64bitに対応したOpera 12正式版が公開!

Opera Softwareは、最新Webブラウザ「Opera 12」の正式版をリリースした。Opera 12はWindows、Mac OS X、Linuxに対応し、Opera公式サイトから無料でダウンロードできる。
Opera 12は、Windows版とMac版の64bit OSに対応した他、起動速度やページの読み込み速度の向上とHTML5のレンダリングを高速化が行われた。また、プラグインの動作に別プロセスを用いることで、プラグインクラッシュ時でもOperaに影響が出ないようになっている。
この他にも、新しい機能としてブラウザ上で音声・ビデオチャットを行うための「WebRTC」や「Paged Overflow」にも対応している。
Opera12では64bit対応となっているが、通常のインストーラーでインストールまたはOpera11から12へのアップグレードでは64bit版がインストールされないので注意が必要である。下に64bit版でのインストール方法を記述したので、興味のある人はそちらをご覧になってインストールしてください。
64bit版インストール時は、32bit版と別の場所に新規インストールとなり、今までの設定やブックマーク、スピードダイヤルなどは別になります。32bitはそのままの状態で保持され、64bit同時に起動することもできるので軽く試したい人でも気軽に試すことができます。
64bit版のOpera 12をインストールする方法!

Opera12のダウンロードページにアクセスします。

「その他のオプション」を押して、アーキテクチャで「64ビット」を選択して「Operaのダウンロード」を押します。。

ダウンロードした「Opera_1200_int_Setup_x64.exe」を起動します。

「許可してインストール」を押してインストールします。

この画面が出ればインストール完了です。

確認したい場合には「Operaについて」を開いてプラットフォームが「x64」になっていれば64bitでインストールされています。
ハードウェアアクセラレーションやWebGLを有効にする方法!

その他にも、試験的にハードウェアアクセラレーションやWebGLを有効にする機能も搭載している。この機能を有効にするには設定ファイルを変える必要がある。
アドレスバーで「opera:config」を入力して、検索バーが出てくるので「Enable Hardware Acceleration」で検索して値を1に変更して「保存」を押します。

同じく「Enable WebGL」で検索して値を1に変更して「保存」を押します。
キャッシュ

キャッシュの設定も初期状態なので、再度OperaのキャッシュをRAMディスクに移動する必要があります。移動方法については以下をご覧ください。 ブラウザのキャッシュをRAMディスクに移動する方法のまとめ!
Opera12

実際に使ってみた感じでは、デザイン自体は12と11には大差はないように見える。

新たに「テーマ」が導入されており、ユーザが選んだテーマで外観を変更できるようになっている。
今回の個人的感想&まとめ
ついに64bit版に対応したOpera12が公開されましたね。久しぶりのメジャーアップデートということで個人的にはうれしいです。ちなみに今回からOpera Unite機能とOpera Widgets機能が非搭載となりました。新機能という新機能はあまりありませんが、全体的に安定性が向上していますね。あとは、プラグインとのプロセス分離とハードウェアアクセラレーションが搭載したのが大きい変化といえるでしょう。
今回から64bit対応ということで、32bitのOperaから64bitに設定を移行しているのですがそれがちょっと面倒です。かなり設定をいじってしまっているので完全に移行するにはまだ時間がかかりそうです。こういうときにブックマークなどを共有できるOpera Linkの便利さがよくわかる。
opera最強伝説