自撮りが二次元になるイラスト化サイトがすごい!

今回は自撮り画像をアニメ風の二次元イラストに変換してくれるサイトである「自撮りが二次元になる(Selfie 2 Waifu)」を紹介したいと思います。このサイトの変換サービスを利用すれば自撮り画像を撮影しアップロードするだけで瞬時に二次元イラスト化してくれます。
TwitterなどのSNSで自分の顔写真は出したくないけど、自分だけのオリジナル画像としてイラストだったら公開してもいいというような人にはおすすめです。
写真をAIイラスト化できるアプリMeitu
写真をAIイラスト化できるアプリMeituがすごい!写真を簡単にAIイラスト化できるアプリMeituの記事です。こちらのアプリを使うと、簡単に写真をクオリティの高いイラスト化が行なえます。興味のある人はこちらもご覧ください。
適当な落書きをリアルな風景画にしてくれるサイトGauGAN
適当な落書きをリアルな風景画にしてくれるサイトGauGANがすごい!以前に適当な落書きをリアルな風景画にしてくれるサイトGauGANという記事も書いています。こちらはディープラーニングによるGAN(Genera tive Adversarial Networks)という敵対的生成ネットワークを用いたモデルを使用して、適当な落書きをリアルな風景画に変換してくれました。
このサイトも幼稚園が描いたような落書きから非常にクオリティの高い風景画を生成できるのでとても面白いです。こちらも興味がありましたらご覧ください。
自撮りが二次元になる(Selfie 2 Waifu)の使い方!

自撮りが二次元になる(Selfie 2 Waifu)のサイトにアクセスします。
自撮りが二次元になる
自撮り画像をアップロードします。おっさんの画像を上げて2次元化しても何も面白くないので、今年のエイプリルフールネタで使用した女装画像をアップしてみました。自分の画像なので著作権も気にしなくていいので素晴らしい。ここでも役に立つとは撮っておいてよかった女装画像です(頭がおかしい)!ちなみにサイトにはヒントとして以下の事が書かれていました。
ヒント- 写真の中の顔は大きくてきれいなのが必要です。
- 簡単な背景の写真は識別しやすいです。
- 女性の写真は男性の写真より効果的です。
ヒントによると写真は顔が大きく写っていて、背景もシンプルな方が認識精度が上げられるということなのでしょう。女性の写真のほうが男性の写真よりも効果的ですというのはちょっとよくわからないですね。機械学習の際に女性のデータのほうが多くやっていて、クオリティの高い画像を出力しやすいということなのでしょうか?

あとは2次元のイラストに変換された画像が表示されます。たったこれだけなので、とても簡単に二次元化してくれます。変換した画像は元画像からそれっぽいイラストに変換されていますね!自動のイラスト化としては結構クオリティが高いと思います!

写真は顔がしっかり認識できる画像であればほとんど二次元イラスト化することができます。ただし、顔の角度や背景などにとっては「No Face detected! Please use image with clear and big face」と表示されると顔が認識できなかったので、別の写真をアップロードし直しましょう。
今回SNOWの画像を使ってみましたが、別のSNOW画像などでは追加されたスタンプ要素が顔の認識を邪魔したり、イラスト化した際のノイズになったりしたので、アップロードするなら普通の画像のほうが良さそうです。

ちなみにですが、私の画像も何枚か色々とトリミングしたり反転したり試してみたのですが、そのたびに少し違った画像が出力されます。データが少し異なるだけでも出力結果は結構変化するようです。なんか同じキャラでも作画したアニメーターが違う昔のアニメみたいな感じで面白いです。反転するだけでもだいぶ違う感じで出てきたのは面白かったです。
他の画像も二次元イラスト化してみました!

私の画像では変化があまりなかったので、著作権フリーの画像サイトから女性の画像をいくつか借りて試してみました。この画像なんかはかなりいい感じにイラスト化できていると思います。かわいいですし、普通にアニメに出てきそうな感じですね。
ちなみに画像は全体像をアップロードしても自動的に顔のアップ画像で出力されるようです。背景も含めてイラスト化してくれるものがあっても面白そうですけどね。

この画像ではちょっと左目が小さいですが、ありそうな感じです。

この画像ではちょっと目に光がなくて怖い感じですね。あとは髪の毛の色がちょっとおかしい感じになってしまいました。

今までの中で一番目が大きいアニメ絵になりました。

モブキャラにいそうな感じになりました。でも写真の特徴をしっかり捉えて2次元イラスト化されていますね。
U-GAT-ITとTensorFlow
今回の自撮りが二次元になる(Selfie 2 Waifu)で用いられているのはU-GAT-IT(Unsupervised Generative Attentional Networks with Adaptive Layer-Instance Normalization for Image-to-Image Translation)という技術で、以前このブログの記事でも紹介したTensorflowを使用しているようです。
WindowsにKerasとTensorFlow(GPU)をインストールして機械学習の環境を作ろう!Tensorflowについては以前の記事でWindowsにKerasとTensorFlow(GPU)をインストールして機械学習環境を作ろうという記事を書きました。興味のある人はぜひこの記事もご覧ください。
今回の個人的感想&まとめ
今回は自撮り画像をアニメ風の二次元イラストに変換してくれる「自撮りが二次元になる(Selfie 2 Waifu)」の紹介でした。機械学習の進歩により色々なことができるようになっていますね。落書きをリアルな風景に変換してくれるGauGANもすごいと思いましたが、自撮りを2次元のアニメ風イラスト化してくれるこのサービスもすごく驚きました。二次元イメージにすればTwitterアイコンとかにも使えそうですし、非常に面白いサービスだと思いました。
ちなみにアップした画像についてですが、「基本原則:私たちはあなたの許可なしにあなたの自撮りを保存しません、すべてのプライバシー関連の行動は明確に通知されます。」となっていたので、画像はサーバーには保存されないようです。これなら安心ですね。
ぜひ自撮り画像をアニメ風の二次元イラストに変換してみてはいかがでしょうか? 自撮りが二次元になる(Selfie 2 Waifu)にアクセスする!