Windows標準搭載の仮想デスクトップを便利に拡張できるソフトSylphyhorn!

今回紹介するのはWindows10の仮想デスクトップの機能を更に便利に拡張できるソフトの「Sylphyhorn」を紹介したいと思います。Windows10から標準で搭載されている仮想デスクトップですが、そのままでは使い勝手が悪いところがあるのですが、Sylphyhornを入れることで仮想デスクトップがより使いやすくなる機能が追加されます。
Sylphyhornを入れることで追加される機能としては、仮想デスクトップの切り替えの際のループや仮想デスクトップごとに背景画像を変更したり、仮想デスクトップの番号を通知で表示したり、ショットカットキーを独自に設定したりすることができます。
Sylphyhornで追加されるの機能一覧
- デスクトップ切り替え通知
- アクティブなウィンドウを隣の仮想デスクトップへ移動
- アクティブなウィンドウを新しい仮想デスクトップへ移動
- ウィンドウのピン留め機能をショートカット キーで (タスク ビューより便利になります)・仮想デスクトップごとに壁紙画像の切り替え
SylphyHorn は、Windows 10 の仮想デスクトップを便利に使うためのツールです。ウィンドウごと別のデスクトップに移動するためのキーボード ショートカットや、仮想デスクトップの切り替え通知、仮想デスクトップごとに壁紙を変更する機能を提供します。
「Sylphyhorn」のインストール方法!

Microsoft Storeで「SylphyHorn」を検索します。もしくは下記URLにアクセスします。
SylphyHorn を入手 - Microsoft Store ja-JP
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/sylphyhorn/9nblggh58t01?activetab=pivot:overviewtab
SylphyHornを「入手」を押してインストールします。

「起動」を押します。
Sylphyhornの設定画面!

設定画面の一般では、「デスクトップ切り替え」の「仮想デスクトップをループさせる」にチェックするとループできるようになります。また、デスクトップ切替時にデスクトップ番号を通知を表示する際の表示時間などを設定できます。
※基本的に設定画面を出すときはタスクトレイから出すことが可能です。

仮想デスクトップの背景を設定することができます。

背景の設定方法としては指定されたフォルダ内に1.jpg、2.jpg、3.jpgという風に連番でデスクトップ番号に合わせて画像を配置します。

通知の表示の設定ができます。

キー設定1では「アクティブウィンドウを隣接した仮想デスクトップへの移動」や「アクティブウィンドウを新しく作成した仮想デスクトップへ移動」などのショートカットキーを設定できます。

キー設定2では「ウィンドウをすべてのデスクトップに表示(ピン留め)」や「アプリのウィンドウをすべてのデスクトップに表示(ピン留め)」などのショートカットキーを設定できます。
マウスで仮想デスクトップの切り替えを行う方法!

ロジクールのマウスなら、ロジクールのSetPointを拡張する「SetPointPlus」を導入することで、簡単に仮想デスクトップを切り替えることもできます。「SetPointPlus」を入れて任意のボタンに割り当てを行うことで仮想デスクトップの切り替えがより身近で使いやすくなります。
ロジクールのマウスの仮想デスクトップの操作をしたい場合は「タスクビュー」、「デスクトップ(右)」、「デスクトップ(左)」などが使えます。デスクトップ(右)は仮想デスクトップを右へ、デスクトップ(左)は左へ切り替えることができます。私はマウスホイールの左右を仮想デスクトップの切り替えに割り当てました。タスクビューは進むに割り当てて使っています。
今回の個人的感想&まとめ
今回はWindows10に標準搭載されている仮想デスクトップの機能を拡張できる「Sylphyhorn」の紹介でした。仮想デスクトップの不便な点をこれを入れるだけで改善できるのでおすすめです。とくに仮想デスクトップのループと仮想デスクトップの背景を変えられるのはありがたいですね。背景画像が変わるだけで直感的に今何番目のデスクトップを使っているのか分かるのはありがたいです。これは標準機能として搭載してもいいレベルだと思います。
あとはWindows10の仮想デスクトップはマルチディスプレイでディスプレイごとに切り替えが可能だといいんですけどね。全部が切り替わるのは個人的に微妙なので、このあたりの詳細設定ができるようになってくれるとありがたいですね。Windows10の仮想デスクトップはなにげに便利なのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか?