nasneと連携してワイヤレステレビになるSony Tablet Sを買ってみた!

以前に購入したnasneを使って、タブレット端末でワイヤレステレビを実現したいと思ったのですが、調べてみるとnasneのライブチューナーでリアルタイム視聴が可能なタブレット端末は結構限られているようです。現状ではSony Tablet、Xperia TabletなどのSony製タブレット以外にはARROWS Tab Wi-Fi、ARROWS Tab LTE F-01D、LifeTouch Lなどが再生可能という報告がありました。
確実に再生可能なのは新しく発売されたXperia Tabletですが、販売価格が4万円近くするので、型落ちのSony tablet SのWi-Fi+3G 16GBモデル (SGPT113JP/S)が2万円を切る価格で販売されていたのでこちらを購入してみました。ちなみに購入価格は新品で送料込みで19800円でした。
nasne(ナスネ)

nasne(ナスネ) CECH-ZNR1Jについては以前レビューを書いているので詳細についてはそちらをごらんください。nasneについて簡単に説明すると、nasneは500GBのHDDを搭載し、ネットワーク上に地上デジタル・BS/CS放送を録画できるNASです。nasne本体を家庭内ネットワークに接続することで、PlayStation3(PS3)、VAIO、PS Vita、Sony Tablet、Xperiaを使って番組視聴や録画が可能です。

ちなみにワイヤレステレビは以前にノートPCでも検証しました。nasneをパソコンから操作するには、公式に動作確認されているのはSONYのVAIOだけですが、それ以外のPCでもDTCP-IP対応のソフトウェアがあれば閲覧・操作することができる可能性があります。私のPCにはDiXiM Digital TV plusが入っているので、それを用いて地デジなどの録画ファイルを見ることができるかどうか確認してみました。
以前に購入した最薄部3mmの超薄型Ultrabook PC「ASUS ZENBOOK UX21E」を使ってテレビを再生した際には、DTCP-IP対応のソフトウェアを用いることで無線LANでnasne経由することでワイヤレスでテレビが見れることを確認しました。
Sony tablet S Wi-Fi+3G 16GBモデル (SGPT113JP/S)のレビュー!

できること、広がる。毎日が、もっと楽しくなる
映画やゲームを好きなところで気軽に楽しんだり。音楽を聴きながら本を読んだり、Webを見たり。Sony Tabletなら、多彩なコンテンツをいつでもどこでも自由なスタイルで楽しめます。タッチパネルで操作もかんたん。指先で軽くふれるだけで、サクサク快適に使いこなせます。コンパクトなので場所をとらず、持ち運びもスムーズ。あなたのやりたいことぜんぶ、これ一台で。Sony Tabletが、毎日をもっと楽しく便利にします。
仕様
- タイプ
- タブレット端末(PC)
- OS
- Android 4.0
- 液晶サイズ
- 9.4インチTFTカラー液晶
- 画面解像度
- 1280x800
- CPU
- Tegra2 1GHz
- メインメモリー
- 1GB
- ストレージ容量
- 16GB
- 通信方式
- Wi-Fi+3G
- センサー
- GPS、加速度センサー、3軸加速度センサー、ジャイロ、照度センサー
- 通信
- 赤外線通信、Bluetooth
- カメラ
- 511万画素(リア)、30万画素(フロント)
- 入出力
- Hi-Speed USB (USB 2.0) Micro-AB コネクター (ホスト/クライアント対応) ×1、ヘッドホン出力 ステレオ、ミニジャック ×1 (モノラルマイク入力と兼用)
- サイズ
- 約 幅241.2mm×高さ10.1mm(20.6mm)×奥行174.3mm
- 重量
- 625g

箱の中には以下のものが入っていました。
- 本体
- ACアダプタ
- USBケーブル
- クイックガイド
- 保証書
本体

本体は黒を貴重としたデザインです。

横から見た画像。下に行くにつれて薄くなっていきます。

左側にはイヤホンジャックとmicroUSB、SDカードスロット、SIMカードスロットがあります。

右側には電源ボタン、ボリューム、RESETボタンがあります。

下にはAC電源のコネクタがあります。コネクタはちょっと変わった形をしています。
クレードル

これは別売りのSony Tablet Sシリーズ用クレードル SGPDS1です。少々お高めですが、置くだけで充電できるのはありがたいので購入しました。購入金額は2600円。こういうオプション品は毎度思うのですが、ただの充電台の癖にやたら高いです。
Sony Tablet Sシリーズ用クレードル SGPDS1
本当にただの台です。

ACアダプタを裏側のここに接続します。ただし、ACアダプタはついておらず本体購入時に付属していたものを使います。

左下にはSONYのロゴがあります。

Sony Tabletをおいてみた画像。

横からの画像。
テレビ

nasneを使ってワイヤレスでテレビを再生してみました。使ってみた感じだと普通にテレビが見れます。ただ、チャンネルを指定してから再生までは少し時間がかかります。それ以降はすんなり再生してくれるので問題はないのですが、起動してすぐにテレビを見れるわけではありません。
この画像では地上デジタル放送ですが、BS/CSももちろん閲覧可能です。ライブチューナーによるリアルタイム視聴以外に、nasneで録画したものも再生可能です。電波状況が悪いと少しカクつくことがありますが、タブレットを持って部屋を移動してもちゃんと再生してくれるので実用には問題ないですね。
今回の個人的感想&まとめ
今回ワイヤレステレビ用にSony tabletを購入したのですがなかなかよかったです。本当はXperia tabletが欲しかったのですが、価格が4万円近くするので残念ながらあきらめました。でも結果的にテレビを見る分にSony tabletでも十分でした。購入前まで、CPUがTegra2ということで心配だったのですが、Android4.0ということもありサクサク動いてくれます。以前記事に書いたAcerのAndroidタブレット「ICONIA TAB A500」よりも動作は早い気がします。
Sony tablet SのWi-Fi+3G 16GBモデル (SGPT113JP/S)それにしてもnasneは本当に便利です。一台あるだけでかなり役に立ちます。正直nasneがあればtorneは本当に用なしです。torneのようにPS3に依存していないので、PS3を起動する必要性もないですし、nasneが1台あるだけで録画、テレビ視聴、DLNA、ファイルサーバーなどマルチに活躍してくれます。
nasneは本当にお勧めなのでぜひ購入してみてはいかがでしょうか? ネットワークレコーダー&メディアストレージの「nasne(ナスネ)CECH-ZNR1J」