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水拭きモップ搭載の全自動ロボット掃除機Yeedi Vac 2 Proのレビュー!

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今回はモップパッド搭載で水拭きもできる全自動ロボット掃除機のyeedi vac 2 proのレビューを書きたいと思います。yeedi vac 2 proは吸引はもちろんのことですが、水拭き機能を搭載した最新のロボット掃除機です。毎分480回高速振動モップパッドにより、一般的な水拭き掃除機よりも強力に汚れを落とすことができます。

yeedi vac 2 proは購入応募サイトのMakuakeにてクラウドファンディングを実施しています。本体のみは最安が39,990円、自動集塵ステーション付きセットの場合は最安が56,490円となっています。

yeedi vac 2 proのレビュー!

Yeedi_vac2_pro_060.jpg つるピカ床を全自動で。水拭きに特化、世界に誇る高品質ロボット掃除機『yeedi』- マクアケ

新進気鋭のロボット掃除機ブランド「yeedi」今年の最新作です。yeediは皆様にとってより使いやすく、優れたデザインの製品をお手頃な価格で提供できることを目指し、2019年に設立しました。

昨年、日本へ初進出し発売したyeediモップステーションは、クラウドファンディングサイトのMakuakeにおいて4,700万円の支援額を調達し、ロボット掃除機部門において歴代2位を取得しました。「yeedi vac 2 pro 」はMakuake第二弾となる最新ロボット掃除機です。

仕様

モデル
yeedi vac 2 pro
サイズ
350mm×350mm×77mm(L×W×H)
重量
4.5kg
モーター
Nidecブラシレスモーター
ダストボックス容量
420ml
水タンク容量
180ml
動作電圧
14.4V
定格出力
40W
バッテリ容量
5,200mAh
吸引力
静音モード600Pa、省エネモード1,500Pa、通常モード2,800Pa、パワフルモード3000Pa
清掃モード
自動清掃/エリア清掃/カスタム清掃
動作音
約67〜70dB
充電時間
約6.5時間
稼働時間
最大220分
センサー
落下防止/衝突防止/フロアトラッカー/カーペット検知
境界線設定
仮想境界線およびモップがけ禁止境界線(アプリ経由)
音声コントロール
Amazon Alexa/Google Home Assistant/yandex Alice
アプリ
yeedi
接続
Wi-Fi 2.4GHz対応対応

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箱は大きめのダンボールで届きました。「Live Smart. Live Simple」と書かれていました。

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箱の中身はこのよう感じで入っていました。箱の中身が緩衝材の代わりになっている感じです。

内容物

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内容物は以下の通りです。

  • 掃除機本体
  • ドッキングステーション
  • 充電用ケーブル
  • エッジブラシ
  • クリーニングツール
  • 取扱説明書
  • 振動モッピングシステム
  • クリーニングクロス

電源ケーブル

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ドッキングステーションにつなぐ電源ケーブルです。一般的なメガネケーブルが使われています。

エッジブラシ

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エッジブラシです。これによって隙間などの細かいゴミを掻き出してロボット掃除機が吸い込んでくれます。

説明書

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説明書と保証書です。説明書はクイックガイドと詳細な説明書の2つ用意されています。基本的な使い方はクイックガイドを読むだけでも把握できます。

ロボット掃除機本体

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ロボット掃除機の本体です。直径35cmでよくあるデリバリー系のピザのLサイズとほぼ同じくらいのサイズ感です。

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正面には3D検出センサーが搭載されています。

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横側にもセンサーと、排気口がついています。

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上には「自動モードボタン」と「マッピングセンサー」がついています。

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マッピングセンサーはカメラになっていて、スマホにインストールしたアプリとのペアリングなどにも使用します。

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裏面です。裏面の左側にはエッジブラシを取り付けてしようします。中央には吸引用ブラシ、とその下にはゴミ集塵ステーションとの接続部分なども用意されています。

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裏側に書かれていた型番はYDVN11です。充電ドックはCH1822/CH1918となっています。その右側にはちゃんと技適マークも入っていますので、安心して日本国内で利用可能です。

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吸引部分です。ゴミはここから吸引します。この部分は簡単に分解できるような構造になっているので、ブラシに髪の毛などが巻き込まれても、ヘッドをすぐに取り出して掃除できます。

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車輪は表の状態では分かりませんでしたが、結構高さがあります。これにより少しの段差であれば問題なく超えることができます。

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車輪部分です。ちょっと凸凹した感じの車輪になっています。

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前方部分は落下防止センサーとキャスターがついています。金属端子部分がドッキングステーションとの接点でここから充電を行います。

ダストボックス

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ロボット掃除機が吸い込んだゴミはダストボックスに貯まるようになっています。ダストボックスの容量は180mlで結構な回数を掃除しても大丈夫なくらいの容量があります。ダストボックスはこのようにロボット掃除機のフタを上げてあげるとでてきます。フタを上げた状態では電源スイッチ、ダストボックス、クリーニングツールのブラシなどが入っています。

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ダストボックスは取手を起こしてこのように引き抜きます。

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中にはフィルターが入っています。吸引した後はここを通って排気されます。

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ダストボックスは赤いボタンで簡単に開くことができます。このままゴミを捨てるだけでOKです。

ドッキングステーション

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充電用のドッキングステーションです。基本はこれをベースにロボット掃除機は充電、部屋のマッピング、自動掃除などを行う形になります。

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ドッキングステーションの裏側には電源ケーブルを巻き取っておくことができるようになっており、コンセントまで必要な距離のケーブルを出すことができます。これによって無駄なケーブルがでなくなるのでスッキリさせることができます。この構造はケーブルのことを考えられていてとても良いと思いました。

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裏面はしっかりとした滑り止めがついています。

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このような感じでちょこっと乗っかった感じになります。掃除後は自動的にこの場所まで戻ってきて充電してくれるので、人は何もする必要はありません。ゴミが溜まった時に捨ててあげるくらいです。

振動モッピングシステム

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振動モッピングシステムです。この青い部分がフタになっていて、ここに水を入れておくとモップ側に自動的に水が出て常に水拭きができるような仕組みになっています。

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裏面はクリーニングクロスがついています。クリーニングクロスの毛はそんなに長くないタイプです。

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このようにマジックテープでくっついています。クリーニングクロスが汚れたら、取り外して洗うことができます。なので、クリーニングクロスは常に清潔にしておくことが可能です。

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振動モッピングシステムは、通常パーツを外して交換して使います。通常パーツは水拭きしない吸引のみの使用の際に取り付けておくもので、これ単体には何も機能はありません。

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このような感じで振動モッピングシステムを取り付けます。前のブラシでゴミを吸引して、その後をこの振動持っ萍システムで水拭きをして床をきれいにしてくれます。

アプリについて

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yeedi vac 2 proは基本的に。アプリがないと詳細な設定が変更できないので、アプリの導入は必須となります。アプリは日本語、英語、スペイン語、フランス語、中国語、イタリア語に対応しています。

アプリではエリアの設定や、掃除の回数(1回、2回)の指定、4段階の吸引力の調節(静音モード600Pa、省エネモード1,500Pa、通常モード2,800Pa、パワフルモード3000Paと)、3段階の水量調節が可能となっています。

それ以外にもお掃除ログやロボット掃除機の動作時間の設定、モップ禁止ゾーンの設定なども可能です。使用しているサイドブラシ、メインブラシ、フィルターなどのアクセサリー類の使用状況を%表示してくれて、交換のタイミングも分かりやすくなっています。ロボット掃除機のファームウェアの更新もアプリから行えます。

スマートスピーカー対応

yeedi vac 2 proはスマートスピーカーにも対応しています。Amazon AlexaやGoogle Homeのアプリで「yeedi」でスキルなどを導入するとスマートスピーカーなどと連携が可能です。スマートスピーカーなどに対応してくれているのはありがたいですね。

吸引力について

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掃除機の吸引力については個人的には満足です。アプリで4段階の調節が可能なのですが、静音モード600Pa、省エネモード1,500Pa、通常モード2,800Pa、パワフルモード3000Paとなっています。フローリングであれば省エネモードでも全然問題ないと思います。

私みたいなとにかく強い方がいいというタイプはパワフルモードが良いでしょう。パワフルモードで5部屋掃除してもバッテリー残量的には余裕があったので、基本的にパワフルモードで使用しています。ただし、パワフルモードは音が結構するので気になる人は静音モードで使うと比較的静かなのでおすすめです。

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エッジブラシについてですが、この細いブラシでゴミが取れるのか?と最初は疑問でしたが、実際に動かしてみると、このブラシが細い隙間までホコリを掻き出していたのでかなり大事なパーツだと思いました。このエッジブラシは見た目以上に効果があるパーツです。

水拭きについて

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yeedi vac 2 proの水拭きについてですが、アプリで3段階の水量調節が可能です。私は一番少なめで動かしています。それでもyeedi vac 2 proが通った後を素足で触れると濡れている感があるので十分な水量で吹いてくれていますね。最大にすると濡れすぎてしまう感があります。

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毎分480回の高周波振動モップパッドによって磨かれた床はかなりきれいになっています。画像を見てもらえば分かりやすいのですが、yeedi vac 2 proが通った場所と通っていない場所の差がよく分かると思います。水拭きのモップがけされた部分は水に濡れて光沢感が出ています。逆にモップがけされていないところはくすんだ感じの色合いになっています。

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いろいろな部屋を水拭きした後の状態ですが、かなり汚れが取れているのがわかります。

段差について

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ロボット掃除機で気になるのが段差問題です。近年設計された家であれば、基本的にバリアフリーで設計されていることが多く、部屋間に段差はほぼないと思います。しかし、私の住んでいる家はそこそこ古いので部屋間に段差がけっこうあります。段差があるとロボット掃除機は基本的に超えることができません。

yeedi vac 2 proを使っていてどれくらいの段差なら超えていくかについてですが、私が検証した感じでは1.8cmまではなんとか乗り越えていけていました。ただ、これも乗り越えられるときとそうでないときもあるのでかなりギリギリのラインだと思います。

段差がある家ではyeedi vac 2 proは使えないのか?という点ですが、全部屋の自動掃除はできません。しかし、手動で段差を超えてから「自動掃除」ボタンを押してあげれば勝手にその部屋を掃除してくれます。部屋間の移動は手動でやる必要がありますが、使えないわけではありません。ただし、マップ機能による掃除範囲の指定などはこの方法だと使えません。

正直なところ段差があると全部屋全自動とまではいきません。しかし、部屋ごとだけでも自動に掃除して水拭きしてくれるのは本当にありがたく、個人的にはめっちゃ助かっています。フローリングの水拭きって人がやるとかなり大変なんですよね。それを水を入れて放置でやってくれるのは本当に楽です。

ゴミ集塵ステーション

Yeedi_vac2_pro_050a.jpg yeedi vac 2 pro 自動集塵ステーションのレビュー!ロボット掃除機から自動でゴミを回収! - ShopDD

yeedi vac 2 proには実はオプションとしてゴミ集塵ステーションがあります。これは充電用のドッキングステーションにゴミを貯めておく機能を追加したもので、ロボット掃除機内のゴミを自動的に吸い出して、紙パック内に貯めておくことができます。紙パックは2ヶ月程度で満タンになるので、あとは紙パックを捨てるだけという優れものです。

ロボット掃除機内のダストボックスの掃除をしなくて済むとても便利なゴミ集塵ステーションについては、次の記事でレビュー記事を書きたいと思います。ぜひそちらの記事もご覧ください。

今回の個人的感想&まとめ

今回は水拭きができる最新ロボット掃除機のyeedi vac 2 proのレビューでした。ロボット掃除機というのは以前から興味がありつつも高額だし、そんなにきれいになると懐疑的で手を出してこなかったのですが、yeedi vac 2 proを実際に使ってみてその良さを実感しました。障害物検知で自動的に掃除してくれるのはもちろんですが、カーペットなどを検知して吸引力を自動強化したりと思っていた以上によくできています。

ロボット掃除機は自動で掃除してくれるので吸引だけでもありがたいのですが、yeedi vac 2 proは水拭きができるというのが個人的にかなり大きいです。普通に掃除機を使って掃除をしても、表面のチリヤホコリといったゴミは吸い込みますが、フローリングに付いた汚れなどはそのままになってしまいます。そこをyeedi vac 2 proはモップパッドで高速振動で磨いてくれるので、yeedi vac 2 proが通った後はピカピカになって気持ちが良いです。

ロボット掃除機のゴミ収集能力についてもかなり高く、一度手動で掃除機をかけた後にyeedi vac 2 proを試しても、ホコリが結構取れたので驚きました。自分で掃除してても意外に見落としてるホコリなどもロボット掃除機がカバーして集めてくれるのはいいですね。何より自動なのがいいですね。手間がかからずやってくれますからね。

自動的に部屋の掃除をしてくれるというのがこんなに楽だとは思いませんでした。もちろんロボット掃除機が入れないような隙間に関しては今まで通り自分で掃除機などをかけないといけないのですが、それでもいままの負担がかなり軽減できてありがたいですね。

Yeedi Vac 2 Proの評価

総合評価
4.3
おすすめ
4.5
デザイン
5
価格
3
性能
4.5
  • 水拭きができるロボット掃除機!
  • アプリで掃除する範囲を選択可能
  • 3Dセンサーで高度な障害物検知が可能
  • 最大3000Paの強力な吸引力

ぜひ水拭きできるロボット掃除機をお探しの方はyeedi vac 2 proを購入してみてはいかがでしょうか? yeedi vac 2 pro公式サイト

パソコンやスマホなどのガジェットに興味があり、大学で情報工学の勉強してシステムエンジニアに。ブログ歴は15年以上。ITの専門的な知識はそこそこあり、国家資格の情報処理技術者試験のスキルレベル4「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などを取得。

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