PC画面録画ソフトのEaseUS RecExpertsが便利!

今回紹介するのはPC画面録画ソフトのEaseUS RecExpertsです。このEaseUS RecExpertsはただ画面を録画するだけでなく、画面を録画しつつシステムサウンドやマイクからの入力音声を同時に録音もできるほか、YouTubeなどの動画配信用に画面にカメラ映像を入れることも出来ます。
その他にも録画中にテキスト、線、矢印、画像を入れるなどの編集ができる他にスケジュール機能など多機能なスクリーンレコーダーとなっています。
EaseUS RecExpertsのレビュー

画面中の内容をなんでも1クリックで簡単に録画するPC画面録画ソフト!
- PC上のスクリーンキャプチャ、カメラでも撮影可能。
- システムサウンドを記録しながら、マイクも利用可能。
- 録画中にテキスト、線、矢印、画像を入れてビデオ録画可能。
仕様
- 対応OS
- Windows 7/Windows 8.1/Windows 10
- 対応の動画
- MP4,WMV,AVI,MOV,FLV,MPEG,VOB,ASF,TS,GIFなど
- 音声の形式
- wav, mp3, aacなど
- 対応の写真形式
- bmp, jpg, png, gif, tiffなど
体験版との違い
機能 | 体験版 | 完全版 |
---|---|---|
録画時間 | 2分間のみ | 制限なし |
ウォーターマーク | × | ○ |
録画編集、圧縮 | × | ○ |
アップグレードとサポート | ○ | ○ |
価格 | 無料 | 2390円 |
体験版ではかなりの機能が制限されています。録画時間が2分のみとなっているので、長時間の録画をしたい場合は有料版の購入が必要になります。ライセンスは1ヶ月と1年、永久ライセンスがあります。価格的には2影通常使うのであれば1年ライセンス以上、2年以上使うのであれば永久ライセンスを購入したほうが安くなっています。とりあえず体験版を試してみて、どれを購入するか判断するのが良いでしょう。
PC画面録画ソフト - EaseUS RecExpertsの購入ページEaseUS RecExpertsが起動した状態

EaseUS RecExpertsの起動状態です。「録画領域」「録音範囲設定」「ウェブカメラ」の3つと「RECボタン」のかなりシンプルな表示になっています。
- 画面録画
- ウェブカメラ録画
- 録音
- ゲーム録画
選べる録画設定は上記の4つで、使いたいものを選択して録画できます。基本的に画面録画が多いと思いますが、顔出しで録画したい時にはウェブカメラ録画が使えます。また、画面録画なしのタダの音声の録音も行うことが出来ます。Youtubeなどでゲーム動画を録画して投稿したいときにはゲーム録画を使うと良いでしょう。
設定

設定ではビデオの出力フォーマット、オーディオの出力フォーマットを指定できます。ビデオの出力形式はMP4,WMV,AVI,MOV,FLV,MPEG,VOB,ASF,TS,GIFに対応しています。オーディオの出力形式MP3,AAC,OGG,WMA,FLAC,WAVに対応しています。色々な出力形式を選べるのは良いですね。画質についても「標準」「高画質」「元の画質」から選択することが来ます。

マウスのクリックをわかりやすく録画することもできます。マウスクリックは左ボタンは赤い丸、右クリックは青い丸で表示することが出来ます。通常クリック動作は録画してもその動作自体は表示されないので分かりにくいのですが、EaseUS RecExpertsでは分かりやすく録画可能です。
フルスクリーンで録画

フルスクリーンで録画はモニターごとに録画が可能です。デュアルディスプレイなどの複数台の場合はモニター1台ごとに録画する形になります。
ウィンドウ指定で録画

ウィンドウごとの指定もできます。ウィンドウ単体で録画したい時にはこの機能が役に立ちます。

ゲームなどの録画するならウィンドウごとに指定するのが簡単ですね。
範囲指定で録画

範囲指定で録画が可能です。ウィンドウごとの指定よりも自由に指定可能なので、このようにブラウザの表示部分だけを選択して録画ができます。マウスカーソルを動かすと自動的に範囲指定部分は変化してくれます。
ウェブカメラ

ウェブカメラの映像を画面に表示しながらと画面録画を同時に行うことが出来ます。右下にウェブカメラの映像を表示してみました。

ウェブカメラの映像は自由に移動することが出来ます。また、ミラー反転での表示にも対応しています。
録画ファイルリスト

録画されたファイルはこのようにリストで表示されます。ファイルを指定して再生、編集や共有などが行なえます。
編集

録画した動画は高度な編集機能を使って動画を自由にカスタマイズできます。高度な編集は以前レビュー記事を書いたEaseUS Video Editorを使用して編集が行えるようです。簡単な映像の切り取り、ウォーターマークの追加などはEaseUS RecExpertsでも行えます。
初心者向け動画編集ソフトEaseUS Video Editor Proのレビュー!圧縮

圧縮機能では録画した動画ファイルを再圧縮してファイルサイズを小さくすることが出来ます。圧縮は「高い」「ミディアム」「低い」の3種類から選ぶことが出来ます。
共有

EaseUS RecExpertsには共有機能があり、直接にYouTube、Vimeoなどの動画投稿サイトに共有することができます。その他にもGoogle Drive/Dropboxなどのクラウドドライブに直接にアップロードすることもできます。
タスクスケジューラ

タスクスケジュール機能も搭載しており、録画の開始時間や停止時間などを設定することも出来ます。この機能を使えば例えばAbemaTVなどのネット配信の動画を録画したいときなどにも使えますね。

また、タスクスケジューラ以外にも自動停止というものもあり、録画を自動停止して、終了後の動作を指定することが出来ます。
EaseUS RecExpertsの実際に使ってみた動作動画
ここまでで説明した機能以外にも、ズーム機能、ウィンドウ追跡機能、スポットライトレコード、線や順番のボタン、矢印などの編集ツールも使えますが、画像では分かりにくいので説明動画を作成しました。こういうのは動画のほうが分かりやすいので、ぜひこちらを御覧ください。
ズーム機能

ズーム機能は録画中にズームして録画することが出来ます。ズーム位置は固定することも出来ますし、マウスカーソルに合わせて移動させることも出来ます。
スポットライトレコード

スポットライトレコードはマウスカーソルの周囲だけライトがあたったような感じで、他の部分は暗く表示される機能です。現在マウスカーソルが示している位置が分かりやすくなります。
ウィンドウ追跡機能
ウィンドウ追跡機能はウィンドウを移動しても録画範囲を自動的に追尾してくれる機能です。録画中にウィンドウを移動しても全く問題ありません。
編集ツール
編集ツールでは、画面上に自由に線を書いたり、矢印、順番ボタンなどを追加したり、テキストを表示したり色々なことを行うことが出来ます。
今回の個人的感想&まとめ
今回はPC画面録画ソフトであるEaseUS RecExpertsの紹介でした。EaseUS RecExpertsを使ってみましたが、スクリーンレコーダーとしては非常によくできていますね。基本的な録画はもちろんウェブカメラと映像を合わせて録画も可能です。動画の出力形式もかなり色々な形式を選べるのも良いですね。
順番を記したボタンや矢印やテキストの追加なども可能ですし、YouTube用の動画を作る際にもこれを使えば簡単に分かりやすい動画を作れると思います。操作方法についても非常にシンプルで初心者の人にも分かりやすい設計になっているのでおすすめです。
EaseUS RecExpertsの評価
- 総合評価
- 4.1
- おすすめ
- 4
- デザイン
- 4.5
- 価格
- 3
- 性能
- 5
- 画面録画とウェブカメラ録画が同時に可能
- スポットライト機能など機能が豊富
- 録画中に画面に色々描ける編集ツールがある
- ウェブカメラ録画で動かないフレームレートがある
ぜひ興味のある人はEaseUS RecExpertsを使ってみてはいかがでしょうか? EaseUS RecExperts公式サイトにアクセスする!