タブレットやスマホをPCのサブディスプレイ化できるTwomonUSBが便利!

家に余っているAndroidタブレットやスマホを持っていて、それをパソコンのサブディスプレイとして使いたいと思ったことはありませんか?そんなときにはTwomonUSBというアプリを使うと簡単にAndroidタブレットがサブディスプレイとして動作するようにできます。WindowsとMacの両方に対応しているのでMacユーザーも使えます。
ちなみに同系のアプリとしてTwomonAirというWifi接続のワイヤレスタイプもありますが、レスポンス速度的にはUSBケーブル接続の方が早いので、特にこだわりがなければTwomonUSBをおすすめします。絶対にワイヤレスじゃなきゃ嫌って人はTwomonAirを使いましょう!
タブレットのサブディスプレイ化の場合、Androidのスペックが低すぎる場合は動作のラグが大きくなります。私の持っている1番古いAcer IconiaTab A500をカスタムROMでAndroid 5まで上げたもので試した感じだと、スペック的に古いので結構動作が遅い印象です。新しいタブレットでは古いタブレットと違ってキビキビ動くので、サブディスプレイ化するタブレットのスペックは高い方がストレスは少ないと思います。
サブディスプレイ化できるTwomonUSBの導入方法!

TwomonUSBの公式サイトにアクセスして、「PC Program Download」をクリックします。
TwomonUSB|Easy&Light TwomonAir|Easy&LightWifiによるワイヤレス接続でサブディスプレイ化したい場合はTwomonAirを使ってください。ただし、USB接続よりラグが発生する可能性が高いです。ワイヤレスを使うメリットとしては、タブレットによりますがPCのUSB接続による充電では、画面の明るさやずっと画面をつけているとバッテリーが減っていく場合もあります。ワイヤレスであればちゃんとACアタプターから充電できるので、バッテリーが減らないので、その点はワイヤレスのほうが優秀かもしれません。

ダウンロードしたTwomon_PC_Program_Win_2.0.72.0.exeを起動します。日本語を選択して「OK」を押します。

しばらく待ちます。

「次へ」を押します。

「インストール」を押します

インストールが終わるまでしばらく待ちます。

「完了」を押してインストール完了です。

タブレットにTwomonUSBをインストールして起動します。USBを使ってタブレットとPCに接続します。この画面になったら「接続」を押します。
TwomonUSB - USB モニタ,デュアルモニタ
これでPCと接続完了です。あとはサブディスプレイとして使うだけです。
サブディスプレイ化したと言ってもタブレットなのでタッチでマウスの操作が可能です。スマホと同じように一部分を拡大表示もできますので、ある意味では普通の液晶よりも使い勝手が良い場面もあるかもしれませんね。
TwomonUSBの設定

Twomon PC Programの接続前の画面です。

タブレットと接続すると画面が変わります。

オプションでは画面モードの変更や自動接続のON/OFFの変更します。
- 高効率:ドキュメントの操作、静的な画面鑑賞などに適したモードです。
- 普通:ウェブサーフィン、通常のプログラムの実行などに適したモードです。
- 高性能:ゲーム、動画鑑賞などに適したモードです。

ディスプレイ設定を開くとTwomon仮想ディスプレイのON/OFFを変更できます。

Googleアカウントを使用する場合、アカウントにログインできます。TwomonAirでのみ使用可能です。

S/Wアップデートでソフトウェアを最新版にアップデートできます。
Splashtop Wired XDisplay

ちなみに類似アプリとしてはSplashtop Wired XDisplayがあります。こちらのSplashtop Wired XDisplayもTwomonUSBとほぼ同性能で価格も880円と同じくらいになります。Splashtop Wired XDisplayもWindowsとMacのどちらのOSでも対応しています。
こちらのアプリもほとんど同機能と言ってもいいでしょう。使い方も同じ感じでPCにソフトを入れてアプリと連携させてサブディスプレイ化できます。実際に使ってみた体感速度的にはTwomonUSBの方がマウスの反応が早い感じがしました。

ただ、Splashtop Wired XDisplayの方はなぜかPC側のソフトウェアの相性が良くなかったのか、私の使ってるUSBバスパワー駆動の7インチ液晶モニタUM-730と競合して動作がおかしかったです。この7インチの液晶を使わなければ全く問題はなかったのですが、この問題があったのでSplashtop Wired XDisplayは使うのを諦めてTwomonUSBを使うことにしました。
USB接続の液晶を使わなければSplashtop Wired XDisplayも選択肢としてはありだと思います。動作確認用のSplashtop Wired XDisplay Freeもあるので気になる人はこちらも試してみると良いかもしれません。
今回の個人的感想&まとめ
今回はAndroidタブレットの再利用として、タブレットをサブディスプレイ化してみようと思い、有料ソフトのSplashtop Wired XDisplayとTwomonUSBを試してみました。使わなくなったAndroidタブレットをサブディスプレイ化して再利用できるのはいいですね。どうせ使わないならPCのサブディスプレイとして活用できるのはありがたいです。
昔試した時はもっとラグがあったように感じたのですが、今は結構普通に使えるレベルになっていると思います。マウスカーソルの動きも遅延も少ないですし、画面モードを高性能にすれば動画もラグも少なく見ることができます。この辺りは使う端末のスペックによると思いますが、4コア以上であまり古すぎなければたぶん問題ないと思います。
価格も800円と専用の小型USB液晶モニターを購入するよりは手頃に試せるので良いですね。有料ソフトと言ってもアプリ内課金ではなく買い切りなので、一度買ってしまえば同じGoogleアカウントなら複数のスマホやタブレットでも再度お金を払うことなくインストールすることができます。
今回の場合Splashtop Wired XDisplayでUSB液晶モニターとの問題があってTwomonUSBを選択しました。動作もTwomonUSBの方が滑らかだと思うので個人的にはTwomonUSBをおすすめしたいですね。Splashtop Wired XDisplayとTwomonUSBのどちらも言えることなのですが、スマホやタブレットを1台のPCに複数台接続して使うことはできません。タブレットを2台用意しても1つのアプリでは1台でしか動作しないのが残念ですね。ちなみにその対策としては、Splashtop Wired XDisplayとTwomonUSBのアプリをタブレット1台ずつ入れてタブレット2台接続することはできました。もし2台接続したい人は両方入れてみると良いかもしれません。
Twomon TwomonUSBの評価
- 総合評価
- 3.9
- おすすめ
- 4.5
- デザイン
- 3.5
- 価格
- 3
- 性能
- 4.5
- 簡単にタブレットをサブディスプレイ化できる
- PC接続時のレスポンスは結構速い
- USB接続してるので充電が徐々に減っていく
- PC接続台数は1台までしかできない
家に余ってるスマホやタブレットがあって、簡易的にパソコンのディスプレイを増やしたい人はぜひTwomonUSBを試してみてはいかがでしょうか?