MicrosoftがOneNoteを無料化!スマホとの連携も可能!

Microsoftは有償のデジタルノート作成ソフトウェアである「OneNote」を全てのプラットフォームで無償での提供を開始した。これまで10000円前後で販売されていた「OneNote 2013」が無償になったほか、新たにMac OS X版が追加され、共に無料で利用できる。
「OneNote」はアイデアなどを気軽にまとめておけるノートアプリで、作成したノートは同期することで、複数の対応デバイスで閲覧・編集が行える。対応デバイスとしては、Windows (Windows 7、Windows 8)、Windows Phone、Mac OS X、iPad、iPhone、Androidがある。
Office Online

この他に先日記事でも紹介した誰でも無料で利用できるMicrosoft Officeのブラウザ版であるOffice Onlineを用いたOneNoteからも利用できるため、実際にはOneNoteをインストールしなくてもブラウザとネット環境さえあればOneNoteを利用することも可能となっている。
OneNoteの説明

アイデアや情報をノートにまとめ、いつでもどこでも活用しよう
ノートのように手軽に使えて、ノート以上に何でもできる。 それが OneNote の魅力です。OneNote は、メモを取ったり、図を描き込めるだけでなく、音声を録音しておくことも可能です。 写真、ビデオ、Web リンクのほかに PowerPoint 資料や Excel の図表など、関連するドキュメントもノートの中に追加できます。そのうえ、収集したあらゆる情報は、テキストはもちろん、画像や写真の中のテキストにいたるまで検索できるので、どこに何を記録したのかさえ覚えておく必要はありません。せっかく更新したノートをうっかり保存し忘れることもありません。
OneNote に入れたデータは保存ボタンを押さなくても自動的にクラウドに保存され、また、OneNote は PC だけでなく、さまざまなデバイスから利用できるので、思いついたらすぐにメモして、いつでもどこからでも見直すことができるのです。 タッチに対応した Windows 8 デバイスでは手書きで文字を入力できて、文字をテキストに変換してくれます。
OneNote があれば、手のひらはノートに、指先はペンに変わるのです。
OneNote 2013のインストール方法

OneNote 2013 の公式ページからセットアップファイルをダウンロードしてきます。
OneNote 2013 のダウンロード http://www.onenote.com/

「setuponenotefreeretail.x86.ja-jp_.exe」を起動します。

インストールの準備が始まるのでしばらく待ちます。

「サインイン」を押します。

Microsoftアカウントでサインインします。ない場合は新規登録を行います。

設定を読み込みが終わるまでしばらく待ちます。

「推奨設定を使用する」にチェックを入れて「同意する」を押します。

これでOneNoteのインストールと初期設定はおしまいです。
Android

Android版も無料で公開されているのでダウンロードしてみました。
共有について

Android版で適当に作ったテストノートです。ネットワークに接続されていれば自動的に同期されます。

デスクトップでも同期されて同じ内容が表示されています。

ブラウザによるOffice Onlineでもちゃんと表示できます。
今回の個人的感想
OneNoteが無償化ということで早速入れてみました。メインマシンには元々入っていたのですが、実際使ったことがなかったのですが、これを機に使ってみたいと思います。何気にOneNoteは友人が結構使っていてお勧めだという話を結構聞いていたので興味があったのですが、どうにも意識しないと使うタイミングが難しい。メモ程度だったらいつもどおりテキストファイルで適当にやってしまうので・・・。
それにしても今回の無償化はMicrosoftとしても思い切った試みですね。元々は1万円位するソフトウェアですからね。それに加えてマルチプラットフォームでの提供と同期という面でもなかなか使えそうですし、興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?