DVDFab6 BD&DVD コピープレミアムを使ってみた!

今回紹介するのは、株式会社ジャングルより販売されているDVD&Blu-rayディスクのコピーソフトで最もシェアを持つDVDFabシリーズの最新版である「DVDFab6 BD&DVD コピープレミアム」です。海外版ではバージョン9までありますが国内版のバージョン6は、海外版のバージョン9に機能を追加した最新バージョンです。DVDやBlu-rayのコピーやリッピングで調べたことがある人は誰しも一度は目にしたことがあると思われる有名ソフトです。
このDVDFab6 BD&DVD コピープレミアムはディスクコピー、ディスク作成、動画変換、仮想ドライブなどDVDFabシリーズの機能が全部入りしているほか、複雑な編集作業なしで複数のディスクを統合したり、様々なデバイス向けの動画変換が可能です。新機能として外部ツールをMainUIに追加、ホームメディアサーバーのVidOn Serverなどを搭載しています。
まずはじめに
みなさんご存知のこととは思いますが、2012年10月1日より改正著作権法が施行されたことでDVDやBDにおける技術的保護手段(AACS、CSS、CPRM)を回避して行う複製が私的使用目的であっても違法となりました。また、技術的保護手段を回避して複製するプログラム・装置を提供することは規制されており、違反者には刑事罰(3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金)が科せられます。
このように著作権法が改正されたため、国内で販売されているDVD&BDのコピーソフト、今回の国内版の「DVDFab6 BD&DVD コピープレミアム」には技術的保護手段(AACS、CSS、CPRM)を回避してコピー・バックアップする機能が取り除かれています。そのため市販されているDVDやBDのリッピングはできません。厳密に言えば、あることをすれば国内版でもコピーできるのですが、違法になってしまうのでそのようなことはやめましょう(後述)
現状では「DVDFab6 BD&DVD コピープレミアム」では技術的保護がついていない、自作したDVDなどをコピーすることしかできません。つまり、市販のDVDからスマホ向けの動画を作成することもできないわけです。それじゃ意味ないじゃんと思うかもしれませんが、このようなユーザの利便性をまったく無視されたものでも法律は法律なのでしかたがありません。
しかし、DVDFab6 BD&DVD コピープレミアムはDVDコピー関連以外にも動画変換やディスク作成、動画ダウンローダー、ホームメディアサーバー機能などにおいてもなかなか優れたソフトなので使ってみる価値ありです。
DVDFab 11 Blu-rayコピーを使ってみた!制限のかかっていない海外版のDVDFabが欲しい人は海外の公式サイトで購入することも可能です。海外版のレビューはこちらをご覧ください。
「DVDFab6 BD&DVD コピープレミアム」のレビュー!

DVDFab6 (ディーブイディファブ) は、ディスクコピー、ディスク作成、動画変換、仮想ドライブなどの機能が全部入ったDVDFab6の最上位版で、Blu-ray/DVDビデオのコピー機能、エンコード機能などを結集した世界唯一の総合ソフトです。メニュー構造を保持したまま動画のみ圧縮するトランスコード圧縮機能を標準装備し、Blu-ray 片面 2層 → 片面 1層コピーを可能にしたことで発売以来、多くの PC ユーザーに愛用されています。
ビデオカメラで撮ったままのBlu-rayや DVD などが沢山ある場合も、複雑な編集作業なしで一度に複数のディスクを統合可能。また、光学ドライブを持たないパソコンで映像を見るためにディスク内のコンテンツからディスクイメージファイルを作成し、付属の仮想ドライブソフトで再生させることもできます。独自開発の高速化技術 DVDFab Lightning Shrink(Windows 版)/ DVDFab Lightning Recording(Mac 版)を搭載し、ディスクコピーや動画変換にかかる時間の大幅な短縮を実現し、UltraHD(4K)動画ファイルの入出力、H.265 フォーマットでのファイル出力などの最新フォーマットにも完全対応しています。
その他、便利な機能を数多く有しているので、DVDFab6ならBlu-rayや DVD ディスクに関する要望を満たすことが可能です。
動作環境
- 対応OS
- Windows 10/8.1/7/Vista(32bit/64bit対応)
- CPU
- Pentium 2 500MHz相当以上
- メモリ
- 512MB以上 ※グラフィックメモリとの共用は除きます
- HDD
- インストール時に380MB以上 (各種入力ディスク/ファイルの容量に依存して
- メディア
- CD-ROM
- ディスク装置
- 各種入力ディスクの読み込み/書き込みに対応したBlu-ray/DVDドライブ
- ディスプレイ
- 1024×768以上の解像度
- その他
- インターネット接続環境
機能比較表

BD/DVDのコピーからディスク作成、動画変換にダウンローダーなど全部の機能が欲しい人はDVDFab6 BD&DVD コピープレミアムを選択するのが良いと思います。BD&DVD コピー機能だけが欲しくて、動画変換機能や動画ファイルからBD/DVD作成機能がなくてもいいなDVDFab6 BD&DVD コピーがおすすめです。Mac版はDVDFab6 BD&DVD コピープレミアムfor Macがあるのでそちらを選択してください。特に何もなければ全ての機能が搭載しているオールインワンのDVDFab6 BD&DVD コピープレミアムを購入することをおすすめします。今回のレビューで使用しているのも全部入りのDVDFab6 BD&DVD コピープレミアムです。
新機能

DVDFab6ではDVDFab5よりも新機能が追加されてパワーアップしています。
VidOn Serverを追加
VidOn Serverでは変換したISOファイル(ディスクイメージファイル)や動画ファイルを管理画面(ライブラリ)上でリスト化&再生できます。ホームメディアサーバー機能もあるため他のPC、iPhone、AndroidなどでもWi-fi接続で動画ファイルを再生することができます。
Main UIに外部Toolを追加
Main UIにDVDFabFile Transfer、DVDFabVirtual Drive、DVDFabInspectorなどの外部Toolを追加することでより使いやすくなっています。
ディスク情報を確認できる「DVDFab Inspector」
「DVDFab Inspector」は、CD、DVD、ブルーレイおよびCD/DVD/Blu-ray メディアに関する様々な情報をレポートします。ドライブの一般的な情報、またリーダーやライターの特徴、メディア情報、ファイルとセクターの情報、PCのシステム情報などを確認できます。
動画変換したファイルをiTunesへインポート「DVDFab File Transfer」
動画変換したファイルをiTunesへ転送します。iPhoneやiPadにどのように取り込みすればよいか分らない方に最適です。またPSP、ZUNEにも転送が可能です。
最新デバイスプロファイルの追加
最新のデバイス「iPhone6s/Plus/iPad Pro」などのプロファイルを追加されているので、最新のデバイスを持っている人でもデバイスに最適化された動画変換が可能となっています。
今回のバージョンアップではホームメディアサーバー機能であるVidOn Serverが追加されたのが大きいです。今までのDVDFabはBD&DVDのコピーから動画変換などのディスク周りの機能に重点を置いていましたが、今回のバージョンからは取り込んだ動画ファイルの管理や他デバイスからのアクセスなどの機能が充実しています。その他にもMain UIからDVDFabFile Transfer、DVDFabVirtual Drive、DVDFabInspectorなどの外部Toolを起動できるようになり、今まで以上に使いやすくなりました。
パッケージ

DVDFab6 BD&DVD コピープレミアムのパッケージはいつも黄色を基調としたデザインで、DVDFabのキャラクターである猿が描かれた非常に特徴的なパッケージでとても目立ちます。「コピー・変換・作成全部入り!」と書かれています。

ディスクコピー、ディスク作成、2層-1層変換、動画のダウンロード、ディスクチェック、ライブラリ、動画変換、GPGPU高速変換、仮想ドライブなど様々ものに対応しています。

安定と信頼の5年連続販売実績No.1です。

パッケージの表面が開くタイプになっており「ブルーレイやDVDの最強コピーソフトがディスクコピーならこれで決まり!」と書かれている通り、従来通りのコピー機能以外にも様々な新機能が搭載されています。

パッケージの裏面です。「全部入り!こだわり派のあなたに!」という表記の通り必要な機能は全部入っています。
中身

中身は非常にシンプルかつ必要最低限のインストールディスクとライセンスキーとインストールガイドのみで構成されています。パッケージの中には説明書等は一切付属していないので、気にならない人はダウンロード版のほうがすぐに使えていいかもしれません。
- インストールディスク
- ライセンスカード(シリアルキー)
- インストールガイド
「DVDFab6 BD&DVD コピープレミアム」のインストール

では、DVDFab6 BD&DVD コピープレミアムのディスクを入れてさっそくインストールしましょう。

DVDドライブからインストーラーを起動します。

「次へ」を押します。

規約を読んで「同意する」にチェックを入れて「次へ」を押します。

インストール先を指定して「次へ」を押します。

プログラムグループの作成先を指定して「次へ」を押します。

アイコンを作成するかどうか聞かれるので「次へ」を押します。

インストールが完了するまでしばらく待ちます。

「次へ」を押します。

インストールが終了したら、「すぐに再起動」にチェックを入れて「完了」を押します。これでインストールは完了です。

再起動後にDVDFab6を起動すると登録が表示されます。

ライセンスカードに書かれていたシリアルナンバー(ロック解除コード)を入力し、必要事項を入力した後「ロック解除」を押します。私の場合はすでにDVDFabアカウントを持っているのでそのアカウントを入力します。

「ご登録ありがとうございました」と表示されれば登録完了です。
「DVDFab6 BD&DVD コピープレミアム」の使い方!

初回起動時にはユーザエクスペリエンス向上プログラムへの参加を求められるので、任意の選択肢を選択して「OK」を押します。

DVDFab6の起動画面です。基本的なメニューは4種類で、ディスクをコピーや書き込みをする「コピー」、ディスクをリッピングして動画を変換する「リッピング」、動画や音声へのエンコードを行う「変換」、オリジナルディスクを作成する「作成」に分かれます。それ以外にもアドオンのダウンローダーの機能もあります。

ちなみに市販のCSS保護されているDVDを入れてみました。以上のように表示され、パッケージにも書かれていたとおり市販DVDやBDのコピーやリッピングはできないようになっています。
コピー

以前作成した友人とのツーリング動画をまとめたオリジナルDVDの取り込みをやってみました。コピー方法はいたって簡単で、ディスクを入れてフルディスクを指定して「開始」を押すだけです。この時保存先をDVDドライブにするとDVDへ、HDDにするとisoで保存されます。

今回はisoファイルによるコピーを選択したので空のDVDはいりませんが、出力先をDVDドライブにした際には空のDVDディスクを入れます。ディスクを入れると自動的に書き込みが始まります。詳細設定でより詳細な設定も可能です。DVDのiso出力によるコピーは非常に高速です。DVDのリッピングは一層ディスクなら1枚5分程度完了します。
ちなみにオプションとして「すべてのタスクが完了した場合」として下の4つが選択でき、コピー終了後自動的にシャットダウンなどもできます。
- 何もしません
- プログラムを終了する
- 休止状態
- シャットダウン

これで作成が完了です。実に簡単にDVDがコピーできました。今回は、フルディスクのコピーでしたが、それ以外にも任意のムービーの選択やカスタマイズ、イメージファイル(isoファイル)のディスク書き込みなどが可能です。
リッピングと変換

DVDFab5のリッピングと変換は基本的に同じ機能です。映像ファイル元がディスクかHDDにある映像かどうかの違いでしかないのでまとめて説明します。
ディスクを入れてリッピングを開くと、チャプターごとに動画を選択できます。変換したい動画ファイルにチェックを入れてプロファイルを指定します。

この場で動画ファイルのプレビューも可能です。今回はツーリングに行ったときに撮影した動画を使いました。

プロファイルは、「デバイス」「フォーマット」から選べます。デバイスの種類についてはかなり多岐にわたっており、各メーカーのスマートフォンやタブレット端末、PS4やPSP向けなど自由に選べます。3Dフォーマットの選択もできます。

もちろんフォーマットごとに選ぶことも可能です。MKV、MP4、MP4.4K、MP4.H256、TS、WMVなど様々なビデオフォーマットにも対応しています。DVDFab6からは次世代規格の4K動画とH265に対応したのが大きな特徴です。

映像から音声のみの取り出し用に音声フォーマットも選ぶことができます。

プロファイルの詳細設定を押すとエンコードする際の詳細設定を決めることができます。2passエンコードやビットレート、解像度などの指定ができます。

左上にある「編集」ボタンを押すことで動画の編集を行うことも可能です。

クロップに切り替えることでこのように映像のクロップを行うことも可能です。

トリムで映像の切り出しもできます。

字幕もつけることができます。.srtなどの字幕ファイルを取り込むことができます。

ビデオからは明るさやコントラスト、彩度なども変更できます。

この他にもちなみに右上の▼ボタンの設定から色々な詳細設定も変えられます。GPUGPなどのグラフィックカードを用いた動画エンコード処理の高速化機能などの設定もここで行うことができます。

あとは右下の「開始ボタン」を押してエンコードが終わるまで待ちます。これでDVDやBDからのリッピングや動画ファイルのエンコードができます。
ディスク作成

ディスク作成ではビデオカメラで撮影した動画などを使って、オリジナルのDVDやBlu-rayディスクを作ることができます。取り込みたい映像や出力先を指定して「次へ」を押します。

メニュー選択画面です。好きなメニューの画像を選択できます。

左下にある背景ボタンを押すことで別の背景を選択できます。以前は自分で好きな背景を追加するには特定フォルダに特定のファイル名で追加する必要があり非常に大変でしたが、今回のDVDFab6からは右上にある+の追加ボタンから任意の画像を背景にすることができるようになりました。これはありがたい改善ですね。

チャプターも作成できます。

ボリュームラベルや再生モードを選択して「開始」を押すとオリジナルディスクが作成されます。

作成が終わるまでしばらくかかります。終了が表示されれば作成完了です。
ダウンローダー

ダウンローダーを使うことでYoutubeなどの動画サイトから簡単に動画をダウンロードすることができ、なおかつダウンロードした動画を任意のデバイス用に変換したり、DVDなどにまとめて焼く事ができる便利な機能です。
動画サイトは、YouTube、vumeo、metacafe、FC2、Veoh、niconico、モモイロコネクト、B9DMなど数多くのサイトに対応しています。FC2動画は今回から新たに対応しています。

変換タブにあるダウンロードを押すと(初回時のみ)、アドオンをインストールするか聞かれるので、「今すぐダウンロード」を押します。

ダウンロードが終わるまでしばらく待ちます。

この画面が表示されればダウンロード完了です。ダウンローダーを使いたいサイトを選択します。

今回はYoutubeで試してみます。Youtube上で自分の好きな動画を検索して開きます。

ダウンローダーで動画ページにアクセスすると「Download」という青いボタンが表示されます。

Downloadボタンをクリックすると動画の種類が表示され、選択するとダウンロードが始まります。

ダウンロードが終わるまでしばらく待ちます。

「To Converter」へボタンを押します。

DVDやBDの作成画面にそのまま飛ぶことができます。PVのダウンロードからDVD作成の一連の流れが非常に簡単にできるようになっています。もちろんDVD作成以外にもダウンロードした動画のエンコードもできるので、自分の持っているデバイスに合わせてちょうどよいサイズの動画に変換することができます。
DVDFab Virtual Drive

今回からMainUIの右上にツール起動ボタンが追加されました。右上にある白のサルのアイコンをクリックすると仮想ドライブのDVDFab Virtual Driveの設定ができます。
DVDFab Inspector

右上の真ん中にあるアイコンをクリックするとディスク情報を確認できる「DVDFab Inspector」が起動します。ドライブ情報など様々な情報を表示することができます。

対応ディスクの一覧が分かりやすく表示できます。

セクタービューアなどもついています。
DVDFab Transfer

右上にある黄色のサルのアイコンをクリックするとDVDFab Transferが起動します。DVDFab Transferも新機能でiTunesやPSP、Zoneなどに簡単にファイル転送を行えるソフトです。
VidOn Server

こちらも今回から追加されたメディアホームサーバーのVidOn Serverです。ホームメディアサーバを立ち上げることで自宅で簡単に映像を他デバイスと共有することができるようになります。
VidOn ServerはDVDFabとは別のVidOn Serverアイコンから起動します。初回起動時にはブラウザが立ち上がり初期設定を行う必要があります。

メディアの種類を選択して「次へ」をクリックします。

動画を保存しているフォルダのパスを選択します。

ライブラリを作成の「完了」を押します。

これでホームメディアサーバの設定完了です。あとは自宅の同一ネットワークに存在する他のPCやAndroid、iPhoneなどのデバイスからアクセスできます。VidOnで検索してAndroidやiOSのアプリを入れると簡単にPC内の映像を視聴することができます。
BOOYA

BOOYA Addon http://boooya.ru/ja.html
Passkey Lite http://ja.dvdfab.cn/passkey-lite.htm
先ほど著作権法が改正されたため、国内で販売されているDVD&BDのコピーソフト、今回の国内版の「DVDFab6 BD&DVD コピープレミアム」には技術的保護手段(AACS、CSS、CPRM、UDFGurad)を回避してコピー・バックアップする機能が取り除かれています。そのため市販されているDVDやBDのリッピングはできません。と書きましたが、厳密に言えば国内販売されているDVDFab6 BD&DVDでもあることをすれば、市販のDVDやBDをコピーすることができるようです。
ただし、これを実際にやってしまうと日本では違法になるので、DVDFab6 BD&DVDを購入したけど海外に引っ越すことになった人向けに書きますが、どうやら「BOOOYA」なるものをインストールすることで市販のDVDやBDをコピーできるようになるらしい。また本家サイトで無料ダウンロードができる「Passkey Lite」も「BOOOYA」と共に使用することで、超パワーアップできるとのこと。ただし、これらを使って複製するのは日本国内では違法行為になるため動作未確認です。
DVDFabと地下アイドルの「仮面女子」がコラボ

仮面女子 神谷えりな×DVDFab「わたしを自由に編集する」スペシャルサイト http://www.junglejapan.com/products/av/dvdfab/kamenjoshi/
地下アイドルグループ・仮面女子のメンバーである神谷えりながBlu-ray/DVDのディスクコピー&動画変換ツール「DVDFab」のイメージキャラクターになったということで、神谷えりな×DVDFab「わたしを自由に編集する」スペシャルサイトが公開されています。トップに表示されている画像はものすごいインパクトがありますね。動画も公開されているので興味のある方はこちらも覗いてみるといいかもしれません。
今回の個人的感想&まとめ
今回はDVDFab6が新たに登場ということで久しぶりにDVDFabの記事でした。このサイトでも度々紹介している有名ソフトです。DVDFabシリーズは昔から世界的に使われているソフトですし、実際使ってみるとやはりよくできていますね。DVDFab6は以前のDVDFab5の紹介をしたときからユーザインターフェイスはあまり変化していませんが、様々な新機能が追加されています。
今回の新機能として追加された中で一番の目玉はホームメディアサーバーですかね。安定のBD&DVDのコピー機能に加えて取り込んだメディアファイルの管理・共有・再生を簡単に行うことができるメディアサーバー機能が追加されたことで、自宅ネットワーク内でのAndroidやiPhoneなどの他デバイスでの共有が可能になったのが素晴らしいです。動画の取り込みはもちろんその後の事まで考えられているまさにオールインワンの製品となっています。
DVDFabはDVDやBDコピーソフトだけにとどまらず、エンコードソフトとしても非常に優秀です。4K動画の入出力に加え次世代コーデックのH.265に対応しているのも非常に評価が高いです。またGPGPUについては、DXVAやGeForceのCUDAとRadeonのAMD AppやIntel Quick Sync、CoreAVCなどに対応しているだけではなく、kindle,iPad,iPhone,PSP,PS4,Androidなど様々なデバイス向けのプロファイルが選べます。特にAndroidは端末ごとに画面解像度が異なるので、それをメーカーのデバイスごとに用意して選択できるのは非常にありがたいです。知識のない人はワンボタンで変換、詳しく自分で設定をしたい人だけ詳細設定からオリジナルの設定で変換できる形になっており、動画変換の詳しい知識がない人でも簡単に動画変換ができます。
それ以外にもオリジナルディスクの作成も簡単にできるのは良いです。だいぶ前にIO DATA BDXL対応ポータブルブルーレイドライブ BRP-UA6CKを買って以来、友人との旅行やツーリングのときの動画をブルーレイに焼いてプレゼントしているのですが、このDVDFabを使うと簡単にオリジナルディスクを作ることができるので重宝しています。背景などもオリジナルのものを追加できるのでぜひ色々と試してみてください。
ジャングル DVDFab6 BD&DVD コピープレミアムの評価
- 総合評価
- 4
- おすすめ
- 4
- デザイン
- 4.5
- 価格
- 3
- 性能
- 4.5
- 自作Blu-rayやDVDをコピーできる
- 多機能な動画ソフトとしても優秀
- 追加ソフトを使うことで海外版と同様のことが可能
- 国内版はコピープロテクトを外せない
興味のある人はぜひDVDFab6 BD&DVD コピープレミアムを購入してみてはいかがでしょうか? AmazonでDVDFab6 BD&DVD コピープレミアムを購入する!
ディスクの作成機能ですが、作成できるディスクの規格および動画形式を教えて頂けないでしょうか?
BDMVの場合、映像MPEG2,MPEG4AVC,VC-1、音声PCM,AC3,DTSなどDVDより多岐に渡っており、また、オーサリング専用のソフトもこのうちのどれか一つにしか対応していないものがあるなど、ディスク作成については市場が成熟しているとは言いがたく、単に機能があるというだけではソフトウェア選択の決め手になり難いと思うのです。
作成されるディスクの動画形式が特定のものに限られる場合、当然再エンコードされるので、処理時間は増大したうえ画質が落ちることになるので、その辺りの仕様が知りたいです。
質問ですが、最後の箇所にもある日本製DVD-fab XでもBOOYA AddonとPasskey Liteを使えばコピーガード外せるみたいですが、一日二日は作動したのですが、三日目から全くPasskeyそのものが、読み込み不可となりました。これの対処法として何かありますでしょうか?