ロジクールのSetPointを拡張するSetPointPlusで様々な機能を追加しよう!

ロジクールのマウスのボタン設定などを行うソフトであるSetPointですが、このSetPointを拡張して様々な機能を追加することが出来る「SetPointPlus」を紹介したいと思います。この「SetPointPlus」を入れるだけで通常では表示されない仮想デスクトップの切り替えや様々な機能が表示されるようになります。
今回愛用のマウスであるMX Revolutionで仮想デスクトップの切り替えを行いたかったのですが、SetPoint標準だとその機能を選択できず、キーストロークの割当でも仮想デスクトップのショートカットキーであるWindowsキーが使用できない仕様になっています。これを実現するにはC:\Program Files\Logicool\SetPointP\default.xmlを書き換えるのですが、手動で追加するのは何かと大変です。
そんな問題を簡単に解決してくれるのが今回紹介するSetPointPlusです。SetPointPlusならこれらの書き換えをすべてやってくれますし、後はいつもどおりボタン割り当て能を選択するだけで仮想デスクトップの切り替えが可能になります。もちろん仮想デスクトップの切り替え以外にも、標準では表示されていない様々な機能も追加されます。
SetPointで設定できないコマンドを設定できるようにするSetPointPlusは、SetPoint4.8.xとSetPoint6.xを対象にしています。32ビットでも64ビットでも動作します。
SetPointPlusのインストール方法!

さよならストレスさんのサイトで公開されている、SetPointPlusの最新版となるSetPointPlus 1.0.0.1をダウンロードしてきます。
SetPoint を拡張する「SetPointPlus」でコマンドを自由に選択 - さよならストレス
解凍したSetPointPlus1001フォルダ内にある.batファイルを右クリックして「管理者権限として実行」を押して実行します。このときSetPointのバージョン4.xはv4.bat、バージョン6.xはv6.batを実行します。たった、これだけで完了です。

SetPointを起動して、機能の選択を開いて確認します。

このように今まではなかったような機能が追加されていれば成功です。

ちなみに仮想デスクトップの操作をしたい場合は「タスクビュー」、「デスクトップ(右)」、「デスクトップ(左)」などが使えます。デスクトップ(右)は仮想デスクトップを右へ、デスクトップ(左)は左へ切り替えることができます。
私はマウスホイールの左右を仮想デスクトップの切り替えに割り当てました。タスクビューは進むに割り当てて使っています。
今回の個人的感想
今回導入したSetPointPlusはかなり良いですね。私はLogicoolのマウスで仮想デスクトップの切り替えがしたくて入れたのですが、それ以外の人にも標準では表示されていない機能を使いたい人には入れることをオススメでします。むしろSetPointには標準でこれらを表示しておいて欲しいところです。
SetPointPlusを制作してくださったwwwcfeさんにも感謝です!手動で書き換えれば同じことが可能なんですが、書き換えるのは分かりにくいですし、SetPointPlusなら簡単に全部やってくれるというのは本当にありがたいです。
これで仮想デスクトップの切り替えがマウスで簡単にできるようになって作業効率は上がりました。仮想デスクトップ自体はWindows10から導入されましたが、いまいち使い勝手が良くないので使っていませんでしたが、このマウスでワンボタンで簡単に仮想デスクトップの切り替えが可能になったことで、かなり重宝する機能になりました。Windows10の仮想デスクトップって全ての液晶で全て切り替わっちゃうんですが、あれを個別にできないんですかね。マルチウィンドウの際の動作の設定ができればなお良いんですけどね。
マウスの機能の割り当てを最適化すると、作業効率を大幅に向上させることができますし、ぜひLogicoolのマウスを使っている人はSetPointPlusを入れてみることをおすすめします。特に仮想デスクトップを使っている人は、ぜひ仮想デスクトップの切り替えをマウスに割り当ててみてはいかがでしょうか?かなり使いやすくなると思います!