iPhoneのバッテリー交換を自分でやってみた!

普段サイトの表示確認用に使用しているiPhone 6sがなんかいつもより厚くなってると気がついてしばらく放置していたら、画面を押し上げるくらいにバッテリーが膨らんでしまいました。そこで今回はiPhoneのバッテリー交換の手順を記事にしておきたいと思います。
今回の記事ではiPhone 6sで行いましたが、iPhoneは基本構造がほぼ同じなので、iPhone6/7/8/X/Xs/Xr/11/12/SE/SE2などでも同様の手順でバッテリー交換が可能だと思います。やってみると意外に簡単なので保証に入っていない人で安くバッテリー交換をしたい人にはおすすめです。
過去に交換や修理したスマホ
MOTOROLA Moto Zのバッテリーを自分で交換してみました!過去にはAndroidスマホのmotoZのバッテリー交換などを行っています。
Zenfone3のガラスが割れたので自分でフロントパネルを交換した話!zenphone3の画面が割れたので交換もしました。自分でやってみると意外に何でもできます。ただし、配線を切ってしまうなどの致命的なミスをすると起動しなくなる可能性もあるので、交換や修理は自己責任でお願いします。
iPhone 6sの交換用バッテリーの購入

まずはiPhone 6sの交換用バッテリーを購入しましょう!渡しの場合はAliExpressを使って700円くらいで購入しました。AliExpressを使う場合は届くまでに時間がかかりますが、とにかく安く買いたい場合にはおすすめです。
AliExpressで激安で買い物(輸入)する方法! Amazon.co.jp : iphone バッテリー 交換ちなみにAmazonでも販売されています。急ぎの場合はAmazonの方が早くて安心です。

交換用バッテリーを購入すると、だいたいこのようなバッテリー交換に必要なものが全て入ったものが届きます。私が購入した交換用バッテリーの内容物としては以下の通りでした。
- 交換バッテリー
- ドライバーなど工具
- 本体固定用両面テープ
- バッテリー固定用両面テープ
- シリコンケース(おまけ)

バッテリーです。めっちゃ安かった割にはちゃんとしてそうです。

バッテリーと本体の接続端子部分です。
iPhone 6sのバッテリー交換方法

まずはiPhoneを用意します。私のiPhone 6sはこのようにバッテリーが膨らむことで画面が浮いてきてしまっている状態でした。このまま使い続けるのは危険なのでバッテリー交換に踏み切りました。

iPhoneの下側のLightning端子の両隣に星型のネジがあるので、それをバッテリーを購入した際に付属していたドライバー工具を使って外します。ネジはとても小さいのなくさないようにしっかり管理しましょう。

ドライヤーでiPhoneの周りを温めて両面テープを弱めてあげた後に、吸盤とピックを使って本体と画面のすき間を徐々に広げていきます。

このような感じで全体を開けていきます。

開くとバッテリーが登場しますが、無理に画面を前回にしてはいけません。画面と本体とはフレキシブルケーブルで固定されており、開きすぎると断線する危険があります。ここは慎重に行いましょう。よくあるバッテリー交換動画では画面と本体とのフレキシブルケーブルを取り外しますが、私は面倒だったのでこのまま作業しました。

バッテリー右横の金属で抑えられているネジを外します。

ネジを外すと上の金属が取れます。

バッテリーの端子があるので取り外します。

バッテリーに2箇所の黒いテープが付いているのがわかると思います。

これを剥がしていきます。

そしてゆっくり引っ張っていきます。このテープが途中で着れないように慎重に引っ張っていきます。途中で切れてしまった場合は、背面にまだ両面テープが残ってしまったいる状態なので、取り外しが困難になります。
私は途中でテープが切れて取り外しが大変でした。背面をバッテリーで温めながらバッテリーを取り外します。

左が取り外したバッテリーです。右が新しいバッテリーなのですが、取り外した古いバッテリーは厚さが1.5~2倍近く膨らんでいました。これは非常に危険な状態です。

ここでバッテリーの背面に両面テープを用意します。今までついていたのよりだいぶ小さい両面テープでした。

両面テープをバッテリー背面に取り付けてiPhoneに新しいバッテリーを入れていきます。

バッテリーから出ている端子を本体に接続します。そして先ほどと逆の手順で金属の蓋をしてネジを留めます。

まだ蓋をせずに一旦電源が入るか確認します。ここで電源が入らなければ端子との接触が上手く行っていない可能性が高いです。

電源が入ったことを確認したら画面固定用の両面テープを使って本体を接着します。

最後にLightning端子横のネジを留めれば完成です。これでバッテリー交換できました。お疲れさまでした。
iPhoneのバッテリー交換の動画
もし記事の手順でわからない場合はiPhone 6sのバッテリー交換の動画をご覧ください。慣れている人がバッテリー交換を行えばこのようにすぐに交換できるようです。
今回の個人的感想&まとめ
今回はiPhoneのバッテリー交換の手順を紹介する記事でした。バッテリー自体は私はAliexpressで700円くらいで購入しましたが、Amazonでも1500円くらいで購入することができます。速さ重視ならAmazonの方が良いですね。Aliexpressは1ヶ月くらいかかったりするのとトラブルが起きた時に面倒なので、慣れている人以外はおすすめできません。
交換自体はAndroidと比較してもかなり簡単でした。液晶側を開けるタイプですが、すでに膨らんだバッテリーが押し上げていくれていたこともあって、すぐに開くことができたのが大きいですね。構造自体はかなりシンプルで電池交換も難しくなかったですね。
唯一面倒だったのがバッテリーの両面テープが途中で切れてしまって中々剥がれなかった点ですね。ここだけは結構手こずりました。引っ張る際には途中で切れないように慎重に行ったほうが良いです。
iPhoneのバッテリーが膨らんできたり、バッテリーが劣化して持たなくなってきたら自分で交換してみてはいかがでしょうか? iPhone 6sの交換用バッテリーを購入する!