コスパ最強タブレットのdtab Compact d-01Jを買ってみた!

ここ最近ではタブレット市場は右肩下がりで需要も減っているようで日本で発売しているメーカーも徐々に少なくなってきているのが現状です。しかしながら、価格が安くて性能が良ければタブレットも欲しい人と思う人も多いはず。そんな安価に性能の良いタブレットが欲しい人におすすめのコスパ最強のタブレットdtab Compact d-01Jを購入したので紹介したいと思います。
このdtab d-01Jの詳細な性能については後述しますが、簡単に説明すると私の愛用スマホであるNexus6以上の性能で価格はなんと17000~20000円程度で手に入ります。今回はYahooショッピングで白ロムを購入したのですが、3000ポイントもついてきたので実質14000円程度で入手できたことになります。
dtab Compact d-01Jの簡単な説明をすると、docomoが販売しているHuawei製のMediaPad M3をベースに改造されたタブレット端末です。端末のハードウェア的な差異としては、MediaPad M3ストレージが32GB、メモリ4GBなのに対し、dtabはストレージ16GB、メモリ3GBにダウンしています。ソフトウェア的にはHuaweiオリジナル要素がなくなり、docomo用にカスタマイズされています。基本的な違いはこれだけです。このdtabは値段の割に性能もそこそこ高く、画面は8.4インチ WQXGA(1600×2560)IPS液晶で、CPUはHiSilicon Kirin 950 2.3GHz+1.8GHz オクタコア(ベンチマーク結果は後述)を採用しています。

MediaPad M3のLTEモデルは35000円程度で販売されていますが、メモリが3GBになっているとはいえdtabが18000円とほぼ半額で入手することができるのでとてもお買い得だと思います。この価格帯で手に入るタブレットとしては破格の性能ですからね。
dtab Compact d-01Jを安く買うには



で、実際に安く買うにはAmazon、楽天、Yahooショッピングなどで未使用な白ロムを入手するのが安くておすすめです。
新品とか未使用とかの記述が書いてあれば間違いないですが、中古と記載されていても裏面のシールが張ってあるようなものであれば、動作確認だけしたほぼ未使用の美品の可能性が高いのでおすすめです。今回私がYahooショッピングで購入したのもシールが張ってあることを確認した良質な中古でした。実際に手にとって見ても傷一つなかったですし、実際に使用されたような痕跡もなかったです。これ本当に中古なの?って感じでした。
dtab Compact d-01Jのレビュー

細部までこだわった匠の加工技術。コンパクトボディにクラストップの高精細ディスプレイ。持ち運びも快適なコンパクトサイズ。最薄部わずか4.6mmのカーブデザイン。軽量310g アルミニウムボディ。片手で簡単に持てる大きさ。8インチクラスで最も鮮明なタブレット。寝室など暗いところでの読書をサポート。文字の見やすさはキープしながら、眼を守る。文字の見やすさはキープしながら、眼を守る。新しいアルゴリズムでコントラストと鮮明さを改善し、高精細ディスプレイに対応。眼でみたままにより近い鮮やかさ。太陽光の下でも文字や画像を見やすく、輝度とコントラストを最適に自動調整。CDの約6倍のサンプルレート。音響機器としても優れた性能を発揮。タブレットの向きに合わせて自動でスピーカ再生モードを切り替え、最適な音響空間を作り出す。高速高感度指紋認証センサー搭載。大容量バッテリーで電池残量を気にせず楽しめる。大容量5100mAhバッテリーと独自の節電技術。高精細 800万画素リアカメラ。F値 2.0 の明るいレンズによる高い表現力。
仕様
- 発売日
- 2017年5月25日発売
- 製造メーカー
- Huawei Technologies Co., Ltd.
- 端末名称(カタカナ)
- ディータブ コンパクト d-01J
- OS種類
- Android 6.0
- 画面
- 8.4インチ WQXGA(1600×2560)IPS
- CPU
- HiSilicon Kirin 950 2.3GHz+1.8GHz オクタコア
- ROM
- 16GB
- RAM
- 3GB
- サイズ高さ
- 約 216mm
- サイズ幅
- 約 124mm
- サイズ厚さ
- 約 7.3mm
- 質量
- 約 325g
- 生体認証
- 指紋認証
- センサー
- 加速度センサー、光センサー、デジタルコンパス
- アウトカメラ
- 裏面照射型CMOS/約 800万画素
- インカメラ
- 裏面照射型CMOS/約 800万画素
- 無線LAN
- IEEE802.11a/b/g/n/ac
- 連続待受時間(静止時)
- LTE 約 700時間
- 連続待受時間(静止時)
- 3G 約 800時間
- バッテリー容量
- 4980mAh
- 接続端子
- microUSB(Type-B)
箱

箱は白を基調としたデザインでシンプルなものになっています。

箱にはうっすらdtabと書かれています。

箱を開けるとこんな感じです。
内容物

内容物は以下の通りです。
- dtab本体
- スタンド
- SIMピン
- スタートガイド
本体

dtabの表面です。ベゼルが白でシンプルなデザインです。

裏面です。裏面はシルバーです。ちなみに別カラーとして背面がゴールドのモデルもあります。
SIMピン

SIMやmicroSDカードを入れるトレイ開閉用のSIMピンです。
スタンド

折りたたみ式のスタンドです

スタンドを開くとこんな感じになります。

dtabを置くと良い感じですね。

横からです。

こう見るとdtabはかなり薄いですね。

場所を変えて机の上で撮影しました。

ディスプレイをつけるとこんな感じです。解像度が高いのでかなりきれいです。

裏面です。

アウトカメラです。アウトカメラの部分は表面と一緒の白です。

右側には電源ボタンと音量ボタンがあります。

上川にはインカメラ、イヤホンジャック、スピーカーがついています。

下側には指紋認証と、microUSB端子、マイク、スピーカーとSIMスロットがあります。

SIMトレイを出した状態です。

nanoSIMとmicroSDカードが入ります。

ちなみにこのdtabは次世代のSIMとなるeSIM対応機種なのですが、従来のnanoSIMも普通に使うことができます。iijのdocomo回線の格安SIMを刺してみましたが普通に通信できることを確認できました。

このサイトを表示してみました。解像度が高いのできれいに映ります。

スタンドに載せた状態です。

スタンドに乗せてディスプレイを付けた状態です。角度調節機能とかはありませんが、ちょうど良い感じです。
ベンチマーク

antutuベンチマークで84000近い数値を出してくれます。私の愛用しているNexus6のスコアですら74000なので、それ以上のスペックを有しており、普通に使うには十分過ぎる程の性能だと思います。ちなみにタブレットでの比較としては以前購入したNexus7 2013は39000なので、ベンチマークのスコアとしては倍近い差があるようです。
デレステ

3Dゲームの動作確認のために久しぶりにアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージを試してみましたが、LIVEにおいては標準3Dは問題なく動きました。価格が安いですし、CPUもSnapdragonではないので3Dゲーム関連は厳しいのではないかと予想してましたが、Kirin 950は意外にもちゃんと動いて驚きでした。

MVならリッチ3Dでも問題ないですね。ただし、リッチ3Dで高画質にすると多少カクつくところも出てくるので、MVを高画質で完全に楽しむにはもう少しスペックが足りないようです。まあそれでも2万以下のタブレットで3Dリッチの標準解像度がここまで動くだけでも十分すごいことだと思います。

ちなみにベンチマーク的にはdtabより低いNexus6の方が3Dリッチで高画質が見れたので、やはりSanpdragonの方が最適化されているような気がします。
Android 7

Android(TM) 7.0へのバージョンアップ予定製品について - ドコモからのお知らせ https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/161104_00_m.html
このdtabですが、現在はAndroid 6.0ですがすでにAndroid 7.0へのバージョンアップ予定製品として発表されており、今後のアップデートが期待できる製品となっています。Android 7.0にアップデートできればマルチウィンドウなどの様々な便利機能が追加されるので、早く公開されるといいですね。

2018年3月18日追記:ついにdtab d-01JにAndroid 7.0へアップデートされました!アップデートに関する詳細については上記記事を参照してください。これで唯一できなくて欠点だったマルチウィンドウが可能になり、弱点のないタブレットになりました。今まで以上におすすめできるようになりました!
今回の個人的感想&まとめ
今回はコスパ最強のタブレットのdtab Compact d-01Jのレビューでした。dtab Compact d-01Jですが、かなりおすすめのタブレットです。今回は価格が17300円でYahooショッピングでの購入でTポイントが30000ポイントほど手に入ったので、ポイントを引いて実質14000円とものすごいお買い得でした。
dtabはdocomo用のdocomo LIVE UXというランチャーがデフォルトで採用されていますが、私は気に入らなかったので、Androidで標準的なGoogle nowランチャーを入れました。これを入れることで普通のAndroidと同じようになります。これだけでdtabと意識せずに使うことができるのでおすすめです。
Huawei製品は初代dtab01以来でしたが、特に問題もなくなかなか良いタブレットだと思いました。まず解像度が1600×2560とかなりきれいですし、CPUもオクタコアでかなりサクサクですし、メモリも3GB搭載していて十分なスペックです。ストレージが16GBしかないのがちょっと物足りませんが、足りない分はmicroSDカードで補う形になりそうです。スピーカーは両サイドに搭載しており、動画を見るのにも使えそうです。
スペック的には普通に使う分には十分以上の性能を有しており、普段使いに丁度いいですね。CPUがSanpdragonじゃないので3Dゲームは厳しいんじゃないかと思いましたが、デレステも標準3Dの設定で普通に動いていたので、最高設定とか高望みをしなければ大抵のゲームは特に問題なくできそうです。3Dゲームを最高画質でやりたいとかそういうハードな使い方には向きませんが、軽くゲームで遊ぶくらいなら余裕でできるので、そういう層にもおすすめできます。
カメラについてですが、アウトカメラの画素数が800万画素と近年のスマホの画素数と比較すると少し物足りない気もしますがタブレットとしては十分な性能と言えるでしょう。普通に撮るだけなら十分な画素数です。ちなみにインカメラが800万画素でビューティー機能を標準搭載しており自撮りする人などには良いかもしれません。
全体的に見て、個人的に気に入らなかった部分はベゼルの色が白なところくらいですかね。それ以外はどれも満足できるものでした。ここ最近の買い物の中では一番コスパの良いものでした。LTEも搭載しているので使いたいときにはSIMを挿せば外でも使えますし、一台持っておけば便利かもしれません。みなさんもコスパの良いタブレットがほしいという時にはこのdtab Compact d-01Jを購入してみてはいかがでしょうか?
docomo dtab Compact d-01Jの評価
- 総合評価
- 4.8
- おすすめ
- 5
- デザイン
- 4.5
- 価格
- 5
- 性能
- 4.5
- すごくコスパの良いタブレット
- 価格は安いけどストレスなく使える
- Anrdroid8対応でマルチウィンドウで使える
- ドコモのゴミアプリが入っている(無効化可能)
興味のある方はぜひ購入しみてはいかがでしょうか? 8.4インチ タブレット dtab Compact d-01J (シルバー)を購入する!