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初心者でも簡単に動画編集が可能なMovavi Video Editorを使ってみた!

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今回紹介するのは初心者でも誰でも簡単に動画編集が可能なソフトのMovavi Video Edittorを紹介したいと思います。動画編集ソフトもプロ用な多機能なものなど色々なものがありますが、このMovavi Video Edittorは初心者向けに作成されているので簡単に動画編集をできるようなソフトとなっています。

このMovavi Video Edittorでは誰でも簡単に動画作成が可能な「簡易ビデオ」というモードが用意されており、画像や動画を用意してテーマを選択するだけでいい感じの動画を作成することができます。「簡易ビデオ」モードを使うとユーザーが行う手順はなんと5ステップだけで、あとは自動的に動画にしてくれます。

Movavi Video Editorの簡易ビデオ機能なら1分で動画を作れる!

Movavi Video Editorに搭載されている簡易ビデオのモンタージュウィザードを使って5ステップで動画を作る事ができます。それを分かりやすく説明するために実際に簡易ビデオ機能を使っている状態を録画してみました!

ちなみにMovavi Video Editorの簡易ビデオ機能なら動画にしたい画像をドラッグアンドドロップしてあげて動画のテーマを選ぶだけの簡単操作で動画にしてくれます。エンコード時間を除いて1分程度でいい感じの動画を作れます。この動画では簡易ビデオモードを使っていますが、普通の動画編集モードでは通常の動画編集ソフトと同様に動画を編集することができます。

Movavi Video Editorの種類について

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このVideo Editorは4700円の有償ソフトとなっています。7日間無料で使える体験版も公開されているので、興味のある人はぜひ試してみると良いでしょう。ちなみにVideo Editorは一番低いエディションで上位エディションでは機能が追加されたり、他のビデオソフトがついてきます。

動画 編集・Movavi Video Editor【Windows版】

Video Editor

Video Editorは編集ソフトとなります。これだけあれば基本的な動画編集は行なえます。
  • クリップの切り取り、トリミング、および結合
  • 効果の適用、トランジションの追加
  • ビデオの画質の強化・ビデオを自動的に作成

4,700円(税抜き)

Video Editor Plus

Video Editor PlushaVideo Editorの機能に加えて以下の機能が追加されています。

オブジェクトを動画にする
多数の内蔵メディア:
16 種類の新しいビデオ クリップ,
86 種類のテーマ別のステッカー,
22 種類の新しい音楽トラック

6,900円(税抜き)

Video Suite

Video Editor Plusに加えて、2つのソフトも加えた1つのパッケージで全てのビデオアプリを入手できるVideo Suiteも用意されています。

Video Editor Plus
Video Converter Premium
Screen Recorder

9,900円(税抜き)

Movavi Video Editorのインストール!

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Movavi Video Editorの公式サイトにアクセスして「無料ダウンロード」を押します。

動画 編集・Movavi Video Editor【Windows版】 Movavi_Video_Editor_002.png

ダウンロードしてきた「MovaviVideoEditorSetupC.exe」を起動します。

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「インストール」を押します。

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インストールが終わるまでしばらく待ちます。

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これでインストール完了です。「開始!」を押すとMovavi Video Editorが起動します。

Movavi Video Editorのレビュー!

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起動画面です。

プロジェクト

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起動すると「新規プロジェクト」か「簡易ビデオ」を選択する画面が表示されます。最初は普通に新規プロジェクトを開いてみます。

新規プロジェクト

新規プロジェクトではファイルをカット・結合し、あらゆる編集ツールを使って動画編集ができます。

簡易ビデオ

簡易ビデオではモンタージュウィザードを使って5ステップでビデオを作成できます。

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初回起動時には色々なチュートリアルが表示されて、はじめてのユーザーでも使い方が分かりやすくなっています。

基本画面

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これが通常時に動画編集を行う画面です。基本操作は左上側でトランジション、タイトルロゴのテーマ、音楽、ステッカーなどの素材を表示して、下側で動画を切り貼り指定黄、右上でプレビューしていきます。

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試しにMovavi Video Editorで動画を作ってみました。こんな感じで動画を切って、貼り付けて、トラジションを入れて、テロップを加えたり、イントロ動画を入れて編集したりできます。作った動画は下のフィルタ、トランジション、タイトルロゴを紹介するための動画です。

タイトル

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かっこいいタイトルを作れるタイトルロゴのアニメーションテンプレートが標準でついています。標準で50種類程度あります。どんなタイトルロゴがあるかは紹介動画を御覧ください。

トランジション

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トランジションは動画と動画のつなぎ目に入る切り替え演出のことです。これが入ることで動画のクオリティをワンランク上げることができます。Movavi Video Editorのトランジションは、標準でもたくさん用意されており、100種類から選ぶことができます。こちらもトランジションの紹介動画を作ったので気になる方は御覧ください。

フィルタ

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フィルタを使うと動画にフィルタをかけることができます。フィルタはなんと150種類以上用意されているので、動画に合わせて最適なフィルタを選択する事ができます。どんなフィルタがあるかは紹介動画を作ったのでそちらをご覧ください。。

ステッカー

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ステッカーを追加することができます。

コールアウト

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コールアウトという動画で扱いやすい素材も用意されています。

ちなみにフィルタ、タイトル、トランジション、ステッカーなどはMovaviのストアから追加で素材を購入することも可能なようです。ただし、現在は日本語ページは存在していないようで、英語ページから購入する必要があるようです。

簡易ビデオ

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Movavi Video Editorの目玉機能の一つがこの簡易ビデオ作成機能です。なんと画像や動画を用意して5ステップで動画にしてくれるというものすごい機能です。

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まずは適当に画像や動画をドラッグ&ドロップします。今回は先日のレビューで使用したFLEXISPOTの電動昇降デスクの画像を入れてみました。

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次に「テーマ」を選択します。

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プレビューでは、自動的に作られた動画を再生して確認が可能です。その他にも動画のオープニングに入れるタイトルなどの設定や、画像のシャッフル、画像を動画にした時にできる黒い線を消すなどの設定が可能です。

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これで問題なければ「ビデオを保存」を押します。

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自動作成された動画に追加して編集したい場合はここから編集も可能です。今回の場合はイントロにサイト名などを加えてみました。イントロもテンプレートで用意されていたものにテキストを書き換えただけで完了しました。

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あとは右下にある「エクスポート」を押すと、セクスポート設定画面が出てきます。出力動画形式はMP4,AVI,MOV,MPEG1,MPEG2,WMV,MKV,FLV,M2TS,WebMなどかなりの種類から選ぶことができます。ちなみにデバイス別プロファイルも用意されておりiPhoneやAndroid、PS4などのゲームデバイス向けにも出力可能となっています。

で、実際に完成した動画はこちらになります。自動的に作られた割にはいい感じのスライドショーになっていますね。

セッションの復元

Session

一度Movavi Video Editorが異常動作で落ちたときがあったのですが、ちゃんとセッションを保持していてくれており、起動すると異常終了する前の状態で復元してくれました。これは非常にありがたいです。なんせ時間をかけて動画編集していたものが無に帰すのは実に恐ろしい事態ですし、それをちゃんと回避できるようにソフト側でなっているのはソフトとしてよくできていると思います。

今回の個人的感想&まとめ

今回紹介したのは初心者でも簡単に扱える動画編集ソフトのMovavi Video Edittorでした。実際に使ってみて、確かに初心者で動画編集の知識がなくても簡単にいい感じの動画を作れるなと思いました。特に「簡易ビデオ」の機能は写真などを用意してそれをドラッグ&ドロップして、あとはテーマを選ばば完成できるのはいいですね!これだけ簡略化してあれば動画編集初心者どころか、PC初心者でも使えるくらいです。動画編集の知識など一切なくても写真を複数枚集めるだけでいい感じの動画を作成してくれるのですからすごいです。

動画編集機能に関してはシンプルですが、必要最低限の機能は殆ど実装されているので、使い方をマスターすれば動画編集でやりたいことはほとんど実現できるでしょう。最初は細かい設定はできないものだと思っていたのですが、使ってみると意外にやりたいことはできてしまったので驚きました。今回ブログで使用しているトランジションやフィルターの紹介動画も実際にMovavi Video Edittorを使用して作成しています。これくらいの動画なら簡単に作れますね。

Movavi Video Edittorの欠点を上げるとするとテキストに縁取りができない点ですかね。YouTubeとかの動画を見てもらうとわかりやすいのですが、縁取りがないと背景と一体化して見えにくい時があるので、そういう設定ができればなお良かったのです。あとはロゴとかの画像を追加した際に動画がトランジションしたと同時にフェードアウトしたいと思った時にどこから行うのかが分かりにくかったくらいですね。これは「クリップのプロパティ」からフェードインとフェードアウトの設定が可能なのですが、初見では場所が分かりにくかったです。これについては場所がわかってしまえば全く問題ないですね。

Movavi Video Editorの評価

総合評価
3.5
おすすめ
3.5
デザイン
4
価格
3
性能
3.5
  • 動画編集ソフト初心者でも扱える
  • 簡易ビデオで自動で動画にしてくれる
  • テキストの縁取りができない
  • 簡略化されているので詳細な編集はできない

初心者でも動画編集ソフトを使ってみたいという人はぜひMovavi Video Editorを試してみてはいかがでしょうか?

パソコンやスマホなどのガジェットに興味があり、大学で情報工学の勉強してシステムエンジニアに。ブログ歴は15年以上。ITの専門的な知識はそこそこあり、国家資格の情報処理技術者試験のスキルレベル4「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などを取得。

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