【aptX LossLess対応】 SOUNDPEATS Air4 Proのレビュー!Pro/Lite/無印の違いも解説!

今回はaptX LossLessコーデック対応の完全ワイヤレスイヤホンであるSOUNDPEATS Air4 Proのレビューを書きたいと思います。SOUNDPEATS Air4 Proは、aptX LossLessコーデックでBluetoothでもCD品質のロスレスに対応している他、最大45dB低減するANC(アクティブノイズキャンセリング)も搭載したイヤホンとなっています。
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SOUNDPEATS Air4 Proのレビュー

CDを越えるロスレス・ワイヤレス
最新で最高峰の技術ソリューションであるプラットフォームQualcomm Snapdragon Soundに対応しています。「音質」や「接続の安定性」や「遅延」や「通話品質」などオーディオに重要な各性能を向上させます。通信状態に応じてビットレートを自動調整するコーデック「aptX Adaptive」に対応し、状況に応じ最適なオーディオ体験が可能になるほか、最大96kHz/24bitというハイレゾ相当のデータレートも伝送できます。加えて、ロスレスコーデック「aptX Lossless」もサポートし、CD品質の44.1kHz/16bitロスレス再生を実現しました。
革新的な新素材の導入
「Air4 Pro」の 13mm大口径ダイナミックドライバーには、独自開発のバイオセルロース複合振動板を搭載しています。バイオセルロースを含む3つの異なる特性の材料を使用し、振動板の各部分を形成します。バイオセルロースやパルプ繊維やPU材料との組み合わせにより、十分な硬さ、優れた軽さや内部損失を兼ね備えます。異なる材料の特性を最大限に生かし、クリアな中音域とダイナミクス、そしてより自然なサウンドを実現します。
最大45dBノイズキャンセリング
アダプティブアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しており、可聴域において最大45dB(特定の条件でクアルコム社による測定値)のノイズ低減を実現しました。イヤホンの装着状態やユーザーの耳の形状に合わせて、周りの騒音を自動的かつ継続的に微調整することで、移動しながら常にリスニングを最適化することが可能です。さらに、イヤホンを着けたまま、会話やアナウンスが聴ける外音取り込み機能も搭載しております。
aptX Voice対応で通話音質を改善
ワイヤレスオーディオ最高レベルの音質を実現するだけでなく、通話音質も劇的に改善。aptX Voiceを搭載し、標準的なBluetooth音声通話品質のサンプリングレートである16kHzの2倍の32kHzの超広帯域音声通話を実現します。cVc通話ノイズキャンセリング機能も採用しており、ノイズリダクション機能を搭載した6つ(左右のイヤホンに各3つ)のマイクと組み合わせ、周囲の雑音を除去し、大事なオンライン会議や大切な会話で声を正確に伝えます。
仕様
- 本体寸法
- 64*24.2*48.3mm(ケース込み)
- 重量
- 約3g(イヤホン/片側)、約36g(充電ケース+イヤホン両側)
- 防水規格
- IPX4
- Bluetoothバージョン
- 5.3
- 対応コーデック
- aptX Voice,aptX Classic,aptX Lossless,SBC,AAC
- 通信範囲
- 10M
- バッテリー容量
- 330mAh(ケース) 35mAh*2(イヤホン)
- 最大再生時間
- 約6.5時間、約26時間 (充電ケース併用)
- 充電時間
- 1.5時間
- 充電ポート
- USB Type C
- 技適マーク
- 018-210307
箱

パッケージはいつものSOUNDPEATSのロゴの前に大きくSOUNDPEATS Air4 Proが描かれています。

箱の裏面です。裏面には製品の仕様が英語で書かれています。認証マーク類も書かれています。

箱を開けるとこのような感じでイヤホンケースが入っています。
内容物

内容物は以下のとおりです。
- SOUNDPEATS Air4 Pro
- イヤピース(S/M/L)
- 充電ケース
- TYPE-C充電ケーブル
- 取扱説明書
説明書

説明書です。説明書は色々な言語で書かれており厚さは結構ありますが、日本語のページは4ページほどでした。
USB Type-C

充電用のUSB Type-Cケーブルです。持ち運びが可能な短いケーブルになっています。
イヤーピース

イヤーピースは楕円形の特殊な形状となっています。中はオレンジで色が異なります。サイズはSMLの3種類ついています。
充電ケース

充電ケースです。マットと光沢の中間のような質感です。中央の丸はバッテリー残量のLEDライトになっています。

横からの画像です。

充電用のUSB Type-Cとペアリングボタンがついています。

Hear Your Imaginationと刻印されています。

背面にはSOUNDPEATSのロゴが入っていいます。

充電ケースを開けた状態です。

ケースを開けた状態の上からの画像です。

イヤホンを取り出した状態です。
イヤホン

イヤホン本体です。SOUNDPEATSのロゴが背面に入っています。この部分はタッチセンサー付きで、再生一時停止などの操作ができます。

イヤーピースは楕円形となっています。内側には左右が分かるようにLRの表記と、下側には充電用の接点がついています。

イヤホンの内側にはセンサーが付いていて、イヤホンを取り外すと自動的に再生が停止されるようになっています。


イヤーピースを外した状態です。

メッシュ部分には金属で覆われているデザインで内部にはメッシュがついています。。
SOUNDPEATS Air4 Proの音の傾向と遮音性と装着感

Air4 Proの装着感ですが、カナル型でイヤーピースが主な接点で、イヤホン本体はあまり耳に接しないタプで、装着感としては耳全体には負荷がかかりにくい代わりに、耳の穴には装着感が強くあります。カナル型なので遮音性はそこそこあります。装着するだけでも、外の音は少し聞き取りにくくなります。
SOUNDPEATS Air4 Proの音の傾向としては低音がかなり強めです。13mmのダイナミックドライバー搭載によってパワフルな重低音を楽しむことができます。そのため低音好きにはかなりおすすめのイヤホンとなっています。ただ、低音が強いので高音域は少し出し切れていないなという場面もありました。
ノイズキャンセリング

空気清浄機を強で動かした時のファンの風切り音なども、普通にしているとかなりうるさいのですが、ノイズキャンセリングによってサーという感じで気にならないレベルに軽減されています。さすが最大45dbのノイズ低減効果を持ったノイズキャンセリングといった感じです。
イヤホン自体の遮音性とノイズキャンセリングを合わせれば、周辺の雑音などは消えて音楽に集中できます。これなら街中の雑踏や電車内、飛行機の中などでも周辺ノイズを気にせずに音楽を楽しむことができると思います。
SoundPeatsアプリ

SoundpeatsのアプリをGoogle PlayストアかApp Storeからダウンロードして使用します。アプリの機能はかなりシンプルに作られており、プリセットもいくつかの中から選択が可能なほか、アダプティブイコライザーで音を聞きながら自動的にイコライザーの設定をしてくれる機能もついています。
ノイズキャンセリングの機能はANCモード、通常モード、外音取り込みモードから選べます。その他にも低遅延なゲームモード、タッチキーの無効、装着自動検出のオンオフも可能です。
イコライザー

アダプティブイコライザーの機能もあり、イヤホンをつけて特定周波数ごとに音が聞こえるかのテストを1分程度行い、最適なEQカーブを自動的に生成してくれます。もちろん自分でイコライザーの設定を微調節して使うことも可能です。
ゲームモード

アプリからゲームモードに切替可能です。ゲームモードに変更すると低遅延モードとなります。デフォルトのBluetoothコーデックであるSBCでは220ms(±50ms)の遅延が発生するのですが、SOUNDPEATS Air4 Proのゲームモードにすることで88msまで遅延を抑えることができます。
ゲームモードにして遅延が88msでも音ゲーをするには遅延が気になりますが、FPSなどのゲームでは音質よりも速度を重視するので役に立つと思います。もちろん速度を重視するため多少の音質の劣化などはあるのですが、ゲームで遅延が気になる人にはおすすめです。
SOUNDPEATS Air4 シリーズの比較

比較表
Air4 Pro | Air4 | Air4 Lite | |
---|---|---|---|
イヤホンタイプ | カナル型 | インナーイヤー | インナーイヤー |
Adaptive ANC | 対応 | 対応 | 非対応 |
aptx Voice | 対応 | 非対応 | 非対応 |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
コーデック | aptX Adaptive Lossless, AAC, SBC | aptX Adaptive Lossless, AAC, SBC | LDAC, AAC, SBC |
再生時間(イヤホン/ケース) | 6.5時間/26時間 | 6.5時間/26時間 | 7時間/30時間 |
再生周波数帯域 | 20Hz~20KHz | 20Hz~20KHz | 20Hz~40KHz |
ドライバー構成 | 13mmダイナミック | 13mmダイナミック | 13mmダイナミック |
Bluetoothチップ | QCC3071 | QCC3071 | WQ7033AX |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 |
サイズ(単体) | 34.4x24x20.7mm | 18.3x19.1x34.4mm | 18.3x19.1x34.4mm |
サイズ(本体) | 64x24.2x48.3mm | 53.5x24x58mm | 53.5x24x58mm |
重さ(イヤホン/ケース) | 3/36g | 4g/38.8g | 4g/38.8g |
ゲームモード | 対応(88ms 低遅延) | 対応(88ms 低遅延) | 対応(80ms 低遅延) |
通常価格 | 8480円 | 8980円 | 7380円 |
SOUNDPEATS Air4 ワイヤレスイヤホン Snapdragon Sound 対応 aptX SOUNDPEATS Air4 Lite ワイヤレスイヤホン ハイレゾ LDAC Bluetooth
性能を比較した表を作ってみました。Air4 Proはカナル型、Air4とAir4 Liteはインナーイヤー型を採用しています。周辺のノイズを消してくれるアクティブノイズキャンセリングはAir4 ProとAir4のみ搭載で、Air4 Liteは通話時のみノイズキャンセリングされるENCを搭載しています。
コーデックについてはAir4 ProとAir4はCD音質をロスレス伝送可能なaptX Adaptive Losslessに対応で、Air4 LitはハイレゾワイヤレスのLDACに対応しています。再生可能周波数帯域などはチップにより差があるようで、LDACに対応しているAir4 Liteだけ20Hz~40KHzで一番良いです。ゲームモードもAir4 Liteが80msで一番低遅延となっています。再生時間もAir4 ProとAir4は6.5時間、Air4 Liteは7時間となっています。
基本性能はAir4 ProとAir4はイヤホンの形が違う以外はほぼ一緒、Air4 LiteだけLDAC対応、20Hz~40KHz対応、ゲームモードも低遅延、再生時間も長く、価格も安いという感じになっていますね。性能表だけを見るとLiteは一番コスパに優れていると思います。
デザイン

ケースの形や表面の材質などは全て異なります。ケーズの材質はAir4がマット、Air4 Proが光沢とマットの中間、Air4 Liteが光沢という感じでした。Air4 Liteの光沢は下が目立つ、傷が付きやすいなどの問題で個人的にはあまり好みではありませんでした。質感的にはAir4のケースが一番良いですね。

厚さはすべて同じでした。下側についているUSB Type-Cで充電するのも一緒です。

背面のタッチ部分の色が微妙に異なっていて、細かいこだわりを感じました。
実際に使ってみた印象

実際にAir4シリーズの3種類を使ってみた印象としては、Air4 Pro > Air4 Lite > Air4という感じでした。個人的にカナル型が好みというのもありますが、Air4 Proが一番完成度が高いと感じました。Air4 Liteもインナーイヤー型の選択肢としては十分ありで、それに比べるとAir4はこの中だと微妙な印象を受けました。
Air4 ProとAir4はノイズキャンセリングとしてANCがついているのですが、カナル型のAir4 Proはしっかりノイズキャンセリングされている感じがあるのに対し、インナーイヤー型のAirはほとんど効果が実感できませんでした。インナーイヤー型はやはり遮音性が低いので、ノイズキャンセリングがあったとしてもAir4 Proほどの効果が得られなかったんだと思います。
Air4でノイズキャンセリングを使用すると、ノイズキャンセリング効果は薄く、ただ低音がブーストされるだけといった感じでした。Air4を選ぶなら、もはやANCのついていないAir4 Liteを選んだほうが、LDACに対応してハイレゾワイヤレスが使えますし、再生時間も長いので良いと思いました。
つけ心地に関してはAir4とAir4 Liteに軍配が上がります。Air4とAir4 Liteはインナーイヤー型ということで、耳に圧迫感がなく、長時間つけていても違和感を感じにくいです。それに比べるとカナル型は長時間つけているとやはり圧迫感や違和感を感じやすかったです。
今回の個人的感想&まとめ
今回はSOUNDPEATS Air4 Proについてのレビューを書きました。SOUNDPEATSのAir4シリーズは3種類出ているのですが、SOUNDPEATS Air4 Proはカナル型、SOUNDPEATS Air4とAir4 Liteはインナーイヤー型となっています。それらの性能比較についてもまとめました。こうやって同じシリーズのイヤホンを使ってみると細かい違いがあって面白いですね。
SOUNDPEATS Air4 Proについては、ProとついているだけあってCD品質をBluetoothで実現したロスレスワイヤレスイヤホンとなっています。音質がいいのはもちろんですが、aptX Voiceに対応したことで音楽以外にも通話品質も向上しています。
イヤホンを外すと自動停止、つけると自動再開してくれるのも良いですね。個人的に良いなって思ったのが、アプリからタッチキーのすべての機能を無効ができる点です。私は基本的に音楽のコントロールはスマホ側から操作するので、イヤホンにちょっと触れただけで誤操作してしまうことが嫌だったのですが、これを無効にできるのは個人的にありがたいと思いました。
それ以外にも最大45dB低減のノイズキャンセリングによって、周辺の騒音を気にすることなく音楽を楽しめるようになっています。ノイズキャンセリング性能は結構高めなので、音量をあげなくてもしっかりと音楽を楽しむことできます。Air4 Proはコスパに優れた良いイヤホンに仕上がっていると思います。
- CD品質をBluetoothで実現したロスレスワイヤレスイヤホン
- 最大45dB低減のノイズキャンセリング性能
- aptX Voice対応で通話品質と解像度が向上
- 振動板にバイオセルロース、純木材パルプ繊維やPU素材を採用