MicrosoftのAndroid&iOS用のリモートアプリMicrosoft Remote Desktop!

今回はMicrosoftが公開しているAndroidやiOS用のリモートデスクトップアプリである「Microsoft Remote Desktop」を紹介したいと思います。「Microsoft Remote Desktop」は、Windowsにリモートデスクトップ接続して、ネットワーク経由でモバイル端末からPCを遠隔操作できるアプリです。
「Microsoft Remote Desktop」は、Google PlayまたはApp Storeから無料でダウンロードでき、Windows側の対応OSは、Windows 8.1(Enterprise/Pro)、Windows 8(Enterprise/Pro)、Windows 7(Prosessional/Enterprise/Ultimate)、Vista(Business/Ultimate/Enterprise)、XP(Professional)に対応している。
「Microsoft Remote Desktop」の使い方!

「Microsoft Remote Desktop」は初回設定が必要で、Windows側とアプリ側両方で設定しなくてはいけません。まずは、Windows側の設定方法を紹介して、その後「Microsoft Remote Desktop」を設定方法を紹介したいと思います。これは初回設定だけで、一度設定してしまえば後はそのまま接続することができます。
Windows側の設定

コントロールパネルからシステムを開きます。その後「システムの詳細設定」を開きます。

「リモート」タブを開いてリモートデスクトップの「このコンピュータへのリモート接続を許可する」にチェックを入れて「適用」を押します。
アプリ側の設定

Google Playから「Microsoft Remote Desktop」を検索します。または下記URLにアクセスします。
Microsoft Remote Desktop - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.rdc.android&hl=ja
「インストール」を押してインストールを開始します。

「Microsoft Remote Desktop」を起動します。右上の+ボタンを押します。

接続先のIPアドレスとアクセス先のUser nameとパスワードを入力して「Done」を押します。

あとは接続したいIPアドレスをクリックして接続を開始します。

接続の確認が表示されるので「Trust Always」を押します。

これで接続完了です。後はAndroidからWindows8を楽しめます。

nexus7で接続してみました。普通に使えますね。ただし、nexus7だと画面サイズの割りに解像度が高いのでいろいろと小さく表示されちゃいますね。
その他

今回紹介した「Microsoft Remote Desktop」は、WindowsのProなどの上位エディションでしか使えないので、普通のHome Editionを使っている人には使えません。そんなときには無料のリモートデスクトップソフトの「TeamViewer」がおススメです!
このソフトは基本的にPC間のリモートデスクトップソフトではありますが、AndroidやiOS用のアプリもあるのでこちらを活用する方法もあります。この方法ならHome Editionでも使えますので、スマホやタブレットからリモートすることができます。
今回の個人的感想&まとめ
今回はMicrosoft純正のリモートデスクトップアプリということで試してみました。正直Homeエディションでは使えないので、使える人が限られる分ちょっと微妙なのですが、LAN内であればそこそこ使えます。多少ラグがあるもののタブレットでWindows8に接続すれば、簡易Windowsタブレットとして遊ぶことができます。
今までWindows8についてはVM上で仮想で扱っていただけなので評価しづらいかったのですが、この方法を使えば簡易Windowsタブレットになるのでタッチ操作がそのまま使えていいですね。Windowsタブレットの操作には慣れるまでにちょっと大変ですが、使ってみるとそこまで悪くないですね。値段がもっと下がればWindowsタブレットも一台欲しいです。
興味のある人はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
解説乙です。
手軽にWindowsタブレットの気分を味わえますね。
早速試してみます。有難うございました。