仮想マシンを実行できるフリーソフト「VMware Player」を使おう!

今回紹介するのは、Windows上で仮想マシンや仮想OSを実行できる無償ソフトウェアの「VMware Player」です。仮想マシンというのは、Windows上で仮想のマシンを作ることができ、その中で別のOS(Linuxなど)をインストールして実行可能なものです。
このVMware Playerを用いることで、手軽にWindows上でWindows 7、Chrome OSや Linuxを実行できます。仮想マシンの用途は人それぞれでしょうが、入れておくと様々なテスト環境につかったり、Linuxを入れてプログラムの開発を行ったりすることができます。私もいつもお世話になっています。
「VMware Player」のおススメポイント!
仮想マシンのメリットは、物理マシンを用意してインストールする必要がない分気軽に実行することができ、なおかつ複数起動することができる点ですかね。Linuxを入れる際にもデュアルブートさせて、必要なときに切り替えるよりも、Windows上で実行させれば簡単ですし非常に楽です。
そういった意味でも、気軽にLinuxを使ってみたい、けどデュアルブートさせるのは面倒だという人にはハードルは低いかもしれませんね。
「VMware Player」のインストール方法!

VMware Playerのダウンロードページにアクセスして、名前とメールアドレスを入力して「続行」ボタンを押します。

「I agree to the terms conditions outlined in the End User license Agreement」にチェックを入れて「登録」を押します。

アクティベーションのメールが送信されるので、メールを確認します。

メールに記載されている「評価版のアクティベーション」をクリックします。

ダウンロードページに飛ばされるので、「VMware Player」をダウンロードしてきます。XPmodeを使おうとしている人はVMware Player3.1をダウンロードしてください。VMware Player4だと「Windows XP Mode仮想マシンのインポート」が正しくできません。「Windows XP Mode仮想マシンのインポート」が終わった後に4にバージョンアップしても大丈夫です。

ダウンロードしたsetup.exeを起動します。

「次へ」をクリックします。

インストール先を決めて、「次へ」をクリックします。

ショートカットを作るか聞かれるので、チェックはそのままで「次へ」をクリックします。

「続行」をクリックします。

インストールが開始されるので、インストールが終わるまでしばらく待ちます。

これでインストールは終了です。「今すぐ再起動」をクリックして再起動します。
「VMware Player」の起動!

VMware Playerを起動すると使用許諾規約が表示されるので、「使用許諾規約の条項に同意します」を選択して「OK」を押します。

初回以外はこの画面から起動します。あとは新規仮想マシンの作成から仮想マシンの作成を行うことができます。OSを持っていない人はとりあえず無料で手に入るubuntuを入れてみればいいと思います。

Ubuntuを仮想上で動かした画面です。快適さは使っているマシンスペックに影響されますが、普通に使うことができます。
今回の個人的感想&まとめ
今回はかなりメジャーなソフトウェアの紹介でした。なんでこんな記事を書いたのかというと、次回のVMware PlayerにXP Modeをインストールしよう!という記事のためでした。VMware Playerのインストールから書くと非常に長くなってしまうので、VMware Playerのインストール編とXP Modeの導入編に分けて2つの記事にしました。
今日の夜公開されるWindows7の「Windows XP Mode」をVMware Playerで使おう!もぜひ合わせてご覧ください。
まあVMware Player自体は使う人はすごい使っていると思いますけど、普通の人にはあんまり縁のないソフトウェアかもしれないですね。使うと非常に便利なソフトウェアですのでぜひ興味のある人は入れてみてはいかがでしょうか?