マルチPDFソフト UPDFのレビュー!PDFコメント注釈付け、OCR、AI要約機能などを搭載!

今回はオールインワンPDFソフトであるUPDFについてのレビューを書きたいと思います。UPDFはPDFの閲覧から編集はもちろんのことですが、PDFコメント注釈付けやOCR、PDF変換、AIを用いた要約の機能、さらにクラウドを利用したファイル共有などを搭載したマルチに活躍可能なPDFソフトとなっています。
UPDFについては無料でも機能制限ありで利用可能ですが、全部の機能を使うにはUPDF Proのライセンスを購入する必要があります。ライセンスの価格についてですが、UPDF Pro + AIアドオンの年間プランが8,900円、永久プラン + AIアドオンが16,000円となっています。
オールインワンPDFソフト UPDFのセール情報!

現在UPDFはブラックフライデーセールを実施しています。ブラックフライデーセールでは最大62%オフでUPDFを購入することができます。さらに年間プランを購入すると 2か月間無料(14か月プラン)になるキャンペーンも実施しています
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UPDFの機能の比較表
プラン | 無料トライアル | 年間プラン | 永久プラン |
---|---|---|---|
クラウドストレージ | 1GB | 10GB | 10GB |
アップロード制限 | 10MB | 2GB | 2GB |
PDFの編集 | 試用版の透かしが追加 | ◯ | ◯ |
PDFの変換 | 1日2回まで | ◯ | ◯ |
OCR | 試用のみ | ◯ | ◯ |
注釈を加える | 試用版の透かしが追加 | ◯ | ◯ |
バッチ処理 | 1度に2ファイルまで | ◯ | ◯ |
PDFにパスワードを追加 | 試用版の透かしが追加 | ◯ | ◯ |
ページの整理 | 試用版の透かしが追加 | ◯ | ◯ |
PDFを圧縮 | 試用版の透かしが追加 | ◯ | ◯ |
UPDFは無料版、年間プラン、永久プランと分かれています。無料版は機能が制限された試用版で、すべての機能をフルに使うには年間プランか、永久プランを購入する必要があります。
オールインワンPDFソフト UPDFのレビュー!

UPDFはPDFの編集、変換、注釈、生成AIツール搭載のオールインワンアプリです。UPDFはマルチプラットフォームに対応しています。WindowsやMacはもちろんiOSやAndroidでも動作可能です。
PDFの編集はもちろんですが、WordやExcelなどへのファイル変換、コメント注釈の追加、クラウド上にPDFファイル共有、AIによるPDFの要約や説明などを使うことができるソフトとなっています。
- PDFテキストの直接編集
- PDFの閲覧
- PDFへの注釈追加
- PDFの形式変換
- PDFのページ管理
- PDFのOCR処理
- PDFの圧縮
- バッチ処理
- PDFへの署名
- UPDF AI
PDF閲覧

UPDFは様々な機能を搭載していますが、一般的なPDFのビューアーとしても使えます。
しおり

PDFにしおりを追加することができます。しおりを追加すると左側にページとともにリストが表示されます。
PDFのページ管理

PDFのページ管理機能です。PDF内のページに、挿入、置換、抽出、分割、削除などの操作を行うことが出来ます。
透かしツール

PDFの透かしツールでは、PDFに透かしを追加することが出来ます。透かしは文字で追加することはもちろん、画像などから追加も可能です。
墨消しツール

墨消しツールは機密性の高いコンテンツを塗りつぶして削除することが出来ます。文章を選択して、このように黒塗りすることが出来ます。

範囲指定での黒塗りも可能です。こちらは画像なども塗りつぶして隠すことが出来ます。
PDF編集

PDF編集では、このように文章を選択して文字の追加、削除、フォントの変更、文字サイズ、太字、イタリックなどを変更することが出来ます。

このような感じで違和感なく文字を追加することが出来ます。
コメント注釈

ノート注釈としてコメントをPDFの任意の場所に追加することができます。追加したコメントは小さいアイコン表示になっており、マウスカーソルを乗せるとコメントが表示されるようになっています。色分けも可能で、複数人で意見を出すときや、コメント内容などでわかりやすく分けることができます。
ステッカー

ステッカーという機能も用意されていて、ステッカーをPDFに貼ることもできます。
スタンプ

コメント注釈以外にも簡単に使えるスタンプ機能もあります。修正済みや承認済みといった仕事の時などに役立ちそうなスタンプも多数用意されていました。

修正済みスタンプを使ってみました。注釈で書くよりもこの方が一目でわかりやすくて良いですね。ちなみにこのスタンプはカスタムで追加可能なので、オリジナルのスタンプを加えることが可能です。

注釈はこのような感じで一覧表示も可能です。色分けしておけばかなりわかりやすく管理可能です。クリックすることでその場所に移動も可能です。共同編集している際にはとても便利な機能だと思います。
OCR

OCR機能ですが、文章の種類を「検索可能なPDF」「画像のみのPDF」から選択して、レイアウトや文章の言語、解像度などを設定してから「OCRを実行します」を押すとOCRが開始されます。
今回はワードで作成したファイルをスクリーンショットを撮って画像化したファイルを読み込ませてみました。

実際にOCRをしてみた結果、文章自体はほぼ正確に取得できていました。ただし、文字の所々になざおのスペースが入ってしまうという問題がありました。OCRの精度自体は問題なさそうなのですが、このスペースが残念でした。
これがあるせいで、人がチェックしてスペースを削除する必要がありそうです。英文などではこのような問題は起こりにくいのですが、日本語はOCRが難しいですからね。
共有

共有機能ではUPDFクラウドにPDFをアップロードしてPDFを共有することができます。共有ボタンを押すとURLが生成されるので、リンクを共有するだけでPDFにアクセスできます。PDFは「コピー、ダウンロード、印刷を無効化」などの設定や、有効期限も1日、1週間、1ヶ月、永久から選ぶことができます。

リンクにアクセスするとこのようにブラウザからクラウド上のPDFにアクセスできます。クラウド上のPDFなので、PC以外にもスマホからもアクセスして閲覧も可能です。
変換

PDFをWord(.docx)、Powerpoint(.pptx)、Excel(.xlsx)、CSV、リッチテキスト(.rtf)、テキスト(.txt)、画像、XML、HTMLなどの形式に変換することができます。逆にWordなどのファイルをPDFに変換することも可能です。

このような感じで出力形式、ページの指定などを設定した上で出力が可能です。
UPDFのAIツールについて

UPDFにはAIツールが搭載されています。無料版では3つPDFまで、年間プラン、永久プランだと10個のPDFまで、100質問、PDFサイズ10MBなどの制限がありますが、AIツールも使用可能です。もっと本格的に使用したい場合はUPDF AIアドオンを契約することで、制限なく機能を使うことができます。
機能は右下にあるAIツールのボタンを押すと、右側にAIツールの画面が表示されます。PDFをクラウド上にアップロードしてAIアシスタントを使うことができます。
AI要約機能

試しに東京防災のPDFをアップロードして要約してもらいました。このような感じで、しっかりと文章を要約したものを出力してくれます。
AI質問機能

PDFの内容について「水害から身を守るにはどうすればいい?」と聞いてみました。しっかり答えてくれます。下側には引用元のページの表示を出してくれるなど、かなり細かい配慮もあり、すごく実用的になっています。
AI説明機能

説明してほしい単語などを選択した状態で、AIツールの機能の「説明」「要約」「翻訳」を選択することで小窓で説明してくれます。翻訳機能も使えるので、英文など外国語のPDFなどを読む際にも役に立ちそうです。
今回の個人的感想&まとめ
今回はオールインワンPDFソフトであるUPDF Proについてのレビューを書きました。実際にUPDF Proを使ってみた印象ですが、PDFソフトとしてはこれがあればOKというくらい機能が充実していました。
コメントによる注釈機能については、複数人でPDFをチェックしたり修正したりする際には活躍する機能だと思います。コメント以外にもステッカー機能で簡単に修正済みと表示したり、注釈一覧でコメントの一覧チェックなども可能です。さらにUPDFはクラウド共有機能があって、他の人に共有することも容易に行えるのが良いですね。
個人的にはAI機能もしっかりしていました。他社のPDFソフトのAI機能は有料でも使える出力数が少なくて、実用は厳しい感じでしたが、UPDFについてはAI機能は十分に実用レベルになっていると思いました。質問回数についても最大100回、AIアドオンプランなら1000回ということで十分な回数が用意されています。
UPDFについてはかなり完成度のたかいPDFオールインワンソフトに仕上がっていると感じました。優秀なPDFソフトを探している人は、ぜひUPDFをおすすめしたいです!
- オールインワンのPDFソフト!
- コメント注釈を加えることができる
- 実用的なAIツール機能を搭載
- OCRの際にスペースが入ってしまう
コメント機能、AI機能などを搭載したPDFソフトを探しているひとはUPDFを試してみてはいかがでしょうか? UPDF 公式サイト