube Music Premiumが存在し、その上位互換としてYouTubeでの広告なしやオフライン再生などができる追加機能が得られるYouTube Premiumがあるという感じです。

今回私の場合はGoogle Play Musicを契約していたので、YouTube Music Premiumをそのまま使える状態だったのですが、使ってみると良いところもありますし、Google Play Musicの方が優れている部分もあったりとなかなか難しいところです。特に私の場合は、最初のGoogle Play Musicのスタートキャンペーンで月額780円で契約したまま維持しているので変えようとは思っていないのですが、もしGoogle Play Musicを980円で契約しているのであれば後200円プラスしてYouTube Premiumに切り替えていた可能性が高いです。ここ最近YouTubeの広告が多すぎてうんざり気味でしたし、それが解決するなら十分ありな選択肢ではあると思います。

個人的には過去にPCに取り込んだCDをGoogle Play MusicでクラウドにUPしてストリーミング再生できるという点でGoogle Play Musicの方が好きですね。ですが、YouTube Musicの方が検索で引っかかる曲が広いというか検索方式が異なるのか、声優さんのキャラソンなどはYouTube Musicの方が検索しやすい感じもあったりします。PVなどを見たいのであればYouTube Musicの方が良いと思います。

どちらも良い点がありますが、ライブラリやプレイリストを両方で共有できるわけではないのでどちらも使用すると曲を管理するのは難しいのがネックですね。Google Play Musicでライブラリに入れていたのもをYouTube Musicで共有できれば移行してもいいかと思えるんですが、それもできないので気軽には移行できない部分もありますね。

YouTube Musicは無料でもかなり使える印象です。トップページにはPV系ばかりですが、アーティスト名で検索すると人によっては結構無料で聞ける曲も出てきました。有料プランに比べればかなり少ない曲数ではありますが、無料でこれだけ聞けるのは中々にすごいと思います。

無料でも色々な音楽を楽しめるので、ぜひYouTube Musicを活用してみてはいかがでしょうか?

パソコンやスマホなどのガジェットに興味があり、大学で情報工学の勉強してシステムエンジニアに。ブログ歴は15年以上。ITの専門的な知識はそこそこあり、国家資格の情報処理技術者試験のスキルレベル4「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などを取得。

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